#author("2021-04-29T12:00:51+09:00","","")
#author("2024-05-17T03:56:01+09:00","","")
*手札補充 [#q47e9aad]

[[手札]]を増やすこと。または[[手札]]を増やす[[能力]]のこと。
[[ドローステップ]]で保障された各ターンに原則1枚行われる手札の供給以外の方法で[[手札]]を増やすこと、または[[手札]]を増やす[[能力]]の俗称。

[[《エナジー・ライト》]]のような[[ドロー]]するものはもちろん、[[《アクアン》]]や[[《スペース・クロウラー》]]等の、一方または両方のプレイヤーに情報を開示して、そこからカードを取得する行為も指す。他にもまた、[[マナ回収]]や[[シールド回収]]も手札補充と言える。[[バウンス]]は手札補充と言われることはあまりないが、一応手札が増えることには変わりはないので、場合によっては手札補充の手段になりうる。
[[《エナジー・ライト》]]のような[[ドロー]]するものはもちろん、[[《アクアン》]]や[[《スペース・クロウラー》]]等の、一方または両方のプレイヤーに情報開示をし、そこからカードを取得する行為も指す。他にもまた、[[マナ回収]]や[[シールド回収]]も広義の手札補充と言える。

基本的に、ターンのはじめのルール上のドローは、手札補充とは言わない。
また、[[《エマージェンシー・タイフーン》]]のような[[手札交換]]や、[[《ロジック・キューブ》]]のような[[サーチ]]系でも、最終的に手札の総数が変わらないものも、手札補充手段として見られない。
ただし、[[《エマージェンシー・タイフーン》]]のような[[手札交換]]や、[[《ロジック・キューブ》]]のような[[サーチ]]系でも、最終的に手札の総数が変わらないものは、手札補充手段として見られることは少ない。
元より手札の枚数が増え、1:2以上の交換ができる(ないし期待される)カードをそう呼ぶことが多い。

カードゲームにおいて手札が増えるということは手数が増え、それだけ有利になるということ。よって、[[デッキ]]構築の際は[[速攻]]のような余程早くに決着をつけるものでない限りは[[手札補充]]の手段は必須と言える。
[[ハンデス]]の強さが物語っているように、[[手札]]を切らすと次の行動が大幅に制限されるため、それを防ぐために手札補充は常に心掛けておきたい。

[[ハンデス]]の強さが物語っているように、[[手札]]を切らすと次の行動が大幅に制限されるため、それを防ぐために[[手札補充]]は常に心掛けておきたい。

山札から手札補充する場合、注意しなくてはならないのは[[ライブラリアウト]]。
手札補充を行いすぎると山札が無くなり、負けてしまう。過ぎたるは猶及ばざるが如しといったところか。そのため、[[《アストラル・テンペスト》]]のように[[強制]]的に大量の[[ドロー]]を強いられる危険性があるカードは敬遠される。
手札補充を行いすぎると山札が無くなり、負けてしまう。過ぎたるは猶及ばざるが如しといったところか。

手札補充の欠点としては他に、手札を増やしている間に攻め切られる恐れがあることが該当するため、[[速攻]]には注意が必要。

また、[[《ロスト・ソウル》]]のような[[オールハンデス]]にも注意。せっかく手札補充を大量に行っても、全部叩き落されてしまったら、すべて水の泡である。相手の[[マナゾーン]]の枚数には気を配るべきである。

-[[《アストラル・リーフ》]]や[[《アクアン》]]等、あまりに強力な手札補充[[能力]]を持つカードは当然[[殿堂入り]]の対象になる。特に黎明期は手札補充の[[コスト]]が軽視されがちで、[[《ストリーミング・シェイパー》]]など強力なものが多い。
-[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]や[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]などのようにあたかも[[ドローステップ]]で得られる枚数を強化するものは手札補充に含まれる。

-[[手札補充]]をする[[カード]]は特に[[水]]に多いが、基本的にどの[[文明]]にも存在する。例としては[[光]]は[[呪文]][[回収]]、[[自然]]は[[クリーチャー]]の[[サーチ]]、[[闇]]は[[サルベージ]]等。
-手札補充を行えるカードのことを、俗に[[ドローソース]]と呼ぶ。

-[[【連ドラ】]]のような、巨大な[[フィニッシャー]]のカードパワーで戦うような[[デッキタイプ]]では、[[手札補充]]が積まれないこともある。
-[[《アストラル・リーフ》]]や[[《アクアン》]]等、あまりに強力な手札補充[[能力]]を持つカードは当然[[殿堂入り]]の対象になる。特に黎明期は手札補充の[[コスト]]が軽視されがちで、[[《ストリーミング・シェイパー》]]など強力なものが一部存在する。
--ただし[[インフレ]]によって査定軽視の代表格だった[[《サイバー・ブレイン》]]が特に脅威ではなくなったため[[殿堂解除]]になったり、黎明期を過ぎて登場した[[《巨大設計図》]]を元にした[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]が[[殿堂入り]]される事例からも、強力であるかどうかは環境によって大きく左右されることがわかる。

-手札補充をする[[カード]]は特に[[水]]に多いが、基本的にどの[[文明]]にも存在する。
また、[[ドロー]]以外の手札補充を得意とする文明も存在する。例としては[[光]]は[[呪文]][[回収]]や[[呪文]][[サーチ]]、[[自然]]は[[クリーチャー]]の[[サーチ]]、[[闇]]は[[サルベージ]]等。

-[[バウンス]]は手札補充と言われることはあまりないが、一応手札が増えることには変わりはないので、場合によっては手札補充の手段になりうる。例えば、[[墓地進化]]や[[マナ進化]]を持つ自分の[[進化クリーチャー]]を手札に戻せば、疑似的に[[サルベージ]]や[[マナ回収]]を行ったことになり手札が増える。

-手札補充をしなくても戦えるデッキも往々にして存在する。
--例えば[[速攻]]をコンセプトとしたデッキでは手札補充を無理に組み込むと攻撃力の低下を招くため、[[《エナジー・フレイム》]]のようなカードは採用しない。[[リーサル]]の遅れに繋がらない[[《斬斬人形コダマンマ》]]や[[《カンゴク入道》]]、[[《パイセン・チュリス》]]といったクリーチャーの残るものなら採用される。
--手札の多さの選択肢ではなく、マナなどの手札以外の「[[リソース]]」を溜めるデッキでも結果的に手札補充がなくても戦える場合もある。例えば[[《紅神龍バルガゲイザー》]]の派生カードをコンセプトにした[[【連ドラ】]]なら、山札からクリーチャーを供給することで手札の細さを相殺して戦うことができる。
--[[【カイザー「刃鬼」】]]のような特定の1枚でゲームに勝てるカードを採用するデッキなら、手札の多さで選択肢の豊富さを確保するよりも、何としてでもそのカードをプレイできるように立ち回れば最悪勝てるため、[[《エナジー・ライト》]]のようにほぼ無作為に手札を増やす純粋な手札補充カードの優先度は下がり、逆に定義では手札補充には該当しないが[[《ドンドン吸い込むナウ》]]のように質の高い補給ができるカードは好まれやすい。

**参考 [#i6673eea]
-[[用語集]]
-[[ドロー]]
-[[サーチ]]
-[[ハンドアドバンテージ]]

&tag(用語集,手札補充);