#author("2024-03-22T10:30:14+09:00","","")
#author("2024-06-01T22:56:25+09:00","","")
*《&ruby(ズッとも){B.F.F.}; モーメント》 [#n62c7472]

|B.F.F. モーメント R 水文明 (6)|
|呪文|
|''S・トリガー''|
|カードを1枚引く。|
|自分の手札の枚数以下のコストを持つ相手のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。|

[[DMRP-19]]で登場した[[水]]の[[呪文]]。

1[[ドロー]]後、[[手札]]の枚数に応じて相手に全体[[バウンス]]を行う。手打ちにはやや重いので[[S・トリガー]]での防御札として使いたい。

[[S・トリガー]]で唱える場合は相手の[[ブレイク]]で[[手札]]が増えたタイミングで唱えられるため、より多くの[[クリーチャー]]を[[バウンス]]できるようになる。低[[コスト]][[クリーチャー]]を中心に攻める[[ビートダウン]]に対しては特に効果的。

全体[[バウンス]]の[[S・トリガー]]としては[[《テック団の波壊Go!》]]が既に存在する。あちらは[[手札]]の状況や[[ブレイク]]されるタイミングに左右されずに[[コスト]]5以下の全体[[バウンス]]が使える。

[[手札]]が切れないように心掛ける[[デッキ]]においては、[[ブレイク]]による[[手札補充]]も合わせれば[[S・トリガー]]で捲れた際に[[《テック団の波壊Go!》]]の[[全体>全体除去]][[バウンス]]を選んだ時のような使用感を発揮することができる。そうでなくとも頭数をある程度揃えるタイプの安定感重視型の[[【我我我ブランド】]]にはなかなか刺さり、そうしたデッキによく入る2[[コスト]]以下の[[ウィニー]]なら大体場面を選ばずに一掃できる。

同じようなことができる札としては[[《謎帥の艦隊》]]も比較対象になる。[[【我我我ブランド】]]対面だけを考えれば、こちらの方が捲れるタイミングを選ばずに安定して効果を発揮することができる。

[[S・トリガー]]を持つ[[水]][[単色]]の[[防御札]]ということで[[【ライベルモットループ】]]とも相性が良い。
[[《葬磁縫合 セブ・シュテロン Λ》]]なら[[オールハンデス]]と大量[[手札補充]]が合わさってこのカードの破壊力を激増させてくれる。

意外と[[《禁断〜封印されしX〜》]]型[[【5色グレンモルト】]]とも相性が良い。というのも、[[《天災 デドダム》]]や[[《インフェル星樹》]]のおかげで手札が切れにくいためである。

また、[[《テック団の波壊Go!》]]と同じく[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]と組み合わせることで手札に引いてしまっても使い道はある。
似たカードに[[《マジカル・バキューム》]]もあったが、[[S・トリガー]]が付いて対象を選ばなくなった事で利便性が向上に成功したと言える。

**環境において [#c4953fa1]
それまで[[汎用性]]が[[《テック団の波壊Go!》]]に劣ることから評価がマチマチであったが、[[DMBD-21]]・[[DMBD-22]]期辺りから非ドラゴン基盤の[[水]]系の[[【ドギラゴン閃】]]や[[【5色コントロール】]]系統、[[【青黒緑ゼーロベン】]]に、ポツポツと[[単色]][[マナ]]要員兼[[【速攻】]]対策として投入されるようになった。
[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]には、相手の[[メテオバーン]]の全ブレイクで一気に手札の枚数が増えたところに選ばない除去でカウンターできることから刺さる。また、[[全体除去]]ということで[[【青黒緑ハンデス有象夢造】]]の[[軽量級]][[メタ]][[クリーチャー]]や[[【我我我ブランド】]]の[[ウィニー]][[打点]]にも刺さる。

//[[DM22-EX1]]期のオリジナルでは、もはや非ドラゴン基盤の水系のデッキ全般に入ると言っても過言ではない状況となった。
//トップページの指摘より記載変更

[[DM22-EX1]]期のオリジナルでは、水の[[マナ基盤]]になる環境に刺さりの良い[[防御札]]を探しているデッキなら、どれに入れても機能すると言っても過言ではない状況となった。[[スーパー・S・トリガー]]や[[S・トリガー・プラス]]と異なり、比較的場面を選びにくく腐りにくいのが利点。

[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]に対しても有効。コスト3以下オールバウンス程度なら出力として十分安定して期待できるため、取り巻きのウィニーに対して[[刺さる]]。[[《奇天烈 シャッフ》]]はどうしようもないが、[[アビス・レボリューション環境 (オリジナル)]]においては既に通常の型には解雇されているため、基本的は問題ない。[[《アーテル・ゴルギーニ》]]は1体程度なら[[《秩序の意志》]]に任せれば良い。

[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]を選ばずに攻撃を中止できるというのが売りだったが、そちらが[[殿堂入り]]に指定されて数を減らし、強みを一つ失った。
また、汎用[[S・トリガー]]に[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]が登場していることも向かい風。

[[DM24-RP1]]期時点では一部の型の[[【白青赤ゴスペル】]]に採用される程度。とはいえ、手札を稼げば[[アビス]]系統の[[デッキ]]の横展開ぐらいは返すことができ、そもそも除去の最大枚数で[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]と明確に差別化できるのが利点。
**アニメ・漫画において [#aafd9189]
-アニメ「[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]」第28話の「[[最上川 イッサ]]vs[[カレン]]」([[メンタル・デュエマ>異世界転生宣言 デュエル・マスターズ「覇」#day3]])でイッサが使用。
[[S・トリガー]]で唱え、カレンの[[《氷駆の妖精》]][[《ドルツヴァイ・アステリオ》]]を[[バウンス]]した。

**その他 [#n209fd2e]
-[[カード名]]の「B.F.F.」とは「Best Friend Forever」の略。ルビの「ズッとも」は「(私たちは)ずっと友達」の省略形。どちらも実在のスラングである。
[[DMRP-19]]版の[[イラスト]]では[[《ネ申・マニフェスト》]]と[[《R.S.S. アアルカイト》]]が笑顔でセルフィーを撮っている。
プロモ版では[[《灼熱の闘志 テスタ・ロッサ》]]と[[《電脳の女王 アリス》]]、[[《百万超邪 クロスファイア》]]、[[《禍々しき取引 パルサー》]]が描かれている。
**[[サイクル]] [#t2948b2e]
[[DMRP-19]]における各文明の[[マスターカード]]と[[キングマスターカード]]の組み合わせが描かれている[[呪文]]。
-[[《†正義†と「正義」》]]
-''《B.F.F. モーメント》''
-[[《零魔幻争》]]
-[[《轟戦!爆戦!!超決戦!!!》]]

**関連カード [#tdfbdc93]
-[[《マジカル・バキューム》]]
-[[《ギュウジン丸の海幻》]]

-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《ネ申・マニフェスト》]]([[DMRP-19]])
--[[《R.S.S. アアルカイト》]](”)

--[[《灼熱の闘志 テスタ・ロッサ》]](P36/Y22)
--[[《電脳の女王 アリス》]](”)
--[[《百万超邪 クロスファイア》]](”)
--[[《禍々しき取引 パルサー》]](”)

**[[フレーバーテキスト]] [#rf30b980]
-[[DMRP-19]]&br;'''[[ガイアハザード]]と[[鬼札覇王連合]]のキングたちによって戦いによる相互理解というヒントを得た[[レクスターズ]]たちは同士討ちから解放され、[[ロマノグリラ0世>《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]に一斉攻撃する。もちろんその攻撃もまた相互理解の現れであった!!'''
-[[DM23-SD3]]&br;'''[[S・トリガー]]は防御の要だ!相手の[[攻撃]]を押しとどめ、ターンが返ってきたら大逆転を狙おう‼︎'''
-[[DM23-BD7]]&br;'''友情、永遠に続くといいね。—[[サファイア・ペンダット>《サファイア・ペンダット》]]'''
-プロモ(P36/Y22)&br;'''共に闘った友との絆は永遠。'''

**収録セット [#md587afc]
-illus.[[nablange]]
--[[DMRP-19 「王来篇 第3弾 禁断龍Vs禁断竜」>DMRP-19]](15/95)
--[[DM23-SD3 「スタートWINデッキ 革命・アメイジン・マジック」>DM23-SD3]](4/15)
--[[DM23-BD7 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ネゴシエートの偽衒学者」>DM23-BD7]](33/60)
-illus.[[Tanru]]
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P36/Y22)

**参考 [#reference]
-[[S・トリガー]]
-[[キャントリップ]]
-[[コスト]]
-[[バウンス]]
-[[全体除去]]

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[[公式Q&A]]

-3つ目の能力について

>Q.自分の手札が0枚の状況で自分のシールドが2つブレイクされ、''《B.F.F. モーメント》''と[[《デーモン・ハンド》]]の「S・トリガー」を宣言しました。先に''《B.F.F. モーメント》''を唱える場合、何コスト以下の相手クリーチャーを手札に戻せますか?
A.相手のコスト2以下のクリーチャーをすべて手札に戻します。&br;「S・トリガー」の使用宣言をして、まだ唱えてない[[《デーモン・ハンド》]]は手札にあるカードとして扱います。''《B.F.F. モーメント》''の効果で引いた1枚と[[《デーモン・ハンド》]]の合計2枚が手札のカードですので、相手のコスト2以下のクリーチャーをすべて手札に戻します。&br;なお、解決中の''《B.F.F. モーメント》''は、手札の枚数としては数えません。
#region2(([[総合ルール]] [[409.1b>総合ルール本文#rule409_1b]],[[409.1c>総合ルール本文#rule409_1c]])){{
:409.1b |呪文は唱えてから効果を解決し終えるまでの間、保留状態になります。解決が終わった後、唱えていた呪文は墓地に置かれます。
::409.1c |カードが保留状態になっている間、そのカードは元々置かれているゾーンに属していますが、そのゾーンにあるカードの枚数としては数えません。&br;例 : 《紅神龍オグリストヴァル》がいる状況で、手札にある残り1枚の《エナジー・ライト》を唱えた場合、カードを引く効果を解決する前に、《紅神龍オグリストヴァル》のパワーは0になり、破壊されます。&br;例2: 手札から唱えた《エマージェンシー・タイフーン》の効果で手札のカードを捨てる場合、その唱えた《エマージェンシー・タイフーン》自身を捨てることはできません。&br;例3: 自分のマナゾーンにカードが4枚あり、バトルゾーンに相手の《獣軍隊 ヤドック》がいる状況で、マナゾーンから《虹速 ザ・ヴェルデ》を召喚する際、《虹速 ザ・ヴェルデ》が保留状態になることでマナゾーンのカードの枚数が3枚になるので、《獣軍隊 ヤドック》の置換効果が適用されます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42938]](2023.4.10)

&tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト6,S・トリガー,ドロー,キャントリップ,手札の枚数以下,除去,全体除去,バウンス,オールバウンス,R,レア,nablange,Tanru);