#author("2022-10-18T16:22:51+09:00","","")
#author("2024-05-20T17:02:42+09:00","","")
*【&ruby(くろたん){黒単};ド・ラガンザーク】 [#u7b67a27]

[[DMRP-10]]で[[《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》]]が登場したことによって成立したデッキタイプ。【黒単オレガ・オーラ】や単に【ド・ラガン】とも呼ぶ。

[[《葬罪 ホネ損ビー》]]の[[手札補充]]を極力成功させるため、基本は黒単で組まれる。《ホネ損ビー》に注目しない場合は[[【青黒オレガ・オーラ】]]を参考に。
2マナの墓地肥やしとして[[《幽具リンリ》]]が登場した為、以前より[[《*/弐幻ケルベロック/*》]]や[[《罪・獄・殺》]]といった[[闇]][[オーラ]]以外のカードが採用しやすくなった。

[[DMRP-12]]で相性の良いカードが大量に追加されたが、フィニッシュ手段が大きく変わってくるので、其方はサブプランとして紹介する。

**主要カード [#ae91040b]
|[[《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》]]|核。cipとアタックトリガーでコスト8以下のオーラを付ける。[[罪・無月の大罪]]で味方が一体犠牲になるのに注意|
|[[《無修羅デジルムカデ》]]|[[クリーチャー]][[タップイン]]を強要。ロックの要|
|[[《骸魔宮 ドクロガリヤ》]]|GRクリーチャーを1体出して生贄に回せる。破壊とハンデスも強い|
|[[《幽影エダマ・フーマ》]]|[[離れる]]時、身代わりにできる|
|[[《葬罪 ホネ損ビー》]]|初動[[墓地肥やし]]。能力が少しずつ異なるので、用途に合わせて選ぼう|
|[[《幽具リンリ》]]|~|
|[[《幽具ギャン》]]|~|


**候補オレガ・オーラ [#if65b13a]
|ハンデス| |
|[[《乱罪 ダイパ殺デー》]]|初動[[ハンデス]]。[[無月の大罪]]で2マナ|
|[[《幽鬼ブチャカティ》]]|ハンデス。一度きりの[[ブロッカー]]にも。生贄としても|
|[[《解罪 ジェ霊ニー》]]|精度の高いハンデス。[[無月の大罪]]で4マナ|
|[[《零星アステル》]]|二枚ハンデス|
|[[《罪修羅ジャ悪ペンドラ》]]|重量級ハンデス。複数枚装着すれば[[ライブラリアウト]]も可能。[[無月の大罪]]で6マナ|
|除去| |
|[[《衰罪 デ殺パイダー》]]|2000のパワー低下を放つ。元々軽いので生贄の役目も。一応[[無月の大罪]]で2マナ|
|[[《斬罪 シ蔑ザンド》]]|互いのクリーチャーを1体ずつ破壊。[[無月の大罪]]で2マナ|
|[[《牙滅罪 ゲ邪ンブルグ》]]|このオーラを付けた時と攻撃時に大幅なパワー低下。[[無月の大罪]]で5マナ|
|[[《蒼卍龍 ドギラゲンム》]]|確定除去一発と、破壊に反応する手札補充|
|[[《卍魔刃 キ・ルジャック》]]|大規模[[確定除去]]。[[pig]]で[[オーラ]]を[[踏み倒し]]|
|[[《幽具ランジャ》]]|[[S・トリガー]]。軽量除去|
|[[《罪罰執行 ジョ喰ンマ》]]|[[S・トリガー]]の[[確定除去]]。[[無月の大罪]]で5マナなので手打ちも|
|リアニメイト| |
|[[《我狼罪 フェンリ業ル》]]|リアニメイト要員その2。墓地から何でも出せる上にパワーも高い。[[無月の大罪]]で4マナ|
|[[《卍罪 ド・リュザーク》]]|リアニメイト要員その3。このオーラを付けた時も発動。[[無月の大罪]]で5マナ|
|[[《卍∞ ジ・エンデザーク ∞卍》]]|リアニメイト要員その4。一度きりだが、ノーコストで[[自壊]]と[[リアニメイト]]を行う|
|他||
|[[《失罪 モグニ否フ》]]|[[準バニラ]]だが、[[無月の大罪]]で1マナ|
|[[《幽影アイザック・フック》]]|呪文メタ。生贄としても|
|[[《重罪 マンダ堕ム》]]|コスト8以下のオーラを[[サルベージ]]。[[無月の大罪]]で3マナ|
|[[《零星セブホール》]]|[[墓地肥やし]]と[[サルベージ]]|
|[[《*/弐幻ケルベロック/*》]]|水のオーラだが、付けた時の[[アンタップ]]が非常に便利。&br;[[《幽具リンリ》]]をベースに組むならぜひ採用したい|

**候補クリーチャー [#if65b24c]
|[[《凶鬼51号 ハーシル》]]|[[無月の大罪]]における生贄。2マナ。アドバンテージを取る方向性で選びたい|
|[[《凶鬼56号 ゴロン》]]|~|
|[[《デュラン・ベルトラン》]]|~|
|[[《埋葬の守護者ドルル・フィン》]]|[[無月の大罪]]における生贄。3マナ。[[pig]]で大量に墓地を肥やせる。|
|[[《暗黒鎧 ダースシスK》]]※|手札のオーラを捨てて墓地の調整を行う。ノーコストで出せる点も強い|
|[[《凶鬼02号 ドゴンギヨス》]]|疑似[[ランデス]]、[[墓地肥やし]]、[[封印]]からの復帰などが持ち味|



**候補呪文 [#ifi65a25c]
|[[《大罪十二宮》]]|墓地からオーラが使用可能に。[[無月の大罪]]で2マナ|
|[[《罪・獄・殺》]]|破壊対象の状態は問わない、オーラ版[[《地獄門デス・ゲート》]]|
|[[《罪・羅・卍・罰》]]|全体[[パワー低下]]。このデッキなら1マナで唱える事もザラ。&br;[[《U・S・A・BRELLA》]]など、厄介な[[メタ]][[クリーチャー]]の始末に最適|





**超GRゾーン [#tf637d3f]
|[[《ザーク卍ウィンガー》]]|除去[[耐性]]付き[[GRクリーチャー]]。&br;[[《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》]]を粘り強くする為にも必須|
|除去| |
|[[《モウドク 乙-一式》]]|[[マナドライブ]]3([[闇]])達成時に2000の[[パワー低下]]を放つ|
|[[《タイザイ 丁-二式》]]|[[マナドライブ]]5([[闇]])達成時に4000の[[パワー低下]]を放つ|
|[[《マジン 丁-二式》]]|[[マナドライブ]]6([[闇]])達成時に[[選ばせ除去]]を放つ|
|ハンデス| |
|[[《ノロイ 丙-三式》]]|選ばれた時に[[ハンデス]]|
|[[《ソゲキ 丙-一式》]]|[[マナドライブ]]5([[闇]])達成時にハンデス|
|[[《ソゲキ 丙-一式》]]|[[マナドライブ]]4([[闇]])達成時にハンデス|
|墓地利用| |
|[[《ダラク 丙-二式》]]|[[cip]]で次に引く[[手札]]の質を上げられる。[[墓地肥やし]]としても|
|[[《シニガミ 丁-四式》]]|[[バトルゾーン]]を[[離れる]]と[[墓地肥やし]]|
|[[《オーマ 丙-二式》]]|[[バトルゾーン]]を[[離れる]]と[[オーラ]]を1枚[[墓地回収]]|
|[[《ヨモツ 丁-三式》]]|[[マナドライブ]]5([[闇]])達成時に墓地回収|




**DMRP-12におけるサブプラン [#tg642d3f]
|[[《滅亡の起源 零無》]]/[[《零龍》]]|サブフィニッシャー。このデッキなら条件達成も簡単|
|[[《零》]]|毎ターン[[ハンデス]]。攻撃時に確定除去。&br;攻撃時は[[バトル]]にも強く、[[コスト軽減]]も備える|
|[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]|[[《零》]]と組ませて手札を空にする|
|[[《零星アンバラン》]]|付けた時、互いのクリーチャーを破壊。[[《破壊の儀》]]の条件を達成させるのが早い|


**このデッキの回し方 [#m47b5b6e]
序盤は墓地を肥やしつつ、[[無月の大罪]]で早出しした[[オーラ]]の効果でアドバンテージを稼ぐ。
準備ができ次第[[《無修羅デジルムカデ》]]を召喚。遅延させた後は[[《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》]]の殴り返しで[[アドバンテージ]]を稼ぎつつ、相手の返し手がなくなったところで[[1ショットキル]]を仕掛ける。

[[DMRP-12]]のサブプランを考慮する場合は[[零龍卍誕]]達成時に1ショットキルを狙う。
ゲーム開始時に相手の手札を一枚増やしてしまう為、[[ハンデス]]を多用して増えた手札を利用させないようにしたい。

**長所 [#rb2eaacd]
[[GR召喚]]は基本的に[[コスト踏み倒しメタ]]に強く、[[バトルゾーン]]に出ることを阻害されにくい。
全体的にバトルゾーンを離れた時能力や耐性を持つGRクリーチャーが多く、[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]方式の[[コスト踏み倒しメタ]]にも強い。

[[呪文]]が全く入らないか、入っても2、3枚程度なので[[呪文メタ]]にも強い。
また、マッドネスが入っていないにもかかわらず、[[《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》]]が相手のターン中に山札のてっぺんへ舞い戻る効果を持つのでハンデスにも強い。むしろ手札破壊を受ければ受けるほど強くなる利点も。

順調にオレガ・オーラを装着し続けると火力は元より[[タップイン]]を絡めたパワー15000前後の[[ファッティ]]による[[殴り返し]]や[[《ドンジャングルS7》]]方式の攻撃対象固定にビクともしないパワーラインになる。

**短所 [#fc563508]
1体のクリーチャーだけをオーラで強化し続けるとそのクリーチャーがバトルゾーンを離れた時に立て直しが困難となる為、ある程度のGRクリーチャーを展開する必要がある。[[【5色蒼龍】]]など[[パワー]]を問わない[[除去]]を放つ手段の豊富なデッキには脆い。

カウンター封じがないので[[S・トリガー]]から[[コンボ]]に入ることができる[[デッキ]]にも不利が付く。[[《罪修羅ジャ悪ペンドラ》]]は[[山札破壊]]効果に[[ブレイク]]を要するため、[[シールド]]0枚からの[[革命0トリガー]]、[[ニンジャ・ストライク]]程度しか防げない。

しかし何といっても[[墓地利用メタ]]には弱い。[[《ポクチンちん》]]や[[《ポクタマたま》]]を出されたら諦めて再び墓地を肥やそう。


**環境での変遷 [#m47b5b6e]
成立早々[[チャンピオンシップ]]での入賞が報告され、その後も各地のCSで上位入賞の報告がちらほら見られるようになった。
しかし、[[【ジョット・ガン・ジョラゴン】]]など他のデッキタイプが勢いを伸ばしていくと、あまり環境で見かけにくくなった。

ただ[[DMBD-12]]で[[《幽具リンリ》]]を獲得してからは[[デッキビルディング]]の幅が広がり、[[DMRP-12]]では[[《零龍》]]も新たにサブフィニッシャーとして使えるようになった。

これからの活躍を期待したいところだったが、後に[[GR]]潰しの[[《U・S・A・BRELLA》]]や[[《とこしえの超人》]]が登場。
[[GRクリーチャー]]がいなければ当然オーラもバトルゾーンに出ないため、大幅な弱体化を余儀なくされた。
現在は[[コスト踏み倒し]]メタを見ない場合が珍しくなり、除去呪文など[[オーラ]]だけに頼らない構築が求められるようになった。



**参考 [#e14ff108]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/クリーチャーコントロール]]
-[[オレガ・オーラ]]
-[[《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》]]

&tag(デッキ集,クリーチャーコントロールデッキ,オーラデッキ);