《スペース・クロウラー》
自分のマナゾーンの文明の数だけ山札の上を見て、その中の1枚を手札に加えるcipとブロッカーを持つ。 色の多いデッキで高いコントロール力を発揮する中型ブロッカー。青緑などの2色デッキでの採用はあまりないが、3色以上のデッキでは高いサーチ能力を発揮し、ドローと壁を兼ねる優秀な潤滑油である。 山札の下に送ったカードを覚えておけば、後半今引きするカードをすべて把握できる。《スペース・クロウラー》で《スペース・クロウラー》をサーチしてデッキを回すプレイングも強力で、同時にブロッカーも展開できるので手堅い働きをしてくれる。
環境において古くはグッドスタッフや5色デッキを居場所とし、種族シナジーから【ドルゲーザ】にも採用された。極神編以降の環境入りしたグッドスタッフには高い割合で採用されていた実績がある縁の下の力持ちであった。【ドルゲーザ】以外だと具体的には、【ナイト】、【ボルメテウスコントロール】、【キング・アルカディアス】、【ロードリエスコントロール】が代表的な就職先であった。 コスト4の水の潤滑油として、後に登場した《ドンドン吸い込むナウ》や《アクアン・メルカトール》がライバルとなった。 《スペース・クロウラー》は受け身なクリーチャーであるため、フィニッシュまでが遅い環境なら高いゲームメイク能力を発揮するものの、序中盤からフィニッシュを狙う高速化した環境とはかみ合いが悪い。ライバルが強力というのもあるが、どちらかというと環境の遷移に取り残されたカードと言ったほうが適切だろう。 【シノビドルゲーザ】でも、DMBD-02で優秀なジャイアントが多数追加され、《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》などジャイアントシナジーが強化されたことで主要パーツから外れた。 DMBD-18では種族の違いを考慮しなければ上位互換である《蒼狼の大王 イザナギテラス》が登場した。 その他
アニメ・漫画において
デュエル・マスターズ プレイスでは
DMPP-09で実装。概ねTCG版と同様だが、他カードに合わせて山札の下に送る順番がランダム化された。どの順番で送られたかはバトルログで確認できる。 自分のマナゾーンに文明が4つ以上あれば、探索よりも多くの選択肢から選ぶことができる。ただし、探索は3種類見るので同名カードは選択肢の中に入らないのに対し、こちらは山札の上から順に見るので同名カードが選択肢の中に入る可能性がある。 関連カードフレーバーテキスト収録セットデュエル・マスターズデュエル・マスターズ プレイス
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