#author("2020-01-25T11:40:28+09:00","","") *《&ruby(まろうげっかじょう){魔狼月下城};の&ruby(ほうこう){咆哮};》 [#ta355caa] |魔狼月下城の咆哮 R 闇文明 (5)| |呪文| |S・トリガー| |相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーは−3000される。| |マナ武装 5:自分のマナゾーンに闇のカードが5枚以上あれば、相手のクリーチャーを1体破壊する。| [[DMR-13]]で登場した[[闇]]の[[S・トリガー]][[呪文]]。 相手[[クリーチャー]]1体の[[パワー]]を-3000低下させ、さらに[[マナ武装]]5で相手[[クリーチャー]]1体を[[破壊]]できる。 普通に使っても-3000の[[パワー低下]]を撃てる。[[《西南の超人》]]や[[《王機聖者ミル・アーマ》]]のような[[システムクリーチャー]]をはじめ、[[《冒険妖精ポレゴン》]]や[[《死神術士デスマーチ》]]のような[[【速攻】]]で見かける[[ウィニー]]を[[破壊]]できる。 また、[[パワー]]3000まで対処できるため、[[パワー低下]]でしか[[除去]]できない[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]や[[《純潔の信者 パーフェクト・リリィ》]]でも[[破壊]]できる。コスト踏み倒しメタも[[《ポクチンちん》]]のラインまでならパワー低下で除去できる。 さらに[[マナ武装]]によって[[《デーモン・ハンド》]]のような[[確定除去]]が追加される。[[マナゾーン]]に[[闇]]の[[カード]]が5枚以上あれば追加で好きな[[クリーチャー]]を1体[[破壊]]できる。 [[《魔刻の斬将オルゼキア》]]の[[スペック]]を見れば、5マナで2体まで[[破壊]]できるとなればその威力は十分すぎるものであり、中盤から終盤にかけては相手の戦力を削いでいくのに活躍する。また、しっかり[[S・トリガー]]も付いているので、[[シールド]]からめくれた際も非常に頼もしい。[[黒単]]の[[デッキ]]ならば、かの[[《デーモン・ハンド》]]をも凌ぐ破壊力が期待できるだろう。 欠点は[[マナ]]が少ない序盤に[[S・トリガー]]で発動した場合、[[マナ武装]]の条件を満たすことができないこと。それでも最低限[[パワー低下]]の効果だけは使えるため、[[【速攻】]]相手でも完全に腐ることはない。 しかし[[革命編]]以降は[[侵略]]や[[革命チェンジ]]といったコスト踏み倒しの普及により3〜4[[ターン]]目から[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]や[[《超獣軍隊 ベアフガン》]]、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]、[[《“轟轟轟”ブランド》]]などの-3000で溶かせないような大型[[クリーチャー]]が登場する[[デッキ]]も珍しくなく、[[環境]]次第では例え[[黒単]]であっても[[《冥王の牙》]]や[[《ファンタズム・クラッチ》]]の方が優先されるケースが増えていった。[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]が[[殿堂入り]]したことにより[[【黒単ヘルボロフ】]]自体が[[トップメタ]]から陥落したことも大きく響いている。 [[新章デュエル・マスターズ環境]]ではメイン[[デッキ]]を構成する[[カード]]すべてに[[闇]]を含んだタイプの[[【ドルマゲドンX】]]に2、3枚採用されていたが、[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]の登場により、またしても居場所を失ってしまった。 全盛期は[[闇]]を中心とした[[デッキ]]であれば必ずフルで投入される強力な防御札であったが、環境の移り変わりによって採用率を落としたカードといえる。 -[[《チェイン・スラッシュ》]]が5マナであると考えると[[マナ武装]]時の[[スペック]]はおよそ8マナ分となる。そこに[[S・トリガー]]も付いているため、単純ながらも[[カードパワー]]は非常に高いと言える。 -[[超次元]][[呪文]]ゆえ単純な比較はできないが、[[マナ武装]]時の除去性能は[[《超次元ミカド・ホール》]]からの[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]と同等かそれ以上である。 -同[[サイクル]]の[[《天守閣 龍王武陣》]]が[[DMD-18>DMD-18 「スーパーVデッキ 燃えよ龍剣 ガイアール」]]に収録されたのにも関わらず、このカードが対になる[[DMD-19>DMD-19 「スーパーVデッキ 滅びの龍刃 ディアボロス」]]には収録されなかった。代わりに[[ハッピー6パック Vol.2]]では[[再録]]されているが、ホイル枠であったため封入率は低かった。 --そして[[DMD-22>DMD-22 「デュエマ・スタートデッキ 破滅の闇文明」]]にて[[再録]]されたが、[[《デーモン・ハンド》]]が4枚収録されているのに対し、こちらは希少性を保つためか、かつての[[《ドンドン吸い込むナウ》]]や[[《聖歌の聖堂ゾディアック》]]と同じように1枚しか入っていない。デッキを改造するのであればこの呪文を増量したいところである。 -[[黒単]]が流行した[[ドラゴン・サーガ]]から[[革命編]]前半までは[[サイクル]]の中でも[[シングルカード]]での価格が高めだった。120枚セットの[[レア]]ということもあり、4枚揃えるのは難しかった。しかし[[革命編]]後半以降は、上述した通り環境の変遷によって採用率を落としたため、比較的入手しやすくなった。 -カード名の元ネタはアクションRPG二―ア レプリカント及びニーア ゲシュタルトのBGM「魔王ノ城/咆哮」だろうか。 -アニメ「VS」にて、スーパーVデッキを使うコジローが使用。勝太のシールドブレイクにより2枚同時にトリガーし、マナ武装とパワー低下により計3体のクリーチャーを破壊した。 **[[サイクル]] [#kbafea73] [[DMR-13]]の呪文サイクル。すべてが「[[マナ武装]] 5」を持つ。 -[[《聖歌の聖堂ゾディアック》]] -[[《幾何学艦隊ピタゴラス》]] -''《魔狼月下城の咆哮》'' -[[《天守閣 龍王武陣》]] -[[《古龍遺跡エウル=ブッカ》]] **関連カード [#e3298e63] -[[《魂喰いの魔狼月下城》]] -[[《裏切りの魔狼月下城》]] **収録セット [#u0c66a88] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Kutay]] --[[DMR-13 「ドラゴン・サーガ 第1章 龍解ガイギンガ」>DMR-13]] --[[DMD-22 「デュエマ・スタートデッキ 破滅の闇文明」]] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Shigenobu Matsumoto]] --[[DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」]] --[[ハッピー6パック Vol.2]](P30/Y13) **参考 [#h10f58f9] -[[S・トリガー]] -[[バトルゾーン]] -[[クリーチャー]] -[[ターン]] -[[パワー低下]] -[[マナ武装]] -[[闇]] -[[確定除去]] -[[除去]]