#author("2021-04-16T15:31:55+09:00","","") *&ruby(はかい){破壊};されない [#o7c125eb] 「破壊されない」は、[[ルール]]に影響を及ぼす[[継続的効果]]である。 初出は最初期の[[コロコロコミック]]付録の[[《聖清の精霊アムニス》]]と[[《邪獄ギリアム》]](この時期はまだ「[[破壊]]」という用語は存在せず、「[[破壊]]されない」という文が登場したのは[[DMR-01]]の[[《アクア・カスケード》]]が初)。 |アクア・カスケード UC 水文明 (2)| |クリーチャー:リキッド・ピープル/ハンター 6000| |ブロッカー| |このクリーチャーは攻撃することができない。| |このクリーチャーのバトル中、バトルしている相手クリーチャーは破壊されない。| |不死身のブーストグレンオー P 火文明 (7)| |サイキック・クリーチャー:フレイム・モンスター/ハンター 6000| |このクリーチャーは破壊されない。| |このクリーチャーがバトルに負けた時、自分の超次元ゾーンに戻す。| |W・ブレイカー| |BGCOLOR(white):[[《剛腕の政》]]と[[覚醒リンク]]後⇒[[《爆裂ダッシュ!グレンセーバー政》]]| この[[効果]]を受けた[[クリーチャー]]は、いかなる状況でも破壊されない。 [[《デーモン・ハンド》]]などの[[破壊]][[効果]]を生成する[[呪文]]や[[能力]]の対象にはできるものの、[[墓地]]に置かれない。ただし、[[《アクア・カスケード》]]のように条件つきのものもある。 すべての[[破壊]]カードがこの[[能力]]の前には[[腐る]]ため非常に強力。 よくある間違いだが、この[[効果]]は「[[破壊されるかわりにとどまる>破壊置換効果]]」とは違う。 -[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]の制定に伴う裁定変更により、2枚以上のカードからなる[[クリーチャー]]の構成単位を[[《英雄奥義 バーニング銀河》]]などで直接[[墓地送り]]にする場合、選ばれた1枚の[[カードタイプ]]が[[クリーチャー]]であり、[[特性]]を持っているならば[[破壊]]に該当するようになった。これにより、[[《天英雄 ヴァルハラ・デューク》]]などで付与された破壊されない[[進化クリーチャー]]([[の一番上>進化クリーチャーの一番上]])、[[リンク]]した[[ゴッド]]などはカードの墓地送りに耐えられるようになった。 --ただし、[[特性]]を失った[[進化クリーチャー]][[の下]]や、[[セル]]から構成される[[クリーチャー]]の[[カード]]単体としての[[墓地送り]]は[[破壊]]とみなされない。例えば、[[《不死身のブーストグレンオー》]]は[[《英雄奥義 バーニング銀河》]]に耐性があるが、[[覚醒リンク]]後の[[《爆裂ダッシュ!グレンセーバー政》]]は葬られてしまうこととなる。 -[[《無敵王剣 ギガハート》]]を[[装備]]している[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]や[[《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]において、[[装備]]中の[[ウエポン]]は[[クリーチャー]]オブジェクトの構成単位ではなく、別の独立した[[ウエポン]]オブジェクトとして扱われる。したがって、これらはれっきとした1枚構成の[[クリーチャー]]であり、[[攻撃]]中に[[《英雄奥義 バーニング銀河》]]を踏んだとしても「破壊されない」が適用されることになる。その[[トリガー]]で[[龍解]]を防ごうとする場合は[[マナ武装]]7のほうで[[《無敵王剣 ギガハート》]]そのものを直接狙うしかない。 -「破壊されない」クリーチャーを、破壊の対象としてして選ぶことができる。「破壊」とはクリーチャーを墓地に置こうとすることで、「破壊されない」は墓地に置かれないことなので、墓地に置かれることはないが破壊することはできる。 --また、「破壊されない」クリーチャーを破壊した場合、''「破壊した」扱いにはなるが、「破壊された」扱いにはならない''。 -「[[離れない]]」にも言えることだが、この能力を持つ[[クリーチャー]]は[[パワー低下]]能力により[[パワー]]が0以下になっても、「ルールによる破壊」を無視してバトルゾーンを離れない。そのためパワー0以下になっても生き残る事ができる。 **参考 [#j0c6c2a0] -[[用語集]] -[[《不死身のブーストグレンオー》]] -[[離れない]] ---- 公式Q&A >Q.[[《超越の使い 蒼転》]]のP能力の「破壊されない」を使われた状態のクリーチャーを置換効果で「かわりに破壊する」ことになった場合どうなりますか? A.「破壊されない」は「破壊されるかわりにとどまる」と違い、そのクリーチャーに関する事実であるので、どのような置換効果によっても破壊されることはありません。ですので、たとえばシールド・セイバーを持つクリーチャーにこの能力を適用した場合、好きなだけシールドを守ることが可能です。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31655]] &tag(用語集,能力,破壊されない);