#author("2020-02-11T22:51:43+09:00","","") *《スペース・クロウラー》 [#h5dbfdc3] |スペース・クロウラー UC 水文明 (4)| |クリーチャー:アースイーター 3000| |ブロッカー| |このクリーチャーは攻撃することができない。| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにある文明ひとつにつき、自分の山札の上からカードを1枚、見てもよい。その中から1枚を手札に加え、残りをすべて好きな順序で山札の一番下に戻す。| [[DM-27]]で登場した[[アースイーター]]。 自分の[[マナゾーン]]の[[文明]]の数だけ[[山札の上]]を見て、その中の1枚を[[手札]]に加えられる[[cip]][[能力]]を持つ。 色の多い[[デッキ]]で非常に高い[[コントロール]]力を発揮する中型[[ブロッカー]]。[[青緑]]といった2色[[デッキ]]での採用はあまりないが、3色以上のデッキでは高い[[サーチ]]能力を発揮し、[[ドロー]]と壁を兼ねる優秀な潤滑油である。 主に[[グッドスタッフ]]や[[【5色デッキ】]]を居場所とし、[[種族]]シナジーから[[【ドルゲーザ】]]にも採用される。[[極神編]]以降の[[環境]]入りした[[グッドスタッフ]]には非常に高い割合で採用されていた実績があり、縁の下の力持ちながら確かな実力者である。 《スペース・クロウラー》で《スペース・クロウラー》を[[サーチ]]できるため、複数積むと[[デッキ]]の回転率が跳ね上がる。同時に[[ブロッカー]]も展開できるため、お茶を濁す場面では手堅い働きをしてくれる[[クリーチャー]]である。性質上[[デッキ]]に複数枚積んでも苦になりづらく、トップで引いてもなかなか強力であるため、かなり高い[[グッドスタッフ]]性をも兼ね備えている。 4[[コスト]]の[[水]]の潤滑油として、後に登場した[[《ドンドン吸い込むナウ》]]や[[《アクアン・メルカトール》]]がライバルか。 [[《ドンドン吸い込むナウ》]]は[[サーチ]]・[[除去]]・[[S・トリガー]]を兼ね備え非常に高い汎用性を誇っており、[[除去]]の条件となる[[火]]や[[自然]]の[[カード]]が多い[[デッキ]]では圧倒的採用率を誇る。 [[《アクアン・メルカトール》]]は[[ドロー]]の物量が武器であり、[[【5色デッキ】]]においては、1枚で1試合に必要な[[手札補充]]をこなしてしまうほどのパワーカードである。 色の多い[[デッキ]]では[[自然]]が採用されやすく、[[自然]]が採用される[[グッドスタッフ]]では[[火]]のパワーカードを行使するのが主流であるため、現状ではどうしてもそれら相性が良い[[《ドンドン吸い込むナウ》]]が、採用率を確固たるものにしている。 [[クリーチャー]]である差別点は今度は[[《アクアン・メルカトール》]]が壁となり、暴力的なまでの[[ドロー]]からの攻勢は、《スペース・クロウラー》には真似できない所業である。 それらと比べた時の《スペース・クロウラー》の強みと差別点は、[[ブロッカー]]であることと第2の《スペース・クロウラー》を[[サーチ]]することによる手堅い動きと[[デッキ]]回転の良さである。 [[《ドンドン吸い込むナウ》]]で[[《ドンドン吸い込むナウ》]]を[[サーチ]]しても[[バウンス]]を放つことはできず、[[《アクアン・メルカトール》]]は[[《アクアン・メルカトール》]]を[[手札]]に加えることができない。[[《アクアン・メルカトール》]]は[[サーチ]]を兼ねるといっても過言ではない物量[[ドロー]]を武器としているため、[[デッキ]]回転としては少し役割が違うとも言える。 とはいえ、《スペース・クロウラー》は性質上非常に受け身な[[クリーチャー]]でレイトゲームに強く、フィニッシュまでの火力が出にくい環境なら高い適正を持つものの、フィニッシュ火力を手軽に出せて常にワンチャンスを狙っていく近年環境とはどうしてもかみ合いが悪い。 ライバルが強力というのもあるが、どちらかというと環境の変異に取り残された[[カード]]と言ったほうが適切だろう。 性能自体は断じて悪くはないのだが、競合相手がいるのとそれらとの[[環境]]適正の差で苦しい立場にある[[クリーチャー]]である。逆に言えば競合相手との違いははっきりしており、[[ブロッカー]]でしのぎながらも高い[[デッキ]]回転で下地を整えるレイトゲームでの強さは魅力的である。 総じて、丸いが手堅い性能をもつ優秀な潤滑油であり、少なくとも今後も覚えておいて損はない[[カード]]であろう。 -単なる1枚[[ドロー]]する[[《ハルク・クロウラー》]]の[[上位互換]]。あちらの利点は、[[ドロー]]なので[[《鎧亜の邪聖ギル・ダグラス》]]などの[[能力]]に反応すること。 -[[マナゾーン]]の[[カード]]をすべて飛ばされたり、[[マナゾーン]]が[[無色]][[カード]]だけになると[[能力]]を全く使う事ができなくなる。とは言え、前者は[[マナ]]がなければ場に出すことすら難しく、後者についても[[無色]]をたくさん積む[[デッキ]]には構築段階でこのカードは候補に入らないため、そういった場合が起こることはほとんど無い。 -[[DMC-57>DMC-57 「ザ・ゴッド・キングダム」]]版では能力の発動が[[強制]]であるような[[テキスト]]になっていたが、実際には[[任意]]である〈>[[エラッタ]])。 -実際のカードでは何故か[[種族]]名が「アースイーター」ではなく「アース・イーター」となっている。単なる誤植と思われるが、公式HPのカードリストと[[DMC-57>DMC-57 「ザ・ゴッド・キングダム」]]収録版でも「アース・イーター」となっている。流石に[[再録]]されても修正されていないのはいかがなものだろうか。 -[[イラストレーター]]の[[Yuri Shinjuro]]氏によると下あごが初めて書かれた[[アースイーター]]らしい。しかし[[《タイフーン・クロウラー》]]や[[《バミューダ・クロウラー》]]など、下あごのあるアースイーターはいる。知名度の問題だろう。 -漫画「SX」番外編では[[天地>天地 龍牙]]が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。[[S・トリガー]]で出た[[《ミラクルとミステリーの扉》]]で登場し、続く[[《紅神龍バルガゲイザー》]]での[[ダイレクトアタック]]を防いだ。 **関連カード [#wa863dcb] -[[《ハルク・クロウラー》]] **収録セット [#nd34ab39] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Yuri Shinjuro]] --[[DM-27 「極神編 第4弾 完全極神(パーフェクト・ヘヴン)」>DM-27]] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Mikio Masuda]] --[[DMC-57 「ザ・ゴッド・キングダム」]] **参考 [#d376216f] -[[アースイーター]] -[[ブロッカー]] -[[攻撃できない]] -[[cip]] -[[マナゾーン]] -[[文明]] -[[山札の上]] -[[見る]] -[[手札補充]] -[[山札の下]] -[[カティノカード]] &tag(〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇,,,,);