#author("2022-06-14T02:38:51+09:00","","")
#author("2024-10-19T16:45:05+09:00","","")
*&ruby(トリプル){T};・ブレイカー [#oc71f2ee]

|T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)|
1回の[[攻撃]]で[[シールド]]3つを同時に[[ブレイク]]できるという[[キーワード能力]]。[[DM-05]]で初登場。([[2017年3月25日ルール改訂]]以前は1枚ブレイクを3回行える行為だった)
1回の[[攻撃]]で[[シールド]]3つを同時に[[ブレイク]]できるという[[キーワード能力]]。能力としては[[DM-05]]で初登場。

|《グラディアン・レッド・ドラゴン》 SR 火文明 (10)|
|グラディアン・レッド・ドラゴン SR 火文明 (10)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 15000|
|T・ブレイカー|

処理手順は[[W・ブレイカー]]と同じ。
デュエル・マスターズは基本ルールではゲーム開始時に5つの[[シールド]]を準備する。[[W・ブレイカー]]を使ってその5つを割り切るには最低3体(あるいは3回の攻撃)が必要になるが、T・ブレイカーが含まれると1体少ない最低2体で割り切ることができ、その差は大きくみられる傾向にある。

[[W・ブレイカー]]に比べブレイク数が1つ増えただけだが、その差は大きくみられる傾向にある。というのも、シールドが5枚で始まるこのゲームでは、基本的にW・ブレイカーの場合3回相手プレイヤーを攻撃しないと相手のシールドは0にできないのに対し、T・ブレイカーは2回で済むためだと思われる。しかし、クリーチャーはバトルゾーンに複数並べられるため、この考えはあまりよろしくないだろう。
もっとも、少ないクリーチャーで[[リーサル]]に届かせる場合での優秀さであり、3打点であること以上のメリットがある[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]][[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]][[《“轟轟轟”ブランド》]][[《SSS級天災 デッドダムド》]]のようなパターンだったり、頭数の多さで5打点以上にできるなどの理由でT・ブレイカーを持たなくてもアタッカーとして高性能なクリーチャーは多数存在する。

特に[[高速化]]が激化した[[革命編]]以降になると、この差はさらに大きく見られがちになった。[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]、[[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]、[[《“轟轟轟”ブランド》]]の初期の評価の低さはそれを示すとも言える。これらは後に評価が急上昇したため、W・ブレイカーも決して侮れる能力ではないことも示しただろう。
また、一度にブレイクする個数が多いことは、決してメリットばかりではない。1回の攻撃で最大3枚の[[S・トリガー]]を相手に使わせてしまう可能性がある。加えて、[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]の登場以降は、5つのシールドにT・ブレイクすると[[革命]]2で[[S・トリガー]]を使わせてしまうため、[[W・ブレイカー]]から攻撃するのがより重視されるようになった。

[[W・ブレイカー]]とT・ブレイカーが同時に存在している場合、前者から[[攻撃]]するのが[[プレイング]]のセオリーとされている。[[王来篇環境]]より広く使われている[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]は[[革命]]2で[[S・トリガー]]を得るため、それを避けるためである。

-攻撃時にパワーが12000〜17500のクリーチャーはデメリットなしで持っていることがほとんど。当然、[[プレイヤー]]に[[攻撃できない]]などの[[能力]]がある場合は持っていない。
-攻撃時に[[パワー]]が12000〜17500のクリーチャーはデメリットなしで持っていることがほとんど。当然、[[プレイヤー]]に[[攻撃できない]]などの[[能力]]がある場合は持っていない。
--[[《悪魔神バロム》]]と[[《聖霊王アルカディアス》]]は[[パワー]]が12000を超えているが、当時はまだT・ブレイカーが登場していなかったため、かわりに[[W・ブレイカー]]を持っている。
--[[禁断]]系の[[クリーチャー]]の最高ラインでもある。[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]、[[《Forbidden New Year》]]、条件を満たした[[《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]はいずれも[[パワー]]18000を軽く超えているが、T・ブレイカー止まりとなっている。

-[[禁断]]系の[[クリーチャー]]はすべて、パワーが18000以上であってもT・ブレイカーになっている。最高ラインでもある。[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]、[[《Forbidden New Year》]]といった特殊なクリーチャーはもちろん、[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]や条件を満たした[[《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]といった一般クリーチャーに近い特性でも自力で[[Q・ブレイカー]]以上を持つことはない。

-登場当時([[DM-05]])は[[エキスパンション]]の目玉であり、一度に半分以上の[[シールド]]を吹き飛ばす強力な[[能力]]とされていたため、所持[[クリーチャー]]は10[[コスト]]以上([[《天海の精霊シリウス》]]など)か、何らかの[[デメリット]]付き([[《殺戮の羅刹デス・クルーザー》]]など)か、[[コスト論]]的に損をしている([[《ボルガッシュ・ドラゴン》]])かのいずれかであった。&br;今では、[[パワー]]が12000を超した[[クリーチャー]]にそうした[[デメリット]]なしでこの[[能力]]がつけられるのは当然となっている。

-[[転生編]]辺りではT・ブレイカーを持つ[[進化クリーチャー]]は[[《太陽王ソウル・フェニックス》]]のような例外を除いて[[《クリスタル・ツヴァイランサー》]]のような8[[マナ]]以上のものに限られていた。だが、[[エピソード2]]以降では[[《黄金世代 鬼丸「爆」》]]を皮切りに、6[[マナ]]以下で[[T・ブレイカー]]を持つものが数多く登場している。

-[[革命編]]では[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]、[[革命ファイナル]]では[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]など、[[インフレ]]に伴う[[高速化]]により、3~4ターン目にT・ブレイカーが飛んでくる光景はもはや珍しいものではなくなっている。

-[[グランセクト]]は[[パワー]]12000の[[クリーチャー]]に対するサポートが厚いため、必然的にT・ブレイカー持ちの[[クリーチャー]]が多くなっている。同種族の[[W・ブレイカー]]よりも圧倒的に多い。
-[[グランセクト]]は[[パワー12000以上]]の[[クリーチャー]]に対するサポートが厚いため、必然的にT・ブレイカー持ちの[[クリーチャー]]が多くなっている。同種族の[[W・ブレイカー]]よりも圧倒的に多い。

-[[コスト]]が一番小さいT・ブレイカー持ちの[[クリーチャー]]は[[《緑神龍ドラピ》]]。

**[[2017年3月25日ルール改訂]]前 [#c8fcd67f]

1体のクリーチャーが1回の攻撃で3回シールドブレイクをする能力だった。処理手順は[[W・ブレイカー]]と同じ。

-ルール改定以前の漫画やアニメだと演出の都合上、同時に複数の[[シールド]]が[[ブレイク]]されることがほとんどで、当時としては正しい表現ではなかった。なおブレイクされたシールドの[[効果]]についてはちゃんと[[解決]]してから、次のブレイクされたシールドの効果に移っていた。ルール改定によりこの演出の通りになった為、演出として違和感がなくなった。

**参考 [#pec334f8]
-[[《グラディアン・レッド・ドラゴン》]]
-[[《緑神龍ドラピ》]]
-[[用語集]]
-[[キーワード能力]]
-[[シールド]]
-[[ブレイク]]
-[[追加ブレイク]]

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