#author("2022-06-15T18:20:23+09:00","","")
#author("2024-05-31T12:14:42+09:00","","")
*《フューチャー・ハンド》 [#ve2ea4ce]

|フューチャー・ハンド UC 闇文明 (7)|
|呪文|
|''S・トリガー''(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)|
|次のうちいずれか1つを選ぶ。|
|▶相手のクリーチャーを1体破壊する。|
|▶相手のデュエリストを1つ破壊する。|

[[DMEX-18]]で登場した[[闇]]の[[呪文]]。

[[モード]]で相手の[[クリーチャー]]1体か「[[デュエリスト]]」1つのどちらかを破壊することができる。
相手の[[クリーチャー]]1体か[[デュエリスト]]1つを[[破壊]]する[[S・トリガー]]。

このカードの現時点では[[デュエリスト]]に相当するカードは存在せず、「[[デュエリスト]]を[[破壊]]する」[[能力]]は選んでも何も起こらない[[能力]]となっている。そのため、事実上[[《デーモン・ハンド》]]の[[下位互換]]。[[《奇天烈 シャッフ》]]対策を考慮しても追加能力を持つ[[《デビル・ハンド》]]や[[《電脳の女王 アリス/不埒な再侵入》]]の存在が気がかり。
[[王道篇]]現在[[エレメント]]であること以外謎に包まれた[[カードタイプ]]「[[デュエリスト]]」の[[メタカード]]である。

一応、それらと違い[[モード]]の2つめの[[能力]]を選ぶことで「唱えた上で何もしない」選択肢を取ることが可能。もっとも、「[[呪文]]は唱えたいが相手の[[クリーチャー]]を[[除去]]したくない」という場面は滅多にないだろう。
同弾の[[《ルナ・デイブレイクΣ》]]も登場時点では未登場だった[[タマシード]]について[[テキスト]]内で触れていたが、[[注釈文]]でカードタイプの例として挙げただけのそちらと異なり、名指しで[[破壊]]する[[効果]]となっている。そのためデュエリストが実際に登場してみないことには強いとも弱いとも言い難い。

しかも、後に[[デュエリスト]]が登場したところで、このカードが使われるかどうかは疑問に残るところ。結局オブジェクトを1つしか除去できないというのは、[[S・トリガー]]付きとはいえ7コストに見合ってるスペックとは言い難く、純粋に[[カード指定除去]]の方が[[コストパフォーマンス]]も[[汎用性]]も高いだろう。
[[カード指定除去]]や[[エレメント]]指定除去に乏しい[[闇]]で[[非クリーチャー]]を破壊できるのは純粋に[[メリット]]だが、後の[[《邪招待》]]と比べると[[コストパフォーマンス]]が悪すぎるのも事実。[[モード]]の1つ目が[[《デーモン・ハンド》]]他多数の[[下位互換]]であることも加味すると、[[コスト]]5以上で強力なデュエリストが登場してはじめて採用候補になるカードだろう。

このカードが環境で脚光を浴びるとしたら、
-破壊対象となる[[デュエリスト]]が環境レベルで強い
-そのデュエリストが何枚ものカードで構成されたオブジェクトで、その[[構成カード]]もまとめて破壊しないといけない(1枚だけ破壊するだけならカード指定除去で十分)
という2つの条件が揃った時だろう。
元ネタは[[Magic:The Gathering]]の[[《蒸気打ちの親分/Steamflogger Boss》>http://m.mtgwiki.com/wiki/%E8%92%B8%E6%B0%97%E6%89%93%E3%81%A1%E3%81%AE%E8%A6%AA%E5%88%86/Steamflogger_Boss]]と思われる。[[DMEX-18]]のオマージュ元の[[エキスパンション]]「未来予知」出身のカードで、こちらと同じく登場時点では存在しなかったカードタイプ「からくり」を名指しした能力を持っていた。
「未来予知」から10年後の2017年にからくりは収録されたが、注目すべきは''からくりを登場させるつもりはなかった''というコラムである。
そのため、デュエリストも存在を匂わせるだけで永遠に登場しない可能性があると言わざるを得ないだろう。

//-kurioneによって先行公開された。
**その他 [#k343a784]
-[[イラスト]]は[[DMC-44]]版[[《デーモン・ハンド》]]のオマージュ。

--一般的に「デュエリスト」とはデュエルを行う人、すなわち([[デュエル・マスターズ]]をはじめとするカードゲームにおける)プレイヤーを指す言葉である。
---後述の「よくある質問」の更新前は、「[[プレイヤーを直接攻撃するのか>ダイレクトアタック]]」などととネタにされていた。
---2022/02/13には、未来の[[切札 勝舞]]が令和の[[切札 勝舞]]を《フューチャー・ハンド》で[[抹殺することを試みる動画>https://youtu.be/UppuihU20ns]]がデュエチューブで公開された。このふざけた内容を鵜呑みにすると、未来のデュエリストの格好はパンツ一丁であり、最近デュエマをやってない人やパンツ一丁ではない相手には《フューチャー・ハンド》の効果対象外となる。
-[[DMEX-18]]時点では[[キーワード処理]]「[[破壊]]」はクリーチャーにしか適用されなかったため、[[モード]]の2つ目は「[[デュエリスト]]を[[種族]]に持つクリーチャーを破壊する」効果と解釈する必要があった。しかし、クリーチャーを数える単位が「1つ」なのはおかしい上に、情報解禁祭で「不明なカードタイプ」と紹介されたことと矛盾してしまう問題があった。
--2022年4月8日[[総合ルール]]改定により、クリーチャー以外も破壊されることが明文化された。また、2023年3月10日に[[エレメント]]という用語が登場し、デュエリストがクリーチャーではないことがさらにわかりやすくなった。

--2022/02/18付の「[[よくある質問>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40858/]]」更新後は、''対戦相手やプレイヤーを指す言葉ではない''事だけは明言されている。このQ&Aは、発売当初の[[《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]における[[禁断フィールド]]の時と同様の形式であり、次以降のシリーズで登場する新たな[[特性]]の種類の一つと思われる。
//このカードの登場時点で、「○つ」と数えるオブジェクトはシールドと封印だけ
//EX-16からクロスギアも「つ」で数える

---現状、「○''つ''」と数えるオブジェクトは[[シールド]]と[[封印]]だけであり、「○''体''」と数える[[クリーチャー]]に付く[[特殊タイプ]]や[[種族]]ではないと推測できる。
-[[デュエマあれから劇場 #8>https://youtu.be/UppuihU20ns?si=_k1N8SgggNb_SBIV]]では???年後の未来から来た[[切札 勝舞]]が使用。デュエリストを破壊する効果によって''過去の自分を抹殺''しようとしたが、現代の切札 勝舞はしばらく[[デュエマ]]に触れていなかったためデュエリストと判定されず無事だった。
--この動画の5日後に更新された[[公式Q&A]]にはデュエリストについて「''[[プレイヤー]]を指す言葉ではありません''」という当然すぎる記述があった。
#region2(オチを含めた考察){{
未来の勝舞が現代の勝舞を殺してしまうとタイムパラドックスが生じ、最悪の場合未来の勝舞も共倒れで消滅する。そのため未来の勝舞には最初から現代の勝舞を殺すつもりはなく、デュエマのやる気を出させることが目的だったと考察できる。

&ruby(デュエリスト){決闘者};ではないので無事だったというくだりも現代の勝舞が早合点しているだけで、そもそも未来の世界における《フューチャー・ハンド》は公式Q&A通りプレイヤーを破壊できない可能性が高い。現代の勝舞が効果を知らないことを利用して脅しに使ったということ。

-これまで公式の「破壊」用語はクリーチャーのみに使われることが徹底されていた。このカードの登場により総合ルール701.6.に修正が加えられると思われる。
--ただしプレイヤー間での俗称では「破壊」はどんなカードやゾーンにも使われていた。例:クロスギア破壊、[[手札破壊]]、[[マナ破壊]]
動画のオチは現代の勝舞が未来の勝舞の格好を真似するというものになっている。現代の勝舞もいつか彼の意図に気づき、タイムマシンに乗り込む日が来るのだろうか。
}}

-カードイラストは[[DMC-44]]版[[《デーモン・ハンド》]]のオマージュ。

**[[サイクル]] [#kc8223d5]
[[DMEX-18]]のフューチャー[[呪文]][[サイクル]]。いずれも未来フレームかつ、[[DMRP-06]]でフィーチャーされた[[呪文]][[名称カテゴリ]]に所属している。
[[フレーバーテキスト]]では、「もしも各[[文明]]のアイデンティティ形成の根幹に関わる要素が欠けていたら」というif世界線の様子が描かれる。
-[[《フューチャー・スパーク》]]
-[[《フューチャー・ブレイン》]]
-''《フューチャー・ハンド》''
-[[《フューチャー・スクラッパー》]]

[[自然]]には存在しないが、[[《樹界の守護車 アイオン・ユピテル》]]が未来フレームかつこれらと似た[[フレーバーテキスト]]を持つ。

**関連カード [#ne0760bd]
-[[《デーモン・ハンド》]]

-[[《フューチャー・スラッシュ》]]
-[[《フューチャー・カプセル》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#t5292b6d]
-[[DMEX-18]]&br;'''[[悪魔>デーモン・コマンド]]の存在しない[[闇文明]]。そこでは、主なき[[闇]]の存在が象徴を求めて強きものを求め続けるが、自らの手でことごとく握りつぶしてしまう。'''

**収録セット [#l5bc5450]
-illus.[[boyaking]]
--[[DMEX-18 「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」>DMEX-18]](41/75)

**参考 [#be0b54af]
-[[S・トリガー]]
-[[モード]]
-[[クリーチャー]]
-[[デュエリスト]]
-[[破壊]]
-[[確定除去]]

-[[ハンド]]

----
公式Q&A
<Q.[[デュエリスト]]とはなんですか?
参照:''《フューチャー・ハンド》''
A.まだわかりません。ただ、対戦相手や[[プレイヤー]]を指す言葉ではありません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40858/]]

&tag(呪文,闇文明,黒単,単色,コスト7,S・トリガー,モード,除去,単体除去,確定除去,破壊,単体破壊,デュエリストメタ,・,ハンド,UC,アンコモン,boyaking);