#author("2019-07-02T20:22:47+09:00","","") *《ガイアール・カイザー》 [#h244b450] |ガイアール・カイザー VIC 火文明 (8)| |サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 6000| |スピードアタッカー| |W・ブレイカー| |自分のシールドがブレイクされる時、そのシールドを見る。それを手札に加えるかわりに自分の墓地に置いてもよい。そうしたら、こうして墓地に置いたカードのいずれかと同じコストのハンター・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。| |BGCOLOR(white):[[《ドラゴニック・ピッピー》]]、[[《ブーストグレンオー》]]と[[覚醒リンク]]後⇒[[《激竜王ガイアール・オウドラゴン》]]| [[DMR-01>DMR-01 「エピソード1 ファースト・コンタクト」]]で登場した[[ビクトリー]]を持つ[[サイキック>サイキック・クリーチャー]][[レッド・コマンド・ドラゴン]]/[[ハンター]]。 最初の[[ビクトリー]]の1枚であり、Victory(勝利)の称号に相応しい[[スペック]]を持つ。 この[[カード]]の特長は[[サイキック・クリーチャー]]唯一の[[W・ブレイカー]]持ちの[[スピードアタッカー]]であること。[[召喚酔い]]が無い[[W・ブレイカー]]の優秀さは過去の[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]などで証明済みであり、それが[[超次元ゾーン]]から手軽に呼び出せるのは非常に強力。 特に[[《超次元シューティング・ホール》]]から呼び出せば1[[マナ]][[軽い]]擬似的な[[《爆竜 GENJI・XX》]]として扱え、この[[コンボ]]は「[[シューティングガイアール]]」として[[ビートダウン]]の定番となっている。 また[[スピードアタッカー]]以外にも、自分の[[ブレイク]]された[[シールド]]を[[墓地]]に置く事で同[[コスト]]の[[ハンター]]・[[サイキック・クリーチャー]]を呼び出す[[能力]]を持つ。使い勝手としては、自分の[[超次元ゾーン]]の[[ハンター]]を[[S・トリガー]]化することに近い。 受動的な[[能力]]だが、[[《ドラゴニック・ピッピー》]]・[[《ブーストグレンオー》]]を呼び出して[[覚醒リンク]]を狙える。[[《アルプスの使徒メリーアン》]]・[[《流星のフォーエバー・カイザー》]][[《勝利のプリンプリン》]]などを出せれば、相手の[[クリーチャー]]による[[攻撃]]を防ぐことができるのでなかなか器用。 総じて非常に優秀な[[サイキック・クリーチャー]]であるが、唯一の[[デメリット]]としてその[[コスト]]の[[重さ>重い]]が挙げられるだろう。最も使用率の高い[[火]]の[[超次元]][[呪文]]である[[《超次元ボルシャック・ホール》]]からは呼び出せないため、前述の[[《超次元シューティング・ホール》]]などの[[カード]]を別に用意する必要がある。 [[ビートダウン]]ではよく見かける1枚なので、[[超次元ゾーン]]に見えたら、相手の[[超次元]][[呪文]]に警戒していきたい。 登場時からだいぶ[[インフレ]]が進んだ現在でもそのスペックは健在。単色で自前でスピードアタッカーをもったW・ブレイカー持ちのドラゴン・サイキック・クリーチャーは今でも貴重である。 -主に[[ビートダウン]]で使用されるが、[[《サイチェン・ピッピー》]]と[[《スーパー・サイチェン・ピッピー》]]の[[能力]]によって、[[【カウンターマッドネス】]]で使われることもある。一度に複数体出せれば、[[《超時空ストーム G・XX》]]に[[進化]]させることも可能。そこから[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]に[[メテオバーン覚醒]]できれば[[超次元ゾーン]]から《ガイアール・カイザー》を最大4体出しつつ[[ワールド・ブレイカー]]を決められる。ただし《ガイアール・カイザー》が複数枚必要になる上、戦術もばれやすいので一長一短。 -[[《超銀河剣 THE FINAL》]]などと組み合わせて、[[ブレイク]]時の[[能力]]を能動的に使用する[[コンボ]][[デッキ]]も一応考えられる。 -[[コスト]]2から8まで[[ハンター]]・[[サイキック・クリーチャー]]は揃っているため、[[デッキ]]の構築によってはほぼ100%の確率で[[サイキック・クリーチャー]]を呼び出すことができる。もっとも、このカードは[[ビートダウン]]で[[シューティングガイアール]]のために使われるのがほとんどであり、この効果で[[覚醒リンク]]が狙われるのは極めて稀。[[【ガイアール・オウドラゴン】]]が組まれることも滅多にない。 -「こうして墓地に置いたカードのいずれかと同じコストの」と、きわめてまどろっこしい書き方をしているが、これは[[シールド・プラス]]されて複数の[[シールドカード]]からなる[[シールド]]が墓地に置かれることを想定しているため。墓地に置くのは[[シールド]]単位なので複数のカードが墓地に置かれる可能性はあるが、出せる[[サイキック・クリーチャー]]は1体までである。 -相手プレイヤーが[[《ガイアール・ゼロ》]]や[[《陽炎の守護者ブルー・メルキス》]]等で[[ブレイク]]を置換し、置換された[[ブレイク]]や[[ブレイク]]ではない[[シールド回収]]に置換してきた場合、《ガイアール・カイザー》の能力を使うことはできない。 -防御に使用できる[[ハンター]]・[[サイキック・クリーチャー]]として他に、[[《光器セイント・アヴェ・マリア》]][[《シルバー・ヴォルグ》]][[《サンダー・ティーガー》]][[《勝利のプリンプリン》]]など。 -この[[クリーチャー]]を呼び出せる[[カード]]は[[《超次元シューティング・ホール》]]の他に、[[《超次元ガイアール・ホール》]][[《超次元ごっつぁん・ホール》]][[《超次元ストーム・ホール》]][[《激流アパッチ・リザード》]]など。 -[[《時空の精圧ドラヴィタ》]]は天敵である。[[超次元]][[呪文]]で呼び出すと同時に[[タップ]]されてしまうため、[[スピードアタッカー]]という[[メリット]]を打ち消されてしまう。また[[《我牙の精霊 HEIKE・XX》]][[《勝利の女神ジャンヌ・ダルク》]]は[[《超次元シューティング・ホール》]]の対象に取れないため、[[ブロック]]で簡単に潰されてしまう。 -[[《威牙の幻ハンゾウ》]][[《光牙王機ゼロカゲ》]]などの大型の[[シノビ]]にも普通にやられる。相手の[[マナ]]の数と[[手札]]には注意したい。 -自身の超次元ゾーンに[[《超時空ストーム G・XX》]]がいれば、相手は[[シールド]]を[[ブレイク]]しづらくなる。下手に[[ブレイク]]して[[ハンター]]の[[サイキック・クリーチャー]]を出されて[[進化]]されてしまうからである。そのため、相手は意地でもこの[[カード]]を[[除去]]しに来るだろう。 -[[DASHゴールデンリスト]]の1枚であり、また大型弾の[[ビクトリー]]でもあるため、入手もやや難しく、市場での[[シングル>シングルカード]]価格はこれまでの[[シークレットカード]]をも抜いて過去最高クラスとなっていた。のちに様々な[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]が現れるも、このカードの価格はなかなか下がらなかった。 --後に、[[DMD-18>DMD-18 「スーパーVデッキ 燃えよ龍剣 ガイアール」]]にて待望の再録となった。これにより入手がかなり楽になると同時に、市場価格も幾分か下がった。後に[[革命編]]の[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]、[[革命ファイナル]]の[[DMX-25>DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]、[[新章デュエル・マスターズ]]の[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]でも再録された。[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]同様、[[ドラゴン・サーガ]]の[[スーパーデッキ]]の再録から[[新章デュエル・マスターズ]]まで毎[[エキスパンション]]ごとに再録されている。 ---しかし、[[双極篇]]ではこのクリーチャーが再録されることはなかった。 -[[コロコロコミック]]のキャンペーンで配布された[[アルトアート]]版は非常に高価であり、なんと17万もの値が付けられたこともあった。 -漫画やアニメでは[[切札 勝太]]の切り札として活躍している。「VS」では、中学生になった勝太が漫画・アニメにて再び使用。前者では対[[べんちゃん]]戦にて、後者では対[[サイファー>ヨーデル]]戦にて使用し、勝利へと繋げた。 --VSシリーズに以降してから、「VSR」のEDや「VSRF」での扱いなど、小学生(ビクトリー時)の勝太の象徴する切札として扱われているが実際は[[《激竜王ガイアール・オウドラゴン》]]にサイキックリンクしてトドメを刺すパターンが大半の為、ガイアールカイザー自体でトドメを刺すパターンは上記のデュエルなど[[《激竜王ガイアール・オウドラゴン》]]に比べ数が少ない。 **関連カード [#q096d8ba] -[[《勝利のガイアール・カイザー》]] -[[《ガイアール Re:》]] -[[《超次元ガイアール・ホール》]] -[[《サイチェン・ピッピー》]] **収録セット [#t2296011] -illus.[[Hisanobu Kometani]] --[[DMR-01 「エピソード1 ファースト・コンタクト」]] --[[DMD-18 「スーパーVデッキ 燃えよ龍剣 ガイアール」]] --[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]] --[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]] --[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]](新規イラスト) --[[プロモーション・カード]](Coro35th)([[アルトアート]]) **参考 [#vae8ee52] -[[レッド・コマンド・ドラゴン]] -[[ハンター]] -[[サイキック・クリーチャー]] -[[スピードアタッカー]] -[[シールド]] -[[ブレイク]] -[[見る]] -[[手札]] -[[置換効果]] -[[墓地]] -[[カード]] -[[コスト]] -[[超次元ゾーン]] -[[コスト踏み倒し]] -[[W・ブレイカー]] -[[ガイアール]] --[[ガイアール・カイザー]] -[[ビクトリー]] -[[DASHゴールデンリスト]] -[[シューティングガイアール]] -[[【ガイアール・オウドラゴン】]]