サボタージュ能力
デュエル・マスターズ黎明期から存在する、「このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、〜〜する」という能力に割り当てた用語のこと。
Magic:The Gatheringの同種の能力の通称に由来する。(サボタージュ能力)
誕生の祈 C 自然文明 (3) |
クリーチャー:ビーストフォーク 2000 |
このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、自分の山札を見る。その中からクリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。 |
攻撃をきっかけとして使用される能力だが、アタックトリガーよりもさらに扱いにくい。この能力を発動させるためには、召喚酔いが解けるのを待つのに加え、ブロッカーやニンジャ・ストライクを持つシノビの有無などハードルが高くなっている。
初期はこの能力を持つクリーチャーがそこそこおり、《誕生の祈》、《機怪人形ガチャック》など環境レベルのカードも存在したのだが、インフレの進行とともに使いづらさが目立ち、エピソード1以降はほぼ収録されなくなってしまった。
ルール
- アタックトリガーとは発動タイミングが異なる。アタックトリガーはブロック宣言前だが、サボタージュ能力はブロック宣言後(ブロックされなければ)発動する。
その他
- バイオ・Kは指定種族のクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、手札から捨てることで発動する能力である。
- 元ネタのMagic:The Gatheringではサボタージュ能力は飛行を始めとした攻撃を通しやすくする能力が多く存在し、プレイヤーに攻撃を通す難度に見合ったスペックのものも登場し続けているため、環境にもよるがそこそこ使われている。
- 「サボタージュ(sabotage)」は日本語の「サボる」の語源としても知られているが、本来の意味は「破壊活動」を意味するフランス語。サボタージュ能力についてもそちら側の意味に由来する。
- デュエルマスターズWikiではこの用語が2019年7月頃に提唱され始めたためあまり浸透しておらず、この俗称を口頭で伝えても相手が理解できない可能性は高い。
サボタージュ能力を持つ有名なカード
参考