#author("2020-10-19T18:22:53+09:00","","") *《&ruby(てんらい){天雷};の&ruby(どうし){導士};アヴァラルド&ruby(こう){公};》 [#fe5f5b3a] |天雷の導士アヴァラルド公 UC 光文明 (3)| |クリーチャー:アーク・セラフィム/ナイト 1000| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から呪文を好きな枚数手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。| [[DM-28]]で登場した[[光]]の[[アーク・セラフィム]]/[[ナイト]]。 [[cip]]で最大3枚の[[呪文]]を[[手札]]に加える。 [[【ナイト】]]を始め、[[呪文]]を多用する[[デッキ]]でよく使われる。 [[デッキタイプ]]は限定されるが、序盤の[[手札補充]]としては[[《エナジー・ライト》]]と肩を並べる[[スペック]]であり、[[能力]]を使った後は、[[進化元]]、[[ナイト・マジック]]の種火として機能する、非常に優秀な[[カード]]である。 **環境において [#webcbbdb] 特に[[サイキック・クリーチャー]]の登場以降、[[山札]]内の[[呪文]]比率が上がったため格段に強化された。これにより高確率で[[水]][[文明]]以上の[[ドロー]]が可能となり、2011年7月23日に[[殿堂入り]][[カード]]に指定。[[超次元]][[呪文]]の影響により、他にも多くの[[呪文]]関連の[[カード]]が[[殿堂入り]]することになった。 [[殿堂入り]]以降の[[環境]]では[[《ヴォルグ・サンダー》]]、さらには[[《虚構の影バトウ・ショルダー》]]や[[《拷問ロスト・マインド》]]の登場によって[[デッキ]]の[[呪文]]比率を上げることの危険性が高まってしまい、目にする機会は減っている。 殿堂入り直前に登場した[[《コアクアンのおつかい》]]は、適切な構築により安定して3枚[[手札補充]]できる上に[[呪文]]以外も回収できることなど、大抵はこのカードよりも強力な手札補充としてその後運用されてきた。 時を経て[[DMRP-01]]になると、1コスト上に[[S・トリガー]]が抜けた以外は[[《サイバー・ブレイン》]]の[[同型再販]]に近い[[《王立アカデミー・ホウエイル》]]までもが登場した。 このことなどから、[[メタ]]られやすい[[呪文]]という[[カードタイプ]]しか回収対象にできないこのカードのメリットが殿堂入り当初より格段に薄れ、結果として2018年1月29日に[[殿堂解除]]となった。 殿堂解除後の環境では2018年3月1日の殿堂レギュレーション改訂により大幅弱体化を余儀なくされた[[【ロージアミラダンテ】]]のリペアとして注目が挙がった。 さらに、[[ツインパクト]]の登場で、一部ではあるものの[[クリーチャー]]を[[手札]]に加えられるようになり、追い風が吹いている。[[《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]を主体とした[[デッキ]]では、[[水]]を入れる事なく使える有効な手札補充になり得るかもしれない。 しかし[[双極篇環境]]では中々使われていなかった。比較対象の[[《コアクアンのおつかい》]]、[[《王立アカデミー・ホウエイル》]]ですらほとんど使われない状況であり、単なる[[ハンドアドバンテージ]]しか稼げないカードの立場が非常に厳しくなっているからである。 [[【ドロマー超次元】]]でも[[スロット]]節約に一役買ってくれる[[《ブレイン・タッチ》]]と[[《デモンズ・ライト》]]にドローを任せる中、汎用性、対応力重視の風潮に反しているのが痛い。[[メタリカ]]の[[ツインパクト]][[ウィニー]]の大半が「ビートダウンの役に立たない中途半端な準バニラ」であり、「[[ツインパクト]]を回収してすぐに盤面を並べる」という動きを取りづらいのが実情だった。 それから数か月経ち、[[【白緑ツインパクト】]]において[[《超機動罠 デンジャデオン/地獄極楽トラップ黙示録》]]の[[トラップ]]呪文補充役としてようやく採用されるようになった。こちらではツインパクトを使うだけのマナと時間稼ぎの手段はあったものの、とにかく手札が枯渇しやすかった。それを補うために白羽の矢が立てられたのである。 [[《ヴォルグ・サンダー》]]の[[プレミアム殿堂]]指定後は、[[【ドロマー超次元】]]で注目される。[[1ショットキル]]によりフィニッシュすることが[[【ドロマー超次元】]]の基本となったため、[[プレイヤー]][[攻撃]]可能な[[クリーチャー]]が残る点で再評価された。 **その他 [#bee5130d] -[[コスト論]]から見れば、この[[効果]]は最低でも[[手札]]プラス1より上、上限が約3×1.5=4.5程度に設定されている。3枚引けた場合のこの[[クリーチャー]]の[[パワー]]のおおよその適正値は-1500、2枚で0、1枚で1500、0枚で3000。つまり2枚以上引ければ[[コスト論]]での[[パワー]]を上回る[[スペック]]となる。[[デッキ]]の構築次第では2枚以上引ける事は珍しくないだろう。 -同[[コスト]]の[[《ガガ・ピカリャン》]]より[[パワー]]が低いため、この[[能力]]は1枚[[ドロー]]することより重く計算されていることになる。 -類似した[[能力]]を持つ[[カード]]に[[《神門の精霊エールフリート》]]が挙げられる。 [[種族]]の違い、[[ブロッカー]]の有無、[[コスト]]、[[手札]]に加える枚数、[[墓地]]を増やすか否かなど、多くの面で差別化されている。 -後に[[DMR-18]]で[[調整版]]と思われる[[《鋼爵の玉 ヴァラルド》]]が登場。&br;1コスト増え1枚しか呪文を補充できなくなったが、見られる山札の枚数が4枚になり[[ブロッカー]]が付いている。 --更に[[DMR-22]]で[[《タイム1 ドレミXII》]]が登場。多色になり1枚しか引けなくなったが、同コストでパワーは3000と高い。 -[[サムライ]]の[[《牛若剣士トドロキ》]]と対になっている。 **関連カード [#j5e1197d] -[[《牛若剣士トドロキ》]] -[[《霊騎レングストン》]] -[[《神門の精霊エールフリート》]] -[[《鋼爵の玉 ヴァラルド》]] **[[フレーバーテキスト]] [#gda17715] -[[DM-28]]&br;'''練り込んだ[[呪文]]を弾丸にして放つ。それが[[戦乱の世>戦国編]]の騎士剣「魔銃」なり。''' -[[DMX-01]]&br;'''気高き[[騎士>ナイト]]とともに生き、新たなる世界を目撃する。''' -[[DMEX-02]]&br;'''閃光に包まれし、歴戦の魔法騎士。その者が、[[双極>ツインパクト]]の力にいざなわれ、[[戦場へと帰ってきた>殿堂解除]]。''' -[[プロモ>プロモーション・カード]](P2/Y7)&br;'''練り込んだ[[呪文]]を弾丸にして放つ。それが戦乱の世の騎士剣「魔銃」の力なり。''' **収録セット [#ja020cdf] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Nariann]] --[[DM-28 「戦国編(バトル・ギャラクシー) 第1弾」>DM-28]] --[[DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」>DMX-01]] --[[DMEX-02 「デュエマクエスト・パック 〜伝説の最強戦略12〜」>DMEX-02]] --[[プロモーション・カード]](P2/Y7) **参考 [#if23e434] -[[アーク・セラフィム]] -[[ナイト]] -[[cip]] -[[山札の上]] -[[見せる]] -[[呪文]] -[[手札補充]] -[[山札の下]] -[[殿堂入り]]→[[殿堂解除]] &tag(〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇);