#author("2020-01-19T15:47:12+09:00","","") *DM-07「&ruby(インビンシブル・ソウル){闘魂編}; 第2弾 &ruby(インビンシブル・チャージ){時空超獣の呪};」 [#k5bb72b6] BEFORE:[[DM-06 「闘魂編(インビンシブル・ソウル) 第1弾」>DM-06]] NEXT:[[DM-08 「闘魂編 第3弾 超神龍の復活(インビンシブル・レジェンド)」]] [[闘魂編]]2番目の[[エキスパンション]]。2003年9月25日発売。全60種類。現在は[[絶版]]。 「チャージ」の[[エキスパンション]]名通り、闘魂編の主要システムである[[チャージャー]]がこの弾で初登場。「[[攻撃されない]]」[[クリーチャー]]や[[ステルス]][[能力]]、劣勢で[[効果]]を発揮する[[クラッチ]][[カード]]も生まれ、[[タップ能力]]を持つ[[クリーチャー]]もさらに数が充実した。 なんとこの弾、あまりにも実用性のあるカードが少ないことで有名であり、古参ファンからはデュエル・マスターズ史上一番酷かった[[エキスパンション]]として認知されている。 昔は、[[奇数弾の法則]]と言われるくらい、奇数弾のパックは強いカードが少なかったが、このDM-07はそれすら言い訳にならないほど全体的にスペックの低いカードが目立った。 特に[[スーパーレア]]、[[ベリーレア]]などの[[フォイル]]系[[カード]]は全て実用性がなく、前後の弾のフォイルと比べるとその差は歴然。それどころかその酷さは、[[DM-01 第1弾>DM-01]]の方がまだ優良カードが多く、[[スーパーレア]]と[[ベリーレア]]同時で比較しても、ほとんどが[[《ボルシャック・ドラゴン》]]や[[《混沌の獅子デスライガー》]]などの[[準バニラ]]よりも弱いと言っても過言ではない。[[デュエル・マスターズ]]は[[レアリティ]]が強さに直結するわけではないと言うことを、別の意味で教えてくれる珍しい[[エキスパンション]]でもある。 当時、実用性があったカードは -[[《聖天使カイザル・バジキューラ》]]をはじめとした[[レア]]の進化獣[[サイクル]] -[[《地獄万力》]] -[[《呪紋の化身》]] -[[《草原の種》]] -[[《メビウス・チャージャー》]] -[[《スプラッシュ・ゼブラフィッシュ》]] -[[《怪神兵ナグール》]] -[[《飛行男》]] -[[《クック・ポロン》]] など。 その他、有名なカードとして -[[《残虐覇王デスカール》]] -[[《金剛の超人》]] -[[《チェイン・スラッシュ》]] -[[《春風妖精ポップル》]] -[[《氷結ハンマー》]] など。 いくら酷い[[エキスパンション]]といえども、使えるカードはそこそこいたが、やはり過去の[[エキスパンション]]と比べるとその数ははるかに少ない。当時では高性能[[除去]][[呪文]]だった[[《地獄万力》]]と今でも強力な[[S・トリガー]]封殺[[クリーチャー]]の[[《呪紋の化身》]]の2枚を手に入れるため以外にこの弾に手を伸ばすプレイヤーは少なく、《地獄万力》と《呪紋の化身》のための[[エキスパンション]]と揶揄された。しかし、前者は[[《地獄スクラッパー》]]の登場で出番を奪われ、後者は[[プレミアム殿堂]]になってしまっている。なかには、[[《アストラル・リーフ》]]を併用して[[【ターボメビウス】]]といったデッキを作るために、[[《メビウス・チャージャー》]]を狙ったものもいるが、後に[[《アストラル・リーフ》]]は[[殿堂入り]]してしまった。 -その後、[[《アストラル・リーフ》]]が[[殿堂解除]]となった。 そして現在、[[プレミアム殿堂]]された《呪紋の化身》を除いて、高い評価を得ているカードはなんと一枚もない。上記で挙げたカードは全て、[[インフレ]]やより使いやすいカードの登場でほとんど使われなくなっている。かろうじて、《飛行男》と《メビウス・チャージャー》が「全く使えないわけではない」くらいの実用性はあるが、環境での活躍は難しいだろう。 他の[[エキスパンション]]は、殿堂カードを除いても最低でも一枚は環境でそこそこ見かけるが、この[[エキスパンション]]のカードは[[ファンデッキ]]でもほとんど見かけない有り様。 -パッケージイラストは[[《爆雷の求道者ガラ・ガンダール》]]。また、このエキスパンションから背景のクリーチャーがはっきりと写るようになった。 -発売当時は[[水]]を中心にした[[デッキ]]ばかりが[[メタゲーム]]を牛耳っていたためか、[[ステルス]][[進化]][[クリーチャー]]などこの[[エキスパンション]]の[[サイクル]]はいくつかは[[水]]の[[カード]]が外されている。また他の[[文明]]のカードには、いくつか水文明[[メタ]]を意識したカードも散見される。 -あまりにも売り上げが酷かったので、絶版しても[[不死鳥編]]ぐらいまでは売れ残りによる小売りも散見された。&br;前後の弾である[[DM-06]]と[[DM-08>DM-08 「闘魂編 第3弾 超神龍の復活(インビンシブル・レジェンド)」]]と比べると、当時の人気でも歴然の差があった悲しい[[エキスパンション]]。 -余談だが、漫画「[[デュエル・ジャック!!]]」の登場人物である金塚井アラシは、なんとこの[[エキスパンション]]を街中全てのショップから買い占めていた。&br;おそらく彼がこの[[エキスパンション]]の一番の被害者であろう。 **収録カード [#zf341d37] ***[[スーパーレア]] 5種類[#z6847780] -[[《栄光の精霊アイリス》]] -[[《アストラル・メデューサ》]] -[[《残虐覇王デスカール》]] -[[《激震闘士スカイ・クラッシャー》]] -[[《金剛の超人》]] ***[[ベリーレア]] 5種類[#c81bc24f] -[[《爆雷の求道者ガラ・ガンダール》]] -[[《キング・アクエリアス》]] -[[《戦艦男》]] -[[《鎧神兵ガリアクルーズ》]] -[[《爆転の化身》]] ***[[レア]] 15種類[#s425e56f] -[[《聖天使カイザル・バジキューラ》]] -[[《光封樹》]] -[[《ジャスティス・ジャミング》]] -[[《キャバリア・シャーク》]] -[[《アクア・フェンサー》]] -[[《ビアンカス》]] -[[《超幻獣ドグザバル》]] -[[《ギガバスター》]] -[[《チェイン・スラッシュ》]] -[[《超巨岩獣ヴォルクラウザー》]] -[[《ピーポのバール》]] -[[《地獄万力》]] -[[《世界樹ユグドラジーガ》]] -[[《呪紋の化身》]] -[[《草原の種》]] ***[[アンコモン]] 15種類[#e814fa13] -[[《宣凶師ロンドビル》]] -[[《聖騎士プラネットシャイン》]] -[[《ライトニング・チャージャー》]] -[[《スプラッシュ・ゼブラフィッシュ》]] -[[《キュリアス・アイ》]] -[[《スパイラル・チャージャー》]] -[[《三面怪人アシュラファング》]] -[[《ポイズン・ティアラ》]] -[[《ブラッディ・チャージャー》]] -[[《怪神兵ナグール》]] -[[《クレーターザウルス》]] -[[《エナジー・チャージャー》]] -[[《シェル・ブリーダー》]] -[[《不死身の果実》]] -[[《メビウス・チャージャー》]] ***[[コモン]] 20種類[#i7a4f0f1] -[[《白夜の守護者ロディ・ゲール》]] -[[《捕縛の使徒ローム》]] -[[《予言者ベクス》]] -[[《ミラクル・ポータル》]] -[[《アクア・エージェント》]] -[[《ウォール・クラスター》]] -[[《ガラティアヌス》]] -[[《セティボルス》]] -[[《夢幻の影ダーク・バンディット》]] -[[《隠密人形ゲザリー》]] -[[《飛行男》]] -[[《バキューム・ジェル》]] -[[《ガザリアス・ドラゴン》]] -[[《アストロノーツ・ワイバーン》]] -[[《暴走番長ギャラン》]] -[[《クック・ポロン》]] -[[《撃墜するスティンガー・ホーン》]] -[[《春風妖精ポップル》]] -[[《ランチャー・スパイダー》]] -[[《氷結ハンマー》]] **参考 [#p0a6fa01] -[[闘魂編]] -[[エキスパンション(デュエル・マスターズ)]]