#author("2023-10-25T12:45:26+09:00","","") *《&ruby(ディーツーブイスリー){D2V3}; &ruby(しゅうだん){終断};のレッドトロン/フォビドゥン・ハンド》 [#h05ec4b2] |D2V3 終断のレッドトロン P 火文明 (5)| |クリーチャー:ソニック・コマンド/マスター・イニシャルズX 5000| |このクリーチャーを召喚する時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。| |このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このクリーチャーとその選んだクリーチャーをバトルさせる。| |BGCOLOR(#ccd):| |フォビドゥン・ハンド P 火文明 (9)| |呪文| |''S・トリガー''| |相手のパワー9999以下のクリーチャーを1体破壊する。| |自分のフィールドがあれば、相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印を1つ付ける。| [[DMBD-21]]で登場した[[火]]の[[ソニック・コマンド]]/[[マスター・イニシャルズX]]と[[火]]の[[呪文]]の[[ツインパクト]]。 [[クリーチャー]]側は[[召喚]]する際に[[任意]]で[[ディスカード]]を行えば自身を2[[軽減]]でき、[[cip]]で[[効果バトル]]を行う。 [[パワー]]もちょうど[[アドバンス]]で活躍する[[《とこしえの超人》]]、アドバンス・[[オリジナル]]の両方を活路とする[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]][[《若き大長老 アプル》]]などの主要[[コスト踏み倒しメタ]]の多くに勝る。ただし2マナ帯までに限っても、そもそも選べない[[《異端流し オニカマス》]]、パワーがこちらを上回る[[《リツイーギョ #桜 #満開》]][[《ベイB セガーレ》]]があるため、油断は禁物。 [[手札]]が減るものの3[[ターン]]目に[[コスト]]5の[[コマンド]]を召喚することで[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の[[封印]]を外し[[禁断爆発]]を早めつつ、[[《とこしえの超人》]]などの[[コスト踏み倒しメタ]]を[[除去]]できる。 中盤以降は[[パワー]]不足が懸念されるが、効果バトル前に《FORBIDDEN STAR》の外す封印を右上にすれば[[スレイヤー]]を付与できる[[デザイナーズコンボ]]が強力で、わずか3マナで封印外しと相手のクリーチャー1体の[[確定除去]]を行える。 [[呪文]]側は9999[[火力]]の後、自分の[[フィールド]]があれば相手1体を[[封印]]する。 [[手打ち]]で唱えられるようなコストではないが、[[【ドルマゲドンX】]]なら実質無条件で最大2体のクリーチャーの足止めができる。 フィールドがあれば[[《リベレーション・オブ・ジ・エンド》]]と[[《ジ・エンド・オブ・エックス》]]を同時に放つようなものであり、[[単色]][[ツインパクト]]の[[S・トリガー]]としては破格。 それらが持っていた自分の[[封印]]を外す効果はないが、元々[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]は指定された手順以外での[[封印]]解除ができないため、あまり気にならない。 また、[[ハンド]]の[[名称カテゴリ]]に属するため、[[《マッド・デーモン閣下》>《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]の[[サルベージ]]を[[誘発]]させられる。《マッド・デーモン閣下》も[[【ドルマゲドンX】]]と相性が良く同じ[[デッキ]]に入ることも十分想定できるため、忘れないようにしたい。 総じて[[【ドルマゲドンX】]]をはじめとしたデッキで初動と[[防御札]]を兼ねる八面六臂の活躍が見込め、[[カードパワー]]も高い優秀な1枚である。 同セット収録の[[《Dの終断 ドルマゲドン・エリア》]]とは、 -あちらが場にあることで常に[[スレイヤー]]化、[[禁断爆発]]後の[[フィールド]]の維持。 -こちらの[[ディスカード]]による[[リアニメイト]]対象の[[墓地送り]]、およびあちらが苦手とする[[コスト踏み倒しメタ]]の除去。 と互いがそれぞれを[[プレイ]]する上での助けとなっており特に密接な[[シナジー]]を形成している。 **環境において [#o4781965] 登場から[[【赤黒ドルマゲドン】>【ドルマゲドンX】]]のパーツとして需要を得た。 [[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]における[[防御札]]兼軽量[[除去]]としても活躍している。3ターン目にクリーチャー側を召喚して厄介な[[メタ]]クリーチャーを除去してから、次のターンの[[《特攻の忠剣ハチ公》]]に繋げられる点、[[効果バトル]]の後生き残っていれば[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]に[[革命チェンジ]]できる点が評価された。極論[[《特攻の忠剣ハチ公》]]1体召喚からゲームセットに持ち込めるため、自己コスト軽減のためにディスカードしてもジリ貧になりづらい。 しかし、実は当初からこのデッキで高い評価を受けていた訳では無い。[[DMBD-21]]発売直後の「超CS京都」で[[【星雲人シヴァンリンネ】]]が一躍有名になるとそちらのデッキへのメタとして[[《異端流し オニカマス》]]の採用例が増え、ついでにメタられてしまう[[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]は[[地雷]]デッキとしての立場が危うくなった。そこで、この時期に[[CS>チャンピオンシップ]]入賞しているデッキは[[《紅に染まりし者「王牙」/クリムゾン・ビクトリー》]]を採用したものが多い。これには《オニカマス》の他[[《飛ベル津バサ「曲通風」》]][[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]][[【我我我ブランド】]]を対策する意図があるものと思われる。 また、白青赤[[【鬼羅.Star】]]のような軽量メタクリーチャーとブロッカーを大量に並べてくるデッキに対しては[[《めっちゃ! デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ》]]が圧倒的に強い。当時数を増やしつつあった[[【無色ジョーカーズ】>【ジョーカーズ】#heb81916]]の[[《ジョリー・ザ・ジョニー Final》]]に[[ガチンコ・ジャッジ]]で勝てるお守りという意味でもこれを採用したいと考えるプレイヤーが多かったようだ。 その後[[DM22-RP1]]の発売、「[[DMGP2022>公認グランプリ]]」を経て[[【星雲人シヴァンリンネ】]][[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】]]が共に大きく数を減らすと、ちょうど[[《紅に染まりし者「王牙」/クリムゾン・ビクトリー》]]に入れ替わる形で《レッドトロン》の採用率が伸びてきた。最終的に[[DM22-RP1]]発売から1ヶ月ほど経った頃にはすっかり主要パーツの仲間入りを果たしている。 **関連カード [#va90261f] -''PREV'' --[[《D2V2 禁断のギガトロン》]] -[[《ダースシギ卿》]] -[[《禁断V キザム》]] -[[《リベレーション・オブ・ジ・エンド》]] -[[《ジ・エンド・オブ・エックス》]] -[[《D2V3 終断のデッドトロン/デッドリー・ビッグバン》]] -[[《D2-V禁断のボルトロン》]] **収録セット [#o2e622d6] -illus.[[Sansyu]] --[[DMBD-21 「クロニクル・ダークサイド・デッキ 「終焉」」>DMBD-21]](14/27) **参考 [#x456f181] -[[ツインパクト]] -[[ソニック・コマンド]] -[[マスター・イニシャルズX]] -[[ディスカード]] -[[コスト軽減]] -[[cip]] -[[バトル]] -[[S・トリガー]] -[[火力]] -[[破壊]] -[[フィールド]] -[[封印]] -[[ハンド]] &tag(ツインパクト,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト5,ソニック・コマンド,コマンド,マスター・イニシャルズX,マスター・イニシャルズ,イニシャルズX,イニシャルズ,パワー5000,召喚する時,ディスカード,自身コスト軽減,手札を捨て自身コスト軽減,cip,効果バトル,呪文,コスト9,S・トリガー,火力,単体火力,パワー9999以下,除去,単体除去,破壊,単体破壊,フィールドサポート,確定除去,追加除去,封印,単体封印,《トロン》,終音「ん」,・,ハンド,ボルトロン,P,レアリティなし,Sansyu);