#author("2020-04-22T12:19:17+09:00","","") *ドロー [#j00eb9b6] [[ゲーム]]中、[[山札]]から[[カード]]を引いて[[手札]]に加える行為。 [[ターン]]が始まった際に[[引く]]こと([[ドローステップ]])はもちろん、[[《エナジー・ライト》]]など[[カード]]の[[能力]]で[[引く]]こともドローに当たる。 [[ゲーム]]中はドローすることで[[カード]]を[[山札]]から補充できる。[[手札]]が増えれば[[プレイング]]の選択肢も増えるので、それだけ有利になれる。 -[[《セブ・コアクマン》]]や[[《ストリーミング・シェイパー》]]など[[表向き]]にした[[山札]]を[[手札]]に加えることや、[[《クリスタル・メモリー》]]などで[[山札]]から直接[[カード]]を[[手札]]に加えるのはドロー([[引く]])ではない。 普段は意識する必要はないが、[[《ギガブランド》]]などドローのみに反応する[[カード]]が存在する際に重要となってくる。 -うっかりミスで余計に引いてしまった[[カード]]をどうするかは人によって意見が分かれる。&br;[[山札操作]]系の[[カード]]を使ってないなら[[シャッフル]]してしまっていいだろう。良い[[カード]]だったから上に置く、悪い[[カード]]だったから下に置くといった不正を防ぐためにも事前にどちらかに統一しておくべきである。決めてなかった場合は審判か相手の判断に任せよう。 --参考までに、公式の「競技イベント運営ルール」では「過剰なカードを引いた」ときのペナルティを規定している。ざっくりまとめると、 「原則としては、余計に引いた枚数だけ手札から選ばせてシャッフル」 「ゲーム開始前に5枚より多く引いてしまった場合、自分のカードを動かす前に気付けば、手札から選ばせて山札の上でよい」 「先行1ターン目に間違ってドローした場合も、相手に1枚選ばせて山札の上」 「大切なのは『不正なドローで得た利益を最大限無くす』こと」 -[[手札補充]]の中では最もメジャーなもののひとつ。他には上述の「山札を手札に加える」能力などが該当する。 -[[カード]]の[[テキスト]]にドローと表記されることは少なく、[[テキスト]]上の表記方法はほとんど「[[カード]]を○枚[[引く]]」となっている。「ドロー」と[[テキスト]]に表記されているのは[[《海神ブルー・ポセイドン》]]と[[《サイコメトラー ヤミカバチ》]]のみ。 -[[コスト論]]的には1[[ドロー]]に対する適正値は1.5コストとされる。現在規制のない[[カード]]は基本的にこの法則を遵守しており、適正コスト以上の[[マナコスト]]が必要な場合には、オプションが付けられている。 --例えば[[マナコスト]]が適正コストちょうど、あるいはそれ以下の場合([[《ガード・グリップ》]]、[[《エナジー・ライト》]]、[[《クアトロ・ブレイン》]]など)は、[[ドロー]]枚数が固定され、[[強制]]的に引かなければならない。 --一方、[[マナコスト]]が適正コストを上回る場合([[《ネオ・ブレイン》]]、[[《トリプル・ブレイン》]]、[[《ガチンコ・スロット》]])には[[ドロー]]枚数を上限一杯まで[[任意]]で選ぶことができる。 --[[デュエル・マスターズ]]黎明期にはドロー[[カード]]の必要[[コスト]]が明らかに軽視されており、[[《サイバー・ブレイン》]]や[[《アストラル・リーフ》]]などの超強力[[カード]]をいくつも輩出していた。当然ながら現在は軒並み[[殿堂入り]]または[[プレミアム殿堂]]となっており、使用が制限されている。 --オール[[ハンデス]]を行える[[《ロスト・ソウル》]]が7[[コスト]]であることや、あまりに引き過ぎると逆に[[ライブラリアウト]]の危険性が生じる影響か、7[[コスト]]以上になると1枚の[[カード]]で[[コスト論]]度外視の[[ドロー]]ができるものもある。([[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]や[[《サイバー・A・アイアンズ》]]など) -ドローするとその度に[[山札]]が減っていく。[[《黒神龍ザルバ》]]のようなドローを強要する[[能力]]を使って相手を[[ライブラリアウト]]させる戦術もある。 **参考 [#tef755a4] -[[用語集]] -[[手札]] -[[引く]] -[[山札圧縮]] -[[アドバンテージ]] -[[スペース]] -[[ドローソース]] -[[ドロースペル]] -[[キャントリップ]] -[[手札交換]] -[[ドローステップ]]