《ガイアール・カイザー》

ガイアール・カイザー VIC 火文明 (8)
サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 6000
スピードアタッカー
W・ブレイカー
自分のシールドがブレイクされる時、そのシールドを見る。それを手札に加えるかわりに自分の墓地に置いてもよい。そうしたら、こうして墓地に置いたカードのいずれかと同じコストのハンター・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンから出す。
《ドラゴニック・ピッピー》《ブーストグレンオー》と覚醒リンク後⇒《激竜王ガイアール・オウドラゴン》

DMR-01で登場したビクトリーを持つサイキックレッド・コマンド・ドラゴン/ハンター

最初のビクトリーの1枚であり、Victory(勝利)の称号に相応しいスペックを持つ。

このカードの特長は、サイキック・クリーチャーでありながらW・ブレイカー持ちのスピードアタッカーであること。召喚酔いが無いW・ブレイカーの優秀さは過去の《ボルシャック・大和・ドラゴン》などで証明済みであり、それが超次元ゾーンから手軽に呼び出せるのは非常に強力。
特に《超次元シューティング・ホール》から呼び出せば1マナ軽い擬似的な《爆竜 GENJI・XX》として扱え、このコンボは「シューティングガイアール」としてビートダウンの定番となっている。

またスピードアタッカー以外にも、自分のブレイクされたシールド墓地に置く事で同コストハンターサイキック・クリーチャーを呼び出す能力を持つ。
使い勝手としては、自分の超次元ゾーンハンターS・トリガー化することに近い。
受動的な能力だが、《ドラゴニック・ピッピー》《ブーストグレンオー》を呼び出して覚醒リンクを狙える。他にも《アルプスの使徒メリーアン》《流星のフォーエバー・カイザー》《勝利のプリンプリン》などを出せれば、後続のクリーチャーによる攻撃を防ぐことができるのでなかなか器用。

総じて非常に優秀なサイキック・クリーチャーであるが、唯一のデメリットとしてそのサイキックコスト重さが挙げられるだろう。超次元呪文で最も使用率の高い《超次元ボルシャック・ホール》からは呼び出せないため、前述の《超次元シューティング・ホール》などのカードを別に用意する必要がある。

ビートダウンではよく見かける1枚なので、超次元ゾーンに見えたら、相手の超次元呪文に警戒していきたい。

登場時からだいぶインフレが進んだ現在でもそのスペックは健在。単色で自前でスピードアタッカーを持ったW・ブレイカー持ちのドラゴン・サイキック・クリーチャーは今でも貴重である。

  • 「ガイアール(Ganhar)」はポルトガル語で「稼ぐ」「勝利する」、「カイザー(kaiser)」はドイツ語で「皇帝」の意味であり、直訳すると「勝利皇帝」となる。

デュエル・マスターズ プレイスでは

ガイアール・カイザー PS 火文明 (8)
サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 6000
ビクトリーアイコン
スピードアタッカー
自分のシールドがブレイクされる時、そのシールドを見る。手札に加えるかわりにそれを自分の墓地に置いてもよい。そうした場合、自分の超次元ゾーンから、こうして墓地に置いたカードのいずれかと同じコストのハンター・サイキック・クリーチャー1枚をバトルゾーンに出す。
W・ブレイカー
(覚醒リンク後:《激竜王ガイアール・オウドラゴン》)
《ドラゴニック・ピッピー》《ブーストグレンオー》覚醒リンク後⇒《激竜王ガイアール・オウドラゴン》

DMPP-16で実装。《超次元ガイアール・ホール》を入手・生成することで特典として付いてくる。

ビクトリー情報が、レアリティではなくソウルのような1つの特性となった。
構成パターン4種はすべてレアリティなしだが、《ドラゴニック・ピッピー》《ブーストグレンオー》ビクトリーアイコンを持たず、《ガイアール・カイザー》と《激竜王ガイアール・オウドラゴン》ビクトリーアイコンを持つ。

この変更により《炎龍秘伝カイザー・フレイム》の山札に戻る置換効果を問題なく使うことができる。

  • 攻撃名は「ガイアール・セイバー」。
  • 「自分のシールドがブレイクされる時」で始まる能力は、バトルゾーンでの並び順によらず、他のクリーチャーの擬似シールド・セイバー置換効果を適用した後、シールドがシールドゾーンを離れることが確定したタイミングで、離れることが確定したシールドに対してのみ処理される。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DMPP-16(通常版)、DMPS-08
    新たな時代を切り開く赤き竜!それがガイアール!
  • DMPP-16 (シークレット) 
    行く先にあるのは、勝利のみ!

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考


公式Q&A

  • 3つ目の能力について

Q.自分の《ガイアール・カイザー》《The ジョギラゴン・アバレガン》、相手の《モモキング -旅丸-》がバトルゾーンにいる状況です。
自分の《The ジョギラゴン・アバレガン》の「攻撃する時」の能力で自分のシールドをブレイクする際、《ガイアール・カイザー》の置換効果を使い、そのシールドを手札に加えるかわりに墓地に置きました。超次元ゾーンから墓地に置いたカードと同じコストのハンター・サイキック・クリーチャーを出す際、《モモキング -旅丸-》の置換効果はどうなりますか?
A.置換効果が適用され、出そうとしたサイキック・クリーチャーはマナゾーンに置かれます。
《ガイアール・カイザー》の能力は置換効果ですが、「そうしたら」以降の文章は置換効果として扱いません。サイキック・クリーチャーを出す効果は置換効果ではないので、それに対して《モモキング -旅丸-》の置換効果が適用され、マナゾーンに置かれます。

+  (総合ルール 101.5a)

引用元(2021.7.16)

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