#author("2022-07-11T20:07:04+09:00","","") *《&ruby(ちしき){知識};の&ruby(はかいしゃ){破壊者};デストルツィオーネ》 [#f1aa6982] |知識の破壊者デストルツィオーネ P(SR) 闇文明 (10)| |クリーチャー:デーモン・コマンド 17000| |このカードを山札から引く時、引こうとしているこのカード以外に自分の手札が1枚もなければ、すべてのプレイヤーに見せてもよい。そうした場合、相手のクリーチャーを1体破壊する。| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手は自身の手札をすべて捨てる。| |T・ブレイカー| 漫画[[「覇王伝ガチ!!」第2巻付録>プロモーション・カード]]として登場した重量級[[デーモン・コマンド]]。 コスト10と[[ゼニス]]並に重いが、その[[能力]]は[[cip]]で[[《ロスト・ソウル》]]を放つという、まさに[[知識>手札]]の[[破壊者>ハンデス]]に相応しい恐ろしい[[能力]]を持つ。 強力な[[cip]]効果を活かして、[[【ミラクルとミステリーの扉】]]系の[[デッキ]]に入れても面白いだろう。 また、[[手札]]0でこのカードを引く時に公開することで[[確定除去]]を放つオマケのような[[能力]]もある。 **ルール [#l6a31e18] -手札が0枚の状態でカードを引く1枚目がこのカードなら即座に[[使用宣言]]ができる。 -[[革命0トリガー]]や[[鬼エンド]]と同じく、[[解決]]のタイミングで効果を使うための条件を達成していなければ、その能力は不発となり、手札に戻る。 --具体的には[[《エマージェンシー・タイフーン》]]や[[《サイバー・チューン》]]など、2枚以上引いた後で[[手札]]が1枚になる可能性がある場合。この場合は、''最初の1枚目が《知識の破壊者デストルツィオーネ》であり、呪文を唱え終わった時点で[[使用宣言]]を済ました《知識の破壊者デストルツィオーネ》のみが手札に残っていた場合のみ''[[破壊]][[効果]]を行使できる。 ---2枚目以降に引く場合、そもそも1枚目の[[手札]]があるため、[[能力]]そのものがトリガーしないためである。要するに、[[トリガー]]するタイミング自体は「引く時」だが、[[解決]]するタイミングは他の[[誘発型能力]]と同様、他の誘発型能力を[[解決]]し終えた後になる。ルールがややこしいため、試合の前に確認し合うのが無難だろう。 -「このカードを山札から引く時」で読点が打たれているので、すでに自分の手札が1枚以上ある場合でも誘発はしているようにも思えるが、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]と同じくそのカード自身がどのゾーンにあるのかも指定されているため、2枚目以降に引く場合は待機していない。 **環境において [#xb362013] 登場から[[【ミステリー・キューブ】]]で使われ、特に[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]無制限の頃は高コストのおかげで[[山札]]にあるだけでも[[ガチンコ・ジャッジ]]に貢献できた。が、2015年3月14日に[[《ミステリー・キューブ》]]が[[殿堂入り]]に指定されると下火になった。 後に多くの場合で実質的なオールハンデスになる上により軽く、[[アタックトリガー]]での[[確定除去]]まで付いている[[《ニコル・ボーラス》]]が登場し、こちらは型落ち物となっていた。 しかし、[[《闇王ゼーロ》]]が登場すると、そちらの踏み倒し先として注目されることになった。《ゼーロ》はコストを支払わずに唱えられる代償に自分の手札を捨てるため、このクリーチャーの持つ[[今引き]]能力が活きやすく相性が良い。 **他のカード・デッキとの相性 [#mac3e705] -[[手札]]にいるこの[[クリーチャー]]を公開させるだけで相手[[クリーチャー]]を[[除去]]できるので、[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]を[[破壊]]して[[エクストラウィン]]させる心配はない。 -[[デーモン・コマンド]]なので[[《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》]]の[[能力]]で出すことができる。このタイプの[[デッキ]]を相手にしてみれば「何か行動を起こせば、この[[カード]]か[[《ロスト・ソウル》]]が[[シールド]]から飛んでくるかもしれない」という心理的な[[ロック]]がかかる。 -[[マナ]]にも因るが、相手が[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]を[[召喚]]した返しの[[ターン]]に、[[今引き]]でこの[[クリーチャー]]を引いた場合、そのまま[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]を[[破壊]]し、[[エターナル・Ω]]で[[手札]]に戻った[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]と[[召喚]][[cip]]で増えた相手の[[手札]]を、今度はこちらの[[cip]]で根こそぎ奪うことができる。 --[[パワー]]・[[マナコスト]]・[[ブレイク]]数が[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]と一致している。上記の通り状況次第ではあちらへ対抗できる能力を持つが、何か関係があるのだろうか。 **流通・再録について [#hbba2168] -漫画[[「覇王伝ガチ!!」第2巻付録>プロモーション・カード]]の付録である為、複数枚集めるのは通販や書店で取り寄せをしない限り難しい。しかしこれだけ豪快な能力を持つクリーチャーが500円程度で手に入ると考えると安いともいえる。 -[[DMX-19]]にて[[スーパーレア]]仕様となって[[再録]]された。高いパワーと豪快な能力を持つ為、[[スーパーレア]]化は納得と言える。狙って当てるのは難しいが前より集めるのは容易になったと言えるだろう。 **その他 [#v2adba4f] -長らく[[非進化]]、非[[サイキック>サイキック・クリーチャー]]の[[デーモン・コマンド]]で最大の[[パワー]]を持つ[[クリーチャー]]であったが、[[《天斬の悪魔龍 ジュランデス》]]に抜かされてしまった。 -名前や[[能力]]を見る限り、[[《奈落の葬儀人デス・シュテロン》]]との共通点が多い。 -名前の由来は、イタリア語で「破壊」を意味する「ディストルツィオーネ」(distruzione) だと思われる。英語では「デストラクション」(destruction) に相当する。 -同書1巻の付録である[[《魔刻の覚醒者 G・オルゼキア》]]と同様、漫画の付録にはなっているが作中では誰も使っていないカードであり、[[ラミネ仕様>ラミネカード]]にすらなっていない。あちらはまだ[[キャラクター]]のセリフが[[フレーバーテキスト]]になってるだけ扱いがマシだろうか。 -[[コロコロコミック]]で情報が公開された際、このカードのテキストが[[《超神類 イズモ》]]のテキストになっているという誤植があった。 その時点では《超神類 イズモ》はおろか[[ゴッド・ノヴァOMG]]の存在すら伏せられていたが、この誤植によって「いずれ多色の[[ゴッド・ノヴァ]]が出る」ことがプレイヤーに知れ渡ってしまった。 **関連カード [#i6c3309b] -[[《凶骨の邪将クエイクス》]] -[[《奈落の葬儀人デス・シュテロン》]] **収録セット [#oeb2be65] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[boyaking]] --[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」>DMX-19]]](S22/???)([[アルトアート]]) --[[プロモーション・カード]](P47/Y12) **参考 [#gba935f0] -[[デーモン・コマンド]] -[[今引き]] -[[見せる]] -[[除去]] -[[確定除去]] -[[破壊]] -[[cip]] -[[ハンデス]] -[[オールハンデス]] -[[T・ブレイカー]] &tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト10,デーモン・コマンド,コマンド,パワー17000,このカードを引く時,見せる,除去,単体除去,確定除去,破壊,単体破壊,cip,ハンデス,オールハンデス,T・ブレイカー,P,レアリティなし,SR,スーパーレア,boyaking);