#author("2023-04-19T14:46:27+09:00","","")
*&ruby(センター){中央};&ruby(ゴッド){G};・リンク&ruby(スリーシックスティ){360}; [#mcf30faf]
|中央G・リンク360(このクリーチャーまたは自分の他のゴッドをバトルゾーンに出す時、クリーチャーの名前をひとつ選ぶ。このクリーチャーは、このようにして以前選んだ名前のかわりに、新たに選んだ名前を、カードに書かれている名前に加えて持つ。その後、自分のゴッド1体からカードを1枚リンクを外す。その後、このカードを、好きな数のリンク可能なカードとリンクしてもよい)|

[[キーワード能力]]の一つであり、[[《名も無き神人類》]]のみが持つ特殊な[[中央G・リンク]]のことを指す。
|名も無き神人類 R 無色 (7)|
|クリーチャー:ゴッド・ノヴァ 3000+|
|中央G・リンク360(このクリーチャーまたは自分の他のゴッドをバトルゾーンに出す時、クリーチャーの名前をひとつ選ぶ。このクリーチャーは、このようにして以前選んだ名前のかわりに、新たに選んだ名前を、カードに書かれている名前に加えて持つ。その後、自分のゴッド1体からカードを1枚リンクを外す。その後、このカードを、好きな数のリンク可能なカードとリンクしてもよい)|

[[中央G・リンク]]の上位[[能力]]であり、[[《名も無き神人類》]]に好きな[[カード名]]を追加することができる。

処理の手順は以下
+[[《名も無き神人類》]]か他の[[ゴッド]]を[[バトルゾーン]]に出すとき、[[クリーチャー]]の[[カード名]]を1つ選ぶ。
+[[《名も無き神人類》]]に選んだ[[カード名]]を追加する。
+自分の[[ゴッド]]1体の[[リンク]]を外す。
+[[《名も無き神人類》]]を好きな数の[[クリーチャー]]と[[リンク]]させる。([[任意]])

[[中央G・リンク]]との違いは、自身か他の[[ゴッド]]が出る際に、好きな[[カード名]]を追加できるということ。その後、[[ゴッド]]を1体の[[リンク]]を外して、《神人類》に好きなだけ[[リンク]]させることができる。

[[カード名]]を追加できることによって、[[左G・リンク]]や[[右G・リンク]]を持たない[[ゴッド]]とも[[リンク]]が可能となる。[[リンク]]の方向に指示は無いため、上や下に[[神帝]]や[[起源神]]を[[リンク]]させることも可能。

また、宣言する名前は必ずしも[[ゴッド]]である必要はないため、[[アタック・チャンス]]などとの[[コンボ]]が可能。例えば、[[《黄金龍 鬼丸「王牙」》]]を指定して専用[[アタック・チャンス]]呪文である[[《王牙秘伝ゴールデン・ビクトリー》]]を[[唱える]]ことができる。

他にも[[《ゴウケンオー 〜剣々轟々〜》]]を指定して[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]に進化したり、[[《ケロヨン・カルテット》]]を指定して[[エクストラウィン]]を狙うなど、さまざまな使い方が考えられる。

想像を絶する[[コンボ]]の可能性を秘めた、非常に特異な[[能力]]と言えるだろう。

ルールが極めて複雑なので、使用する際は公式ページや以下の[[ルール]]を確認のこと。

**ルール [#hc037cdd]

-[[デュエル・マスターズ]]には存在しないカード名はもちろんのこと、[[使用禁止カード]]、[[ゲームオリジナルカード]]などのカード名は追加できない。ただし、[[プレミアム殿堂]]カードは指定できる。[[殿堂ゼロデュエル]]で使えるカード全てが選択対象になる。

-[[中央G・リンク360]]も[[中央G・リンク]]の一種なので、選んだ名前に関係なく[[左G・リンク]]や[[右G・リンク]]の[[クリーチャー]]とリンクすることができる。ただし、[[中央G・リンク]]を持つ他の[[クリーチャー]]と直接リンクすることはできない。

-[[カード名]]の追加により、[[リンク]]対象となるカード名を指定した[[ゴッド]]とも[[リンク]]できる。ただし、維持できる名前は「名も無き神人類」に加えてもうひとつのみ。この[[クリーチャー]]が[[G・リンク]]時に新しい[[ゴッド]]を出して名前を変えた場合、[[G・リンク]]が不適正だと[[G・リンク]]は外れる。
--この[[クリーチャー]]が[[《龍神ヘヴィ》]]の名前を持って[[《龍神メタル》]]と[[G・リンク]]しているとする。この時、[[《究極神アク》]]を出してこのクリーチャーに[[《超絶神ゼン》]]の[[カード名]]を追加した場合、[[《龍神メタル》]]との[[G・リンク]]は外れ、[[《究極神アク》]]とのみ[[G・リンク]]する。

-当然だが、「ゴッドの名前だけは持っているが、[[G・リンク]]する能力を無効化されているか、もしくは持っていないクリーチャー」とはG・リンクできない。
--[[《あたりポンの助》]]の能力で、《龍神ヘヴィ》の能力が無視されている時、《龍神ヘヴィ》と《名も無き神人類》に《破壊神デス》の名前を持たせてリンクすることも不可能。《名も無き神人類》自身は、《龍神ヘヴィ》とリンクする能力は持っておらず、《龍神ヘヴィ》の能力も無視されているためである。
--[[《龍神ヘヴィ》]]の名前を持った《名も無き神人類》と、[[《破壊神デス》]]の名前を持った《名も無き神人類》はG・リンクできない。《名も無き神人類》自身は、《龍神ヘヴィ》とリンクする能力も《破壊神デス》とリンクする能力も持っていないためである。


-[[覚醒リンク]]持ちの[[サイキック・クリーチャー]]とリンクできるクリーチャーの名前を指定することによってそれと覚醒リンクができるが、[[サイキック・セル]]の面を持たないため、覚醒リンク直後に不正なリンクとなって、それらは墓地に置かれる。

-[[中央G・リンク360]]の名前の通り、[[神王]]や[[神帝]]、[[起源神]]がいれば左右だけでなく上下にも[[G・リンク]]が可能。自分の[[ゴッド]]が出るたびに名前を変えられるので、[[G・リンク]]中に該当箇所の本物の[[ゴッド]]が出たら、また別の[[ゴッド]]の名を指定することができる。

-[[《名も無き神人類》]]が[[《神王マクベス》]]を含めた4体でリンクした場合は[[4体神]]として扱われる。ただし5体以上でリンクした場合は[[4体神]]として扱われない。

-自分の[[ゴッド]]1体から一枚リンクから外すのは[[強制]]。しかし「リンクしているゴッドから〜」ではないためリンクしていない[[ゴッド]]を選べば不発に終わらせることができ、実質[[任意]]である。

-[[覚醒リンク]]能力を持ったクリーチャーの対象となるカード名を指定すれば、覚醒リンクの能力によって覚醒することはできる。しかし、裏返った後は《名も無き神人類》はリンクできないため、他の[[サイキック・セル]]と共に墓地におかれる。[[サイキック・セル]]の方は超次元ゾーンに戻る。

-場に出たとき、[[クリーチャー]]名を指定するのは[[強制]]。ただし、「《名も無き神人類》以外の」という記述はないため、どうしても他の名前を持ちたくない場合は「名も無き神人類」を指定することもできる。
//そのため、場にいる時のこの[[クリーチャー]]は、「名も無き神人類」と別のひとつの名を常に持つ。

-暫定回答だが[[《光器ペトローバ》]]を名前に追加し、[[《光器ペトローバ》]]が[[バトルゾーン]]にいれば[[アンタッチャブル]]と化す。現在は[[《光器ペトローバ》]]のテキストが改められたため不可能となっている。

-事実上どのゴッドともリンクできる能力だが、[[《プロジェクト・ゴッド》]]で墓地に落とした時点では、名称指定の[[G・リンク]]持ちとはリンクすることができない。バトルゾーンに出るまでは名前を追加することができないので、この場合は[[リンク]]不適正と見なされる。
逆に、この能力を持っているクリーチャーがいるときに[[《プロジェクト・ゴッド》]]を使って名称指定の[[G・リンク]]持ちを出したい場合、唱えた時点で名前を対応しているものにしていなければ、やはり不適正と見なされ出してリンクすることができない。

-[[神王]]、[[神帝]]、[[起源神]]の1列をすべてこのカードと入れ替えると、隣り合うこのカード同士は[[リンク]]できないためコの字型のような[[リンク]]となる。
その際、各《名も無き神人類》の両隣は物理的に塞がっているものの、このリンクの隙間から理論上は螺旋状にリンクを派生させられると話題になった。だが、後にリンクは平面上でのみ行われると定義されたため、そのようなことは出来ない。

**その他 [#n3d9fc4d]

-この[[能力]]を使えば[[ゴッド・ノヴァ]]と過去の[[ゴッド]]とを同時に[[G・リンク]]させることができる(※暫定裁定)。たとえばこの[[クリーチャー]]が[[《究極神アク》]]の名前を持ち、右側に[[《超絶神ゼン》]]と[[G・リンク]]しているとき、[[《妖精左神パールジャム》]]を出せば「[[《妖精左神パールジャム》]]+《名も無き神人類》([[《究極神アク》]])+《超絶神ゼン》」の三体で[[G・リンク]]が可能。
--ただし既に[[G・リンク]]している側(この場合は「[[右神>右G・リンク]]」の[[ゴッド・ノヴァ]])にさらに[[G・リンク]]することはできない。
--これを利用すれば、「[[自然]]単色の[[神王]]」や「[[水]]単色の[[神帝]]」を作り出すこともできる。また[[ゴッド・ノヴァ]]を含めた4体でリンクしている場合でも同様に「[[4体神]]」として扱われるため、[[《神王マクベス》]]や[[《神帝アージュ》]]の能力が誘発する。ただし、これらの能力は5体以上で[[リンク]]していると発動しない事に注意。
---余談だが、[[《極限超絶神ゼン》]]や[[《真滅右神ラウドパーク》]]などを利用する事で、[[G・リンク]]のみで[[神帝]]を[[無限ブロッカー]]にできる。

-この[[クリーチャー]]は名前を得たクリーチャーの能力を持つわけではない。よって、この[[クリーチャー]]が[[《龍神ヘヴィ》]]の代わりに[[《破壊神デス》]]や[[《龍神メタル》]]と[[G・リンク]]していても、《ヘヴィ》の[[リンク]]時能力である敵[[クリーチャー]]に攻撃を[[強制]]させることはできない。
--ただし、[[リンク]]していることには変わりないため、この[[クリーチャー]]と[[《龍神メタル》]]が[[G・リンク]]していれば、《メタル》の能力で通常通り[[T・ブレイカー]]を得る。

**参考 [#yb6af67c]
-[[用語集]]
-[[《名も無き神人類》]]
-[[中央G・リンク]]

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公式Q&A
<Q.[[《あたりポンの助》]]の効果で指定した名前を、[[《名も無き神人類》]]の''中央G・リンク360''で指定した場合どうなりますか?
A.''中央G・リンク360''の能力は先にカード名を得てからリンクする能力ですので、名前を得た時点でカードのテキストが無視されリンクは行われません。その後も名前は得たままですので、[[《あたりポンの助》]]がいる限り再び''中央G・リンク360''を使うことはできません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31680]]

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