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知識の破壊者デストルツィオーネ P(SR) 闇文明 (10) |
クリーチャー:デーモン・コマンド 17000 |
このカードを引いた時、このカード以外に自分の手札が1枚もなければ、表向きにしてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体破壊する。 |
このクリーチャーが出た時、相手は自身の手札をすべて捨てる。 |
T・ブレイカー |
漫画「覇王伝ガチ!!」第2巻付録で登場した闇のデーモン・コマンド。
コスト10とゼニス並に重いが、cipでオールハンデスを放つという、まさに知識の破壊者に相応しい恐ろしい能力を持つ。
強力なcip効果を活かして、【ミラクルとミステリーの扉】系のデッキに採用できる。
また、手札0でこのカードを引く時に公開することで確定除去を放つ能力も持つ。
※再録前の「このカードを山札から引く時」だった時点の裁定。再録によって「このカードを引いた時」という誘発型能力になり、《龍装者 バルチュリス》などと同様に解決時点の手札の状況を見る処理になる可能性がある。
登場から【ミステリー・キューブ】で使われ、特に《勝利宣言 鬼丸「覇」》無制限の頃は高コストのおかげで山札にあるだけでもガチンコ・ジャッジに貢献できた。が、2015年3月14日に《ミステリー・キューブ》が殿堂入りに指定されると下火になった。
《ニコル・ボーラス》が登場すると、多くの場合で実質的なオールハンデスになる上により軽く、アタックトリガーでの確定除去まで付いているとして型落ち扱いされることもあった。
DMEX-15では《闇王ゼーロ》が登場。そちらの踏み倒し先として注目された。《闇王ゼーロ》はコストを支払わずに唱えられる代償に自分の手札を捨てるため、このクリーチャーの持つ今引き能力が活きやすく相性が良い。
このコンボを主体とするデッキ【青黒闇王ゼーロ】では、似た能力を持つ《奈落の葬儀人デス・シュテロン》もいるが、そちらと比べると継続的なハンデスができず、一度出してしまうと盤面には干渉できない反面、自分の手札には影響がない点と破壊能力が味方を巻き込まない点では勝る。
アドバンスの【闇王ゼーロ】では、《破壊の儀》で回収したカードをすぐ捨てる事にならない点で《デス・シュテロン》よりも強力。《龍月 ドラグ・スザーク》登場以降はそちらで盤面を整えて殴る型も多いため、《デス・シュテロン》の味方を巻き込む破壊が邪魔になる場面が増えたのも追い風であった。同時に《時空の禁断 レッドゾーンX》により、T・ブレイカーを犠牲にパワー低下を放てるようになり、盤面への影響力も増した。
ただ、こちらも同時に登場した《龍頭星雲人》と役割が被るため、《デストルツィオーネ》をそちらに差し替えた構築も見られる。
DM23-SP1発売日のオリジナルではこれを2枚入れた【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】がチャンピオンシップ準優勝を果たしている。《流星のガイアッシュ・カイザー》によるコスト軽減の対象になるのが大きい。
その後も、《流星のガイアッシュ・カイザー》採用型の青黒緑基盤で入賞報告がされることが稀にある。
プロモーション・カード(P47/Y12) |
DMX-19 |