#author("2021-05-02T16:09:02+09:00","","") *【赤黒ジャオウガ】 [#p7c0d34d] [[鬼タイム]]持ちと自分の[[シールド]]を減らすカードを中心に、[[黒赤]]で組まれた[[中速]]寄りの[[ビートダウン]]。 かつては[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]を主な[[フィニッシャー]]としていたが、[[《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]が登場してからはそちらをフィニッシャーにしたタイプも増え、その影響から【赤黒エンド・ジャオウガ】とも呼ばれるようになった。 |鬼ヶ覇王 ジャオウガ KGM 闇/火文明 (10)| |クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 17000| |<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーの召喚コストを5少なくする。| |スピードアタッカー| |T・ブレイカー| |このクリーチャーは、召喚されたターン、バトルゾーンを離れない。| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーをすべて破壊する。| |鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ KGM 闇/火文明 (12)| |クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 17000| |スピードアタッカー| |T・ブレイカー| |<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーの召喚コストを6少なくする。| |<鬼エンド>このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、追加ターン中でなければ、このターンの後にもう一度自分のターンを行ってもよい。そうしたら、そのターンの終わりに自分のクリーチャーをすべて破壊する。| |「非道」の鬼 ゴウケン齋 SR 闇文明 (5)| |クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 6000| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分の手札を1枚捨ててもよい。| |<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、相手のクリーチャーはタップしてバトルゾーンに出る。| **主要カード [#g3a26f37] |[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]|核。[[cip]]で[[全体除去]]し、このクリーチャーに除去耐性を付与| |[[《「非道」の鬼 ゴウケン齋》]]|[[離れる]]時、[[ディスカード]]で場に留まる。&br;[[鬼タイム]]で相手の[[クリーチャー]]を[[タップイン]]| |[[《「陰陽」の鬼 ヨミノ晴明》]]|破壊される時、山札を5枚削れば場に留まる。&br;[[鬼タイム]]で自分のターンの初めにコスト5以下を[[スピードアタッカー]]で[[リアニメイト]]| **候補クリーチャー [#heb688e1] |[[《斬斬人形コダマンマ》]]|自身の[[シールド]]を減らす| |[[《福腹人形コダマンマ》]]|~| |[[《Disライター》]]|~| |[[《堕魔 ドゥンブレ》]]|~| |[[《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》]]|[[cip]]で自身の[[シールド]]を減らしつつ、[[アンタップ]]状態の相手[[クリーチャー]]を[[除去]]| |[[《キズグイ変怪》]]|[[アタックトリガー]]で自身の[[シールド]]を減らす。[[鬼タイム]]下ではフィニッシャーにも| |[[《「貪」の鬼 バクロ法師》]]|自身の[[シールド]]を2枚も減らせる[[SA>スピードアタッカー]]。[[鬼タイム]]で[[T・ブレイカー]]に。&br;ヘタするとこのカードで3ターンキル達成も| |[[《「影斬」の鬼 ドクガン竜》]]|[[アタックトリガー]]で相手の[[パワー]]を-5000。&br;[[鬼タイム]]で全ての[[クリーチャー]]に[[ブロッカー]]と[[スレイヤー]][[付与]]| |[[《「是空」の鬼 ゲドウ権現》]]|[[鬼タイム]]時に2コストまで軽減できる[[SA>スピードアタッカー]]の[[W・ブレイカー]]。[[敗北回避能力]]も持つ。| |[[《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]|[[鬼タイム]]時に6マナで[[召喚]]でき、[[鬼エンド]]で[[追加ターン]]| |[[《鬼ヶ鬼 ジャオウガ》]]|[[アタックトリガー]]で[[闇]]または[[火]]の[[コスト7以下]]の[[クリーチャー]]を[[リアニメイト]]| |[[《鬼ヶ大王 ジャオウガ》]]|[[cip]]で全て[[シールド回収]]し、[[鬼タイム]]と[[鬼エンド]]を達成| |[[《コクヨウ童子》]]|[[鬼タイム]]で自身の[[ターン]]中、[[破壊されない]]| |[[《虹彩奪取 ブラッドギア》]]|初めて[[召喚]]する[[闇]]と[[火]][[クリーチャー]]の[[コスト]]1[[軽減>コスト軽減]]| |[[《一王二命三眼槍》]]|[[敗北回避能力]]持ち。[[鬼エンド]]で[[山札の下]]からコスト5以下[[踏み倒し]]| **候補呪文 [#h96d4367] |[[《デモニオ八金棒 黒縄棍》]]|自身のシールドを減らすことで全体火力| |[[《鬼札ヶ島 百鬼夜城》]]|パワー低下4000を2回 鬼タイム下なら更に2回| |[[《襲来、鬼札王国!》]]|[[除去]]か[[リアニメイト]]が選択できる。[[鬼タイム]]で両方選択可能| |[[《モモダチパワー!!!》]]|[[キリフダッシュ]]1を持つ単体6000火力| |[[《フレイムランス・トラップ》]]|[[S・バック]]-[[火]]を持つ単体5000[[火力]]| |[[《鬼寄せの術》]]|[[コスト軽減]]および[[鬼タイム]]発動の補助。| |[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]|メタクリーチャーの展開、打点補強、SA[[付与]]| |[[《百鬼の邪王門》]]|[[ダイレクトアタック]]防ぎ| **デッキの回し方 [#ndf6491e] コンセプトは、自分や相手のシールドを減らしていって[[鬼タイム]]を発動させ、[[耐性]]を持ち[[タップイン]]能力で相手の後続の侵攻を防げる[[《「非道」の鬼 ゴウケン齋》]]を立てた後に、[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]を召喚し[[全体除去]]を行い、一気に[[ダイレクトアタック]]まで持ち込むこと。 序盤は[[《斬斬人形コダマンマ》]]や[[《キズグイ変怪》]]、[[《「貪」の鬼 バクロ法師》]]で自分の[[シールド]]を減らしつつ、[[ビートダウン]]で相手のシールド減らしていって鬼タイムを狙っていこう。 **環境において [#r0597a50] [[DMRP-13]]期に誕生した時は、[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]を[[フィニッシャー]]としていたが、残念ながら環境での目覚ましい活躍がほとんどみられなかった。というよりは、[[フィニッシャー]]である[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]がほとんど活躍していない。 一応、このデッキのチャンピオンシップ優勝報告は上がったことはあるが、[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]が出るまでもなく、[[《「貪」の鬼 バクロ法師》]]などの4コスト軍だけで十分[[フィニッシャー]]が務まってしまうことがほとんどだった。[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]はおろか、[[《「非道」の鬼 ゴウケン齋》]]すら出ずに勝ててしまうこともあった。そのため、[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]を抜いて[[速攻]]に特化した[[【赤黒バクロ法師】]]が構築され、[[鬼タイム]][[デッキ]]としての主流をすぐにそちらに譲った。 そもそも、クリーチャーを並べて[[ビートダウン]]を仕掛けていくデッキで、自軍をも全滅させる[[全体除去]]を放つ[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]が合っているとは言い難い。[[《「非道」の鬼 ゴウケン齋》]]がいなければ[[フィニッシャー]]として機能しにくいのは大きな問題点と言わざるを得なく、自分のシールドも削っていく鬼タイムデッキで、支払いコストが5もかかるカードを2種も出すというのは、あまりにも悠長。 ましてや、環境の高速化が進んでいる[[十王篇]]において、鬼タイムを発動させて[[《「非道」の鬼 ゴウケン齋》]]のような[[耐性]]持ちのクリーチャーを展開し、[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]を召喚とは、あまりにものんびりと言わざるを得ないだろう。 [[《百鬼の邪王門》]]が登場してからも、攻撃にも特化した[[【赤黒バクロ法師】]]の方がそれを上手く使いこなすことができ、[[《百鬼の邪王門》]]で[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]を出せないこともあって、ますます立場がなくなっていく。 [[DMRP-16]]では、[[鬼エンド]]で[[追加ターン]]を獲得できる[[《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]が登場し、[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]に代わってそちらを[[フィニッシャー]]にした型の活躍が期待されたが、蓋を開けてみればそちらも環境で大した活躍をしていない。 まず、[[《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]は[[鬼タイム]]が発動しても支払いコストが6と重く、出る前に決着がついてしまう。[[《鬼寄せの術》]]を使えば、4ターン目に4コストで召喚できるが、今度は[[鬼エンド]]の発動に間に合わせることが難しいという問題が発生する。鬼エンドが発動していなければ、[[《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]はただの[[スピードアタッカー]]&[[T・ブレイカー]]のアタッカーに過ぎず、結局[[《「貪」の鬼 バクロ法師》]]で十分ということになってしまう。 **参考 [#cf0b5f2c] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/除去コントロール]] -[[DMSD-15]]