#author("2022-07-10T08:28:13+09:00","","") *クリーチャーの&ruby(した){下}; [#f5002eac] [[バトルゾーン]]にある[[クリーチャー]]の下のこと。「[[進化クリーチャーの下]]」を内包する。 |卍 デ・スザーク 卍 MDS 闇文明 (8)| |クリーチャー:マスター・ドルスザク/マフィ・ギャング 9000| |無月の門:自分の魔導具をバトルゾーンに出した時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。| |このクリーチャーの下に4枚以上カードがあれば、相手のクリーチャーはタップしてバトルゾーンに出る。| |無明夜叉羅ムカデ SR 闇文明 (7)| |クリーチャー:マフィ・ギャング 8000| |無月の門:自分の魔導具をバトルゾーンに出した時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-9000 する。| |自分のクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードが4枚以上なら、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。| 「進化クリーチャーの下」を除けば、ここにある[[カード]]を参照するのは[[《卍 デ・スザーク 卍》]]や[[《無明夜叉羅ムカデ》]]の[[能力]]のような特殊な場合に限定される。 進化ではないクリーチャーの下にカードを置けるのは、一部のクリーチャーが、自身で活用するために[[効果]]としてクリーチャーの下にカードを送り込む場合がほとんどである。 -[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]等に影響がある。 **「クリーチャーの下」に関係する能力を持つカード [#g8e95c97] -[[《卍 デ・スザーク 卍》]] -[[《無明夜叉羅ムカデ》]] -[[《不夜城艦 クランヴィア》]] -[[《マイケル・ギャンドル》]] -[[《大魔王 ウラギリダムス》]] -[[《秩序の邪将 ビホルダー》]] -[[《紅蓮の流派 テスタ・ロッサ》]] -[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]](「クリーチャーの下」ではなく「カードの下」と書かれている) ---- -他のNEOクリーチャーの下にカードを仕込むタイプ --[[《ジュースダス・タンク》]] --[[《とまとん》]] --[[《ナッコー・チュリス》]] --[[《貝獣 ヒヨク》]] --[[《貝獣 リガイト》]] --[[《骨滴医 ホルモン》]] --[[《珠を放つ者 シャケックラ》]] --[[《緑知銀 サムニダ》]] **「クリーチャーの下」のルール(2020年3月16日以降) [#v9b0a344] -[[クリーチャー]]([[オブジェクト]])は一番上のクリーチャー([[カード]])の[[特性]]しか持たない。下のカードは特性が無視されるので、オブジェクトともども他のゾーンに置かれた場合、「[[破壊された時>pig]]」等の能力は一番上のクリーチャー(カード)のものしか誘発しない。 --ただし、カードの効果などで、カードを指定する場合、特性は参照される。例えば、[[《テック団の波壊Go!》]]の効果を受けた場合、下のカードもコストを参照し、適正であれば効果を受ける。 -クリーチャーをバトルゾーンから離す時は、「クリーチャーの下にあるカード」もそのクリーチャーと同じゾーンに離れる。 --[[シールド送り]]にする場合、シールドゾーンに送られるクリーチャーと、下にあるカードはすべて、1枚1枚新しいシールドとしてシールドゾーンに置かれる。けっして、クリーチャーと下のカードがまとめて1つのシールドとしてシールドゾーンに置かれることはない。 --[[《執拗なる鎧亜の牢獄》]]でバウンスした場合、その後に手札からカードを1枚選んで捨てる時は進化クリーチャーの方を引き当てないと、追加効果の[[シールド焼却]]はできない。[[《執拗なる鎧亜の牢獄》]]の[[シールド焼却]]は対象として選んだクリーチャー(オブジェクト)を参照しており、進化元は対象に取れないためである。 -進化ではないクリーチャーが、[[カード指定除去]]で1番上のクリーチャーカードの部分だけバトルゾーンを離れた場合は、それがどのゾーンに行ったとしても、下にあったカードはすべて墓地に置かれる。 -クリーチャーの下にあるクリーチャーが墓地に置かれても「破壊された」扱いにならないし、クリーチャーの下にあるクリーチャーがバトルゾーンを離れても、「クリーチャーがバトルゾーンを離れた」扱いにならない。 -[[NEOクリーチャー]]の下にあるカードは、下にクリーチャーがない場合は「(NEO)クリーチャーの下」、1枚でもクリーチャーがある場合は「(NEO)進化クリーチャーの下」という扱いになる。 -[[進化クリーチャー]](オブジェクト)の一番上の[[進化クリーチャー]](カード)が移動した場合、そのクリーチャーの下にあるカードの中で一番上にある単一でバトルゾーンに存在できるオブジェクト([[クリーチャー]]、[[タマシード]]など)がバトルゾーンに残る。([[2021年3月16日ルール改訂]])(2022年4月8日ルール改訂) 詳しくは[[退化]]および[[再構築]]を参照。 -クリーチャーの下に置かれたカードの順番を並び替えることはできない。(2021年3月16日ルール改訂) -クリーチャーの下に新しくカードが置かれる場合、一番下に置く。複数枚のカードが同時にクリーチャーの下に置かれる場合、好きな順番で一番下に置く。(2021年3月16日ルール改訂) -[[サイキック・クリーチャー]]、[[ドラグハート]]、[[GRクリーチャー]]の「バトルゾーン以外のゾーンに行ったとき、超次元ゾーン、または[[超GRゾーン]]に戻す」というルールの影響を受けない。クリーチャーの下にいても、バトルゾーンにいる扱いになる。当然、[[カード指定除去]]された場合、メテオバーンなどでバトルゾーンをはなれた場合は超次元ゾーンに戻る。 -[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]が進化した場合、一枚一枚の[[サイキック・セル]]としてそのクリーチャーの下に置かれる。他の何らかのカードによって、そのクリーチャーの「下にある''カード''」を参照する場合は[[サイキック・セル]]も含まれるが、「下にある''クリーチャー''」を参照する場合は[[サイキック・セル]]は含まれないので、よくテキストを確認してから使用したい。より詳しいルールは[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]の項を参照。 -[[クリーチャー]]に[[クロス]]した[[クロスギア]]は、ここに置かれるわけではない。視覚上の表現として「[[クリーチャー]]の下の見えるような位置に置く」という方法が採用されているだけである。なので[[クロスギア]]は「クリーチャー(オブジェクト)を構成するカード」として扱われない。[[ドラグハート・ウエポン]]についても同様。 -ちなみに、[[進化クロスギア]]の下にも当然クロスギア・カードが存在できるが、[[カード指定除去]]で選ばれることはあっても、[[クロスギア]]の下を参照する能力は存在しない。 -クリーチャーの下のカードにも、「[[表向き]]」、「[[裏向き]]」という状態は存在する。 --[[《引き裂かれし永劫、エムラクール》]]や[[《閻魔大王》]]、[[《黒目龍竜》]]などの能力で、この状態が参照される。 -上のクリーチャーごと破壊された場合、その下のカードが[[pig]]や「どこからでも墓地に置かれる時」の能力を持っていたとしても能力は発動しない。 --[[《紅き血の テスタ・ロッサ》]]など「[[クリーチャー]]」の移動が関係する場合、クリーチャーそのものはカウントするが、クリーチャーの下のクリーチャーは[[クリーチャー]]として扱わないためカウントしない。 --[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]など「[[カード]]」の動きが関係する場合、[[進化元]]も「カード」なのでカウントされる。 //--[[《スーパー獅子幻獣砲》]]のように1枚の[[カード]]が[[クリーチャー]]かそうではないのかを参照する場合、[[クリーチャーの一番上>進化クリーチャーの一番上]]は[[クリーチャー]]であるため、選ぶとその属するオブジェクト(すなわち[[進化元]]を含む進化クリーチャー全体)が[[破壊]]されるが、[[進化元]]は[[クリーチャー]]という扱いにならないため、選んでも[[墓地送り]]になるのはその[[進化元]]のみとなる。 //-[[墓地]]に置かれる前に[[進化元]]ではなくなるため、[[メテオバーン]]で捨てられたカードの能力は問題なく発動する。 **「クリーチャーの下」の扱いとルールの変遷 [#t2a5195e] デュエマが始まってから長らく、クリーチャーの下にカードが置かれることは、クリーチャーが進化した時だけで、進化ではないクリーチャーの下にカードを置く手段もなかった。[[カード指定除去]]もなかったため、バトルゾーンにある進化クリーチャーとその下にあるクリーチャーを分けて見られることもなかった。 [[DM-11]]では、初の1つのオブジェクトから、一番上のカードをどかせる[[《ロイヤル・ドリアン》]]が登場し、限定的とはいえ[[カード指定除去]]と[[退化]]ギミックの先駆者となった。 [[不死鳥編]]で登場した進化クリーチャーの下のカードをバトルゾーンから離す[[メテオバーン]]は、下のカードをカード指定でとして干渉する初の能力となる。こちらも、カードを指定して別のゾーンに移動させるという面では、[[カード指定除去]]に先駆けた能力と言える。 [[DM-10]]では自身のクリーチャーに使用できるカードとして初の[[カード指定除去]]能力を持った[[《ルナ・ウイング》]]が登場。その後も[[DM-19]]で[[《シャドーウェーブ・サイクロン》]]、[[DM-24]]で[[《センジュ・スプラッシュ》]]などが登場したが、当時のカード指定除去は、「上のカード」「下のカード」という指定がない限りは、1つのオブジェクトを上のカードと下のカードで別々にみることはなかった。そのため、進化クリーチャーを選んでも、カードとしてではなくクリーチャー・オブジェクトとして選ぶことになっていたおり、退化で使うことはできなかった。 しかし、2014/01/17にようやくというべきか[[カード指定除去]]がすべてが、オブジェクトとしてではなく直接カードそのものを選べる裁定変更がなされた。 [[革命ファイナル]]では、史上初となるカードを下における進化ではないクリーチャー[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]が登場。さらに[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]は自身に[[禁断コア]]を置けるため、初のクリーチャー以外のカードを下におけるクリーチャーにもなった。 なお、それ以前にも[[《超時空ストーム G・XX》]]が自身の[[メテオバーン覚醒]]以外の方法で裏返ったり、[[《電磁無頼アカシック・サード》]]を[[進化クリーチャー]]にしてから下に[[カード]]を仕込み、その後変身が解けるすれば、「進化クリーチャーであったはずのクリーチャーが何らかの理由で進化クリーチャーでなくなってしまう」という形で存在していた。 これに関して、一時期は[[進化]]ではない[[カード]]の下に[[カード]]が置かれることは不適切として、[[進化クリーチャー]]でなくなった瞬間に下の[[カード]]が全て[[墓地]]へ置かれるという裁定になっていた。後に[[新章デュエル・マスターズ]]で[[NEOクリーチャー]]が登場すると現在の裁定に戻った。ちなみにこの裁定変更が発表されたのは[[『DMGP-4th』>公認グランプリ]]で当日であったためか、公式は「事務局の回答以外ではプレイヤーが知る術がなく、以前のルールを想定して大会に参加したプレイヤーが多数いたため、本大会では特例として裁定変更前の裁定を採用する」という特例の措置を取った。 [[DMEX-08]]で[[《ガチャレンジ ガチャロボ》]]や[[《英知ザクス・コット》]]などの登場したことによって、カードを''裏向きにして''下にカードを置くことができるようになった。 [[王来篇]]に入る直前の2021年2月26日に[[同年3月16日にルール改訂>2021年3月16日ルール改訂]]があることが発表された。 主に再構築とクリーチャーの下のカードに関してであり、[[退化]]した場合クリーチャーのタイプを問わず1体しか残せなくなったこと、退化した先が進化でないクリーチャーであっても下にカードが残ること、一度進化した場合クリーチャーの下のカードが任意で順番を変えられなくなったことが大きな変更点である。 **参考 [#m3b846ec] -[[用語集]] -[[の下]] -[[シールド]] -[[アッパー・ゴー]] &tag(用語集,の下);