ドロー
- カードテキストや総合ルールの「引く」のこと。このページで説明する。
- 「引く」に限らず、手札補充全般のこと。ルール上カードを引く効果ではなくても、簡略化のために《ストリーミング・シェイパー》で4ドローといった表現は多々見受けられる。
- 引き分けのこと。公式大会や公認大会などでは、無限ループに入ってゲームが進まなくなってしまった場合や、時間切れになった場合など、ジャッジの判断によって引き分けとなることがある。ただし、これはデュエル・マスターズのルールによる両者敗北ではなく、大会のルール(大会競技ルール)による引き分けになる。
1.について
自身の山札の一番上にあるカード1枚を自分の手札に移動させるという動作のこと。
「n枚引く」という動作は、ルールによって「1枚引くことをn回繰り返す」ことになっている。
ターンが始まった際に引くこと(ドローステップ)はもちろん、《エナジー・ライト》などカードの能力で引くこともドローに当たる。
ゲーム中はドローすることでカードを山札から補充できる。手札が増えればプレイングの選択肢も増えるので、それだけ有利になれる。
ルール
- うっかりミスで余計に引いてしまったカードをどうするかは人によって意見が分かれる。
山札操作系のカードを使ってないならシャッフルしてしまっていいだろう。良いカードだったから上に置く、悪いカードだったから下に置くといった不正を防ぐためにも事前にどちらかに統一しておくべきである。決めてなかった場合は審判か相手の判断に任せよう。尤も、そのようなミスをしないように気を付けることが大前提の話しである。
- 参考までに、公式の「競技イベント運営ルール」では「過剰なカードを引いた」ときのペナルティを規定している。ざっくりまとめると、
「原則としては、余計に引いた枚数だけ手札から選ばせてシャッフル」
「ゲーム開始前に5枚より多く引いてしまった場合、自分のカードを動かす前に気付けば、手札から選ばせて山札の上でよい」
「先行1ターン目に間違ってドローした場合も、相手に1枚選ばせて山札の上」
「大切なのは『不正なドローで得た利益を最大限無くす』こと」
- ドローは1枚ずつ枚数確認しながら引いてから何枚引いたか相手に見せるのが不正防止のためのマナーである。引ける分だけまとめて山札から引いて相手に何枚引いたか見せずにそのまま手札に加えるのは悪い例。
- 山札が0枚の状態でもドローステップの処理や効果によって、カードを引こうとすることができる。実際にカードを引くことはできないため、「カードを引いた時」に誘発する能力はトリガーせず、引こうとした分を「このターン引いたカードの枚数」として数えることもできない。また、コストの支払いのためにカードを引こうとすることもできない。ただし、カードを引くことを置換する効果が存在する場合は、山札にカードが無い時にカードを引こうとした場合にも、それを適用することができる。参考
その他
- ドロー(draw)は元々「(絵・図画などの)線を引く」という意味だが、転じてくじなどを引くことも「ドロー」と言う。他のTCGでは「カードを引く」行為を「ドローする」というキーワード処理で扱うものもある。
参考
公式Q&A
Q.ゲーム開始時の5枚のドローで、《子役者 ショニチラクビ》を引いた場合、その「ビビッドロー」能力の使用を宣言できますか?
A.いいえ、できません。ゲーム開始時の手順はどちらのターンでもありません。
引用元