#author("2021-09-22T07:52:18+09:00","","") *《&ruby(きんだんヒーロー){禁断英雄}; モモキングダム&ruby(エックス){X};》 [#u114f22c] |禁断英雄 モモキングダムX KGM 闇/火文明 (2)| |スター進化クリーチャー:ジョーカーズ/禁断/レクスターズ 99999| |禁断スター進化:このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から進化ではないレクスターズが出るまで表向きにし、それをこのクリーチャーの下に置く。その後、山札をシャッフルする。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)| |自分の他のレクスターズが出た時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてこのクリーチャーの下に置いてもよい。| |このクリーチャーは、カードが6枚以上含まれていなければ、攻撃できず、相手に選ばれない。| |このクリーチャーに含まれるカードが6枚になった時、このターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを-99999する。| |T・ブレイカー| [[DMRP-19]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[ジョーカーズ]]/[[禁断]]/[[レクスターズ]]の[[スター進化クリーチャー]]。 [[《王来英雄 モモキングRX》]]が[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の魂を受け継いだ[[スター進化クリーチャー]]。 かつてデュエマの常識を覆した[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]同様、非常に変わった性質を持つカードとなっている。 特殊な[[スター進化]]である[[禁断スター進化]]を持つ。[[進化元]]が[[バトルゾーン]]に無くても出すことができ、[[バトルゾーン]]に出る際、[[デッキ]]の非[[進化]][[レクスターズ]]を1枚、自身の下に置く。([[デッキ]]の[[クリーチャー]]から[[進化]]した扱いになるかは現状不明。詳しくは後述) 自身にカードが6枚以上含まれていなければ相手に選ばれないが、[[攻撃]]することもできない。 [[レクスターズ]]を出す度に自身に[[進化元]]を1枚追加することができ、自身に含まれるカードが6枚になった時、相手[[クリーチャー]]全ての[[パワー]]を-99999する。 元になった[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の[[能力]]をオマージュしており、「自身に連なる[[種族]]を持った[[クリーチャー]]を出すことで封印を解き、封印が完全に解かれた時に[[全体除去]]を放つ」という構成のカードとなっている。 「このクリーチャーに含まれるカード」とは《モモキングダム》自身も含むため、初期状態は《モモキングダム》と[[進化元]]の2枚となる。そのため、[[レクスターズ]]を4体出せば条件達成となる。 //一応裁定部分が確定するまでCO //アニメ解説より「モモキングダム自身を含め6枚」で確定 [[レクスターズ]]には小型[[クリーチャー]]が多く、バトルゾーンに4回出すのはそう難しくない。同弾には[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]などの[[侵略]]を持つ[[レクスターズ]]も登場しており、本家[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と同様に連続[[侵略]]で一度に条件を満たすこともできる。 [[除去]]の方法は[[パワー低下]]なので、回数に限りのある[[除去]][[耐性]]を無効化して[[除去]]できる。登場時点の環境では[[スター進化]]と[[EXライフ]]を持つ[[クリーチャー]]が多数存在しており、[[パワー低下]]でそれらを無効化できるメリットは大きい。 下にカードを入れる効果は[[任意]]のため、自分の好きなタイミングで[[全体除去]]を放つことができる点も強力。相手からすれば[[クリーチャー]]を並べても一斉に除去される可能性を抱えることとなるためかなり厄介だろう。 条件を満たすまでクリーチャーですらない《ドキンダムX》と違い、[[ダイヤモンド状態]]にすると[[アンタッチャブル]]を維持したまま[[パワー]]99999の[[T・ブレイカー]]となる。ただし[[《テック団の波壊Go!》]]の全体バウンス等、条件未達成時でも選ばない[[除去]]の対象になってしまう点は注意。 しかし、除去されたら除去されたで[[スター進化]]の特性が働き、進化元となるクリーチャーが場に残る事となる。 また、単に2コストの[[レクスターズ]]としても優秀である。[[アンタッチャブル]]と高いパワーから、2ターン目に出したこの[[クリーチャー]]を、返しのターンに進化元ごと除去することはほぼ不可能(([[《緊縛の影バインド・シャドウ》]]+[[《ブラッディ・サイクロン》]]2枚、[[《【ガチ】アイスバトルチャレンジ【対決】》]]+[[《ナゾの光・リリアング》]]+[[《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》]]+《ブラッディ・サイクロン》+進化元を除去できる[[S・バック]][[クリーチャー]]、[[《ラッキー・ダーツ》]]+[[《S・S・S》]]など、要求値の高さに目を瞑れば、理論上は可能))。 進化元が場に要らず低コストの除去されにくい[[進化クリーチャー]]という点でも優秀で、[[究極進化]]の[[進化元]]としても適している。 -[[Jチェンジ]]でこれを出せばT・ブレイカーでシールド3枚割ることができる。[[《タイク・タイソンズ》]]から入れ替えれば3ターン目にT・ブレイク、またはパワー99999で殴り返しができるアタッカーに。 -[[パワー低下]]の条件は自身に含まれるカードが6枚になった時に起動する[[誘発型能力]]である。よって[[退化]]を用いてカードを6枚含むように《モモキングダムX》を場に出した時には起動せず、その状態で新たに7枚目以降のカードを追加しても起動しない。逆に[[カード指定除去]]で含まれるカードが6枚になるように減らした場合は起動する。 -下に好きな[[クリーチャー]]を仕込み[[退化]]で出せるようにも見えるが、[[ルール改訂>2021年3月16日ルール改訂]]によりクリーチャーの下にカードを入れる場合は一番下に入れることになるため、このクリーチャーが離れたとしても[[バトルゾーン]]に残るのは[[禁断スター進化]]によって入れた非進化[[レクスターズ]]である。また、下にカードがある非進化クリーチャーをカード指定で剥がした場合、退化は起きず下にあるカードは全て[[墓地]]に置かれるため、その非進化レクスターズからさらに退化させることもできない。 --退化によって好きなクリーチャーを出したい場合、先に[[カード指定除去]]で[[進化元]]の非進化レクスターズを抜き取り、《モモキングダム》の一枚下を出したいクリーチャーにしてから《モモキングダム》を場から離すという手間を挟む必要がある。 [[DMRP-19]]のパック名が「禁断龍VS禁断竜」で「禁断龍」はこのクリーチャーを指している((「禁断竜」は[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]を指す))はずだが、なぜか種族は[[ドラゴン]]でない。[[《アルカディアス・モモキング》]]の種族は[[ジョーカーズ・ドラゴン]]のため、誤植の可能性がある。 能力に関しては、[[禁断スター進化]]が[[進化元]]となるカードが指定されていない。[[デッキ進化]]と同じく[[山札]]の[[クリーチャー]]から[[進化]]する[[能力]]のようにも見えるが、「このクリーチャーが''出た時''」と[[cip]]形式の書き方になっている。続く処理も「(《モモキングダムX》をそのカードの)上に置く」ではなく、「(そのカードを、《モモキングダムX》の)下に置く」と、明らかにバトルゾーンにある《モモキングダムX》に施す指示がなされている。 これを[[テキスト]]通りに解釈するのであれば、「進化元が無い状態で[[バトルゾーン]]に出た後、[[cip]]で[[進化元]]を1枚追加する」といった挙動になる。 -恐らく[[「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]として扱うと思われる。このカードはジョーカーズなので、[[ジョラゴン・ビッグ1]]等の対象となると思われる。 一応、[[進化]]せずに[[バトルゾーン]]に出せる[[進化クリーチャー]]の前例として[[《超神龍バリアント・バデス》]]が存在するが、あちらは[[任意]]で[[進化]]することはできる。 **余談 [#f3f45285] -アニメにのみ登場していた[[黒い人]]を除けば史上初の[[闇]]の[[ジョーカーズ]]。 そしてこのカードの登場により、遂に[[無色]]・[[火]]・[[自然]]・[[水]]・[[光]]・[[闇]]すべての文明にジョーカーズが出揃った。初登場からここまで''約4年''である。 -他の[[レクスターズ]]を出す事で攻撃可能になるまでの条件を満たしていくギミックは、《ドキンダムX》の封印解除を意識している物と思われる。 --同じく、同一ターン中に何度でも達成度を進められる点においても共通している。 --しかし、[[コマンド]]と違って[[レクスターズ]]がこの先発展していくかは未知数である。能力の大半をレクスターズに依存しているだけあって、このカードの将来はまだ分からない。 -[[カード名]]の「X」は[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と同じ[[禁断文字]]になっている。 -情報公開時点では[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の魂を持つ[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]との決着がついていなかったため、今度は「あのドキンダンテにどうやって勝ったのか」と話題になっていた。 -かつての敵勢力であった者達と[[スター進化]]を果たした[[レクスターズ]]はこれまでにも何体か存在していたが、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]は[[革命編]]にて[[革命軍]]を一度壊滅状態にまで追い込み、続く[[革命ファイナル]]編にまでも影響を及ぼし続けた歴代でも屈指の凶悪クリーチャーである。実際[[《ボルシャック・ドラゴン》]]から「極めて危険」と評された通り5体の[[イニシャルズ]][[ディスペクター]]をけしかけ、自身も出会い頭に有無を言わさず襲撃し禁断の力で[[モモキング]]を蝕んでいる。 -アニメ『デュエル・マスターズ キング!』で[[切札 ジョー]]が使う[[キングマスターカード]]。 [[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]を倒した際、そこから分離した[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が[[《王来英雄 モモキングRX》]]に力を与えてこのカードに変化している。 入手したての頃のジョーはこのカードを[[ドロー]]する事すらできなかったが、闇の感情と共に生み出した[[闇]]の[[ジョーカーズ]]と、闇の感情の何たるかを説く[[ゼーロJr.]]の協力で、このカードの[[能力]]を解放するに至っている。 --デュエマでの初登場は「ジョーvsゼーロJr.」戦。[[パワー]]低下で[[スター進化クリーチャー]]を[[進化元]]ごと[[破壊]]した。 --[[ガットルズ]]とのデュエマでは「ジョーvsエスパー・マギ」戦で初めて投入され、手札・シールド共に0枚という絶体絶命のピンチで[[今引き]]した[[《モモスター キャンベロ》]]をバトルゾーンに出したことで解放された。そしてエスパー・マギのクリーチャーを一掃、そのままジョーの逆転勝利に繋がっている。 --この際の口上は、「ドキンドキン」「ダムダム」「[[禁断解放]]」といった、ジョーが師と仰ぐ[[バサラ]]がドキンダムXを禁断解放させる時のものを踏襲していた。また、ジョーの目に禍々しい色のXが浮かび上がっており、不穏な雰囲気を漂わせている。 **関連カード [#v715cc9f] -''PREV'' --[[《アルカディアス・モモキング》]] -[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]] -[[《禁断のモモキングダム》]] -このクリーチャーが描かれているカード --[[《ダムダム・ジョーカーズ》]] **収録セット [#w634b7db] -illus.[[YOICHI ITO]] --[[DMRP-19「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」>DMRP-19]](KM1/KM3) **参考 [#a940973d] -[[スター進化クリーチャー]] -[[ジョーカーズ]] -[[禁断]] -[[レクスターズ]] -[[禁断スター進化]] -[[山札の上]] -[[表向き]] -[[クリーチャーの下]] -[[攻撃できない]] -[[アンタッチャブル]] -[[パワー低下]] -[[T・ブレイカー]] -[[キングマスターカード]] &tag(スター進化クリーチャー,進化クリーチャー,クリーチャー,闇文明,火文明,黒赤,多色,コスト2,ジョーカーズ,禁断(種族),レクスターズ,パワー99999,禁断スター進化,スター進化,レクスターズサポート,cip付与,重ねる,攻撃できない,アンタッチャブル,含まれるカードが6枚になった時,パワー低下,パワー低下-99999,T・ブレイカー,モモキング,ドキンダム,《禁断》,KGM,キングマスターカード,YOICHI ITO);