中央(センター)G(ゴッド)・リンク360(スリーシックスティ)

中央G・リンク360(このクリーチャーまたは自分の他のゴッドをバトルゾーンに出す時、クリーチャーの名前をひとつ選ぶ。このクリーチャーは、このようにして以前選んだ名前のかわりに、新たに選んだ名前を、カードに書かれている名前に加えて持つ。その後、自分のゴッド1体からカードを1枚リンクを外す。その後、このカードを、好きな数のリンク可能なカードとリンクしてもよい)

キーワード能力の一つであり、《名も無き神人類》のみが持つ特殊な中央G・リンクのことを指す。

名も無き神人類 R 無色 (7)
クリーチャー:ゴッド・ノヴァ 3000+
中央G・リンク360(このクリーチャーまたは自分の他のゴッドをバトルゾーンに出す時、クリーチャーの名前をひとつ選ぶ。このクリーチャーは、このようにして以前選んだ名前のかわりに、新たに選んだ名前を、カードに書かれている名前に加えて持つ。その後、自分のゴッド1体からカードを1枚リンクを外す。その後、このカードを、好きな数のリンク可能なカードとリンクしてもよい)

中央G・リンクの上位能力であり、《名も無き神人類》に好きなカード名を追加することができる。

処理の手順は以下

  1. 《名も無き神人類》か他のゴッドバトルゾーンに出すとき、クリーチャーカード名を1つ選ぶ。
  2. 《名も無き神人類》に選んだカード名を追加する。
  3. 自分のゴッド1体からカード1枚のリンクを外す。
  4. 《名も無き神人類》を好きな数のクリーチャーリンクさせる。(任意)

中央G・リンクとの違いは、自身か他のゴッドが出る際に、好きなカード名を追加できるということ。その後、自分のゴッド1体のリンクを外して、《神人類》に好きなだけリンクさせることができる。なお、通常の中央G・リンクゴッドの登場時、好きな数ゴッドリンクを外す事が出来るが、こちらの場合はリンクを外す事が出来るゴッドは1体のみ、さらにカード1枚だけしか切り離せない。盤面のゴッドのリンクを適宜付け替えたり、リンク時効果でアドバンテージを稼ぐという動きが上手く出来なくなっている点には気を付けたい。

カード名を追加できることによって、左G・リンク右G・リンクを持たないゴッドともリンクが可能となる。リンクの方向に指示は無いため、上や下に神帝起源神リンクさせることも可能。

また、宣言する名前は必ずしもゴッドである必要はないため、アタック・チャンスなどとのコンボが可能。例えば、《黄金龍 鬼丸「王牙」》を指定して専用アタック・チャンス呪文である《王牙秘伝ゴールデン・ビクトリー》唱えることができる。

他にも《ゴウケンオー 〜剣々轟々〜》を指定して《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》に進化したり、《ケロヨン・カルテット》を指定してエクストラウィンを狙うなど、さまざまな使い方が考えられる。

想像を絶するコンボの可能性を秘めた、非常に特異な能力と言えるだろう。

ルールが極めて複雑なので、使用する際は公式ページや以下のルールを確認のこと。

ルール

  • 当然だが、「ゴッドの名前だけは持っているが、G・リンクする能力を無効化されているか、もしくは持っていないクリーチャー」とはG・リンクできない。
    • 《あたりポンの助》の能力で、《龍神ヘヴィ》の能力が無視されている時、《龍神ヘヴィ》と《名も無き神人類》に《破壊神デス》の名前を持たせてリンクすることも不可能。《名も無き神人類》自身は、《龍神ヘヴィ》とリンクする能力は持っておらず、《龍神ヘヴィ》の能力も無視されているためである。
    • 《龍神ヘヴィ》の名前を持った《名も無き神人類》と、《破壊神デス》の名前を持った《名も無き神人類》はG・リンクできない。《名も無き神人類》自身は、《龍神ヘヴィ》とリンクする能力も《破壊神デス》とリンクする能力も持っていないためである。
  • 自分のゴッド1体から一枚リンクから外すのは強制。しかし「リンクしているゴッドから〜」ではないためリンクしていないゴッドを選べば不発に終わらせることができ、実質任意である。
  • 覚醒リンク能力を持ったクリーチャーの対象となるカード名を指定すれば、覚醒リンクの能力によって覚醒することはできる。しかし、裏返った後は《名も無き神人類》はリンクできないため、他のサイキック・セルと共に墓地におかれる。サイキック・セルの方は超次元ゾーンに戻る。
  • 場に出たとき、クリーチャー名を指定するのは強制。ただし、「《名も無き神人類》以外の」という記述はないため、どうしても他の名前を持ちたくない場合は「名も無き神人類」を指定することもできる。
  • 事実上どのゴッドともリンクできる能力だが、《プロジェクト・ゴッド》で墓地に落とした時点では、名称指定のG・リンク持ちとはリンクすることができない。バトルゾーンに出るまでは名前を追加することができないので、この場合はリンク不適正と見なされる。
    逆に、この能力を持っているクリーチャーがいるときに《プロジェクト・ゴッド》を使って名称指定のG・リンク持ちを出したい場合、唱えた時点で名前を対応しているものにしていなければ、やはり不適正と見なされ出してリンクすることができない。
  • 神王神帝起源神の1列をすべてこのカードと入れ替えると、隣り合うこのカード同士はリンクできないためコの字型のようなリンクとなる。
    その際、各《名も無き神人類》の両隣は物理的に塞がっているものの、このリンクの隙間から理論上は螺旋状にリンクを派生させられると話題になった。だが、後にリンクは平面上でのみ行われると定義されたため、そのようなことは出来ない。

その他

参考


公式Q&A

Q.《あたりポンの助》の効果で指定した名前を、《名も無き神人類》中央G・リンク360で指定した場合どうなりますか?
A.中央G・リンク360の能力は先にカード名を得てからリンクする能力ですので、名前を得た時点でカードのテキストが無視されリンクは行われません。その後も名前は得たままですので、《あたりポンの助》がいる限り再び中央G・リンク360を使うことはできません。
引用元