#author("2020-01-19T13:50:26+09:00","","") *《&ruby(やみがいあ){闇鎧亜};ジャック・アルカディアス》 [#g4d9e777] |闇鎧亜ジャック・アルカディアス P 闇/火文明 (4)| |クリーチャー:スピリット・クォーツ/ロスト・クルセイダー 1000| |S・トリガー| |スレイヤー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のコスト4以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。| [[DMBD-01>DMBD-01 「クロニクル・レガシー・デッキ アルカディアス鎮魂歌」]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[スピリット・クォーツ]]/[[ロスト・クルセイダー]]。 [[S・トリガー]]と[[スレイヤー]]を持ち、[[cip]][[能力]]により、[[バトルゾーン]]にある相手の[[コスト]]4以下の[[カード]]を1枚[[墓地]]に置く。 4コストというのは躊躇なく[[手打ち]]を狙えるサイズで、3、4ターン目には何も考えず汎用性の高い[[カード指定除去]]を放てる。相手の行動の起点となるクリーチャーをどかしつつ、おまけに[[スレイヤー]]で後続のアタッカーに睨みを利かせられる。 多色や単色の違いや、[[S・トリガー]]の有無、[[cip]]を使い切っても後続アタッカーとして使えるなど、意外とユーティリティは広い。特に[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]で[[リアニメイト]]できるのは地味ながら強力で、《ドギラゴン剣》に続く連鎖を邪魔するメタクリーチャーを破壊できる。 [[【5色ドギラゴン剣】]]では相手の[[《禁断〜封印されしX〜》]]が残り1枚という状況でこれと[[《オリオティス・ジャッジ》]]を使えば、相手に望まぬ[[禁断解放]]をさせた上で[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の特殊敗北条件を突くことができる。 **環境において [#xb96cfaa] 色々コンパクトに纏まっているのだが、登場当初の評価としては地味であるといった声が多かった。堅実で【速攻】対策にもなるのだが、後述の都合により、種族が非常に貧弱なのも悲しいところ。[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]の[[ファイナル革命]]でも止まってしまう。 このように何とも言えない評価止まりな1枚だったが、[[新章デュエル・マスターズ環境]]では[[【緑単ループ】]]や[[【白緑メタリカ】]]の[[《ベイB ジャック》]]をメタるカードとして注目。使いやすさが見直されると、[[【赤黒ドギラゴン剣】]]や[[【青黒赤ドギラゴン剣】]]でぽつぽつ採用されていく事に。 《ジャック》だけでなく[[《異端流し オニカマス》]]をメタるなら[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]や[[《温泉 湯あたり地獄》]]の方がカードパワーは高かったりするので、そこは好みで使い分けよう。3[[コスト]]より上の[[クリーチャー]]も狙えるのは《湯あたり地獄》にない長所である。 [[双極篇環境]]ではパワー1000であっても[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]に入る[[ウィニー]]を殴り返すのには十分なため、クリーチャーが付いている点に対する評価が比較的高くなった。同じく[[実質コスト]]が4の[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]とは[[シールド]]を[[ブレイク]]する必要が無い点で[[除去]]としては差別化可能。[[カード指定除去]]という点に関しても、[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]を[[墓地送り]]にできる点が特に評価された。 [[超天篇環境]]では[[軽量級]]ないし[[中量級]]による[[殴り返し]]合戦が常だが、ここに来てスレイヤーのおかげで相手の殴り返しにある程度強く出られるという個性が出るようになった。[[【青黒緑デッドダムド】]]の[[侵略]]元の多くが射程圏内に入る上に、一見するとすぐに侵略してこのカードの除去圏外のコストである[[《SSS級天災 デッドダムド》]]に変わるように思える[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]ですらも、[[マッハファイター]]による[[コスト踏み倒しメタ]]の[[除去]]をするために敢えて侵略しないところに合わせれば処理できる。 **ルール [#e9eee34c] -[[カード指定除去]]は[[強制]]。&br;一応相手の[[《禁断〜封印されしX〜》]]や[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]などのような[[バトルゾーン]]を[[離れない]][[マナコスト]]無しの[[カード]]を対象に取れば事実上[[除去]]をキャンセルできる。 **その他 [#c8218c12] -上述の通り当初の評価は低かったが、登場時点でもカードタイプ違いの[[下位種]]である[[《トーチング・パニッシュ》]]と比べるとコストパフォーマンスは優良であった。[[スレイヤー]]、[[S・トリガー]]が1コスト(パワー1000)分の査定であり、《トーチング・パニッシュ》が3コスト(パワー3000)分であると考えると、このクリーチャーの4コスト2色(5コスト単色と同じ基準パワーになる)は[[コスト論]]的にパワー1000のクリーチャーが付いている分だけオーバーしていることになる。 -[[フレーバーテキスト]]によれば、[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]と[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]の間に産まれた子孫。しかし、[[父>《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]と相打ちとなり、共に天に召された。 --上記にある通り夫妻の子孫なのだが、[[種族]]に[[エンジェル・コマンド]]は無い。仮に持っていたとすると、[[火]]の[[コマンド]]なので[[《禁断〜封印されしX〜》]]の[[封印]]解除を手伝ったり、[[光]]を持たぬ[[エンジェル・コマンド]]なので[[《ウェディング・ゲート》]]で[[バトルゾーン]]の[[カード]]を最大2枚[[破壊]]する[[カード指定除去]]に加え、[[《偽りの星夜 ブーケトス》]]が[[バトルゾーン]]にいれば[[スレイヤーブロッカー]]に化けたりと悪用される可能性があったので、それを防止するためだろうか。 --代わりのように[[スピリット・クォーツ]]を[[種族]]に持つが、当然両親とも[[スピリット・クォーツ]]ではない上、イラスト・命名ルール共にスピリット・クォーツ要素は皆無。効果・名前・[[文明]]から[[スピリット・クォーツ]]である[[《永遠のジャック・ヴァルディ》]]を連想させるが、関連性は不明。 **関連カード [#wca8fa8c] -[[《永遠のジャック・ヴァルディ》]] -[[《闇鎧亜キング・アルカディアス》]] -[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]] -[[《トーチング・パニッシュ》]] **[[フレーバーテキスト]] [#m36a8534] -[[DMBD-01>DMBD-01 「クロニクル・レガシー・デッキ アルカディアス鎮魂歌」]]&br;'''王の凶刃は王子にも襲いかかり、王と王子は相討ちに。愛する息子の死を前にして王妃はついに正気を取り戻す。''' **収録セット [#i509d8d1] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部に デュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[touge369]] --[[DMBD-01 「クロニクル・レガシー・デッキ アルカディアス鎮魂歌」]] --[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]](52/98) **参考 [#j81f37fc] -[[スピリット・クォーツ]] -[[ロスト・クルセイダー]] -[[タップイン]] -[[S・トリガー]] -[[スレイヤー]] -[[cip]] -[[バトルゾーン]] -[[コスト]] -[[カード]] -[[墓地送り]] -[[カード指定除去]] ---- 公式Q&A >Q.''《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》''の能力で、バトルゾーンにあるカードを選ぶとはどういうことですか? A.クリーチャーの他にD2フィールド、ドラグハート・ウェポンなど、バトルゾーンに存在するカードであれば選ぶことが出来ます。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31577/]] >Q.''《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》''の能力で、バトルゾーンにあるコスト4の進化クリーチャーを選びました。どうなりますか? Aこの場合進化クリーチャーの一番上のカードのみ選ばれたことになりますので、一番上のカードだけが墓地に行き、進化元として下にあったカードは適正なものが残ります。バトルゾーンにあるクリーチャーが墓地に置かれたため、これは破壊として扱われます。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31578/]] >Q.''《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》''の能力で、バトルゾーンにある進化クリーチャーの下に進化元としてあるコスト4のクリーチャーを選ぶことは出来ますか? Aはい。そのカードは墓地に送られますが、進化クリーチャーは進化元なしでバトルゾーンに残り続けます。クリーチャーの下に重ねられているカードが直接墓地に置かれる場合は、破壊として扱われません。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31579/]] >Q.''《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》''の能力で、バトルゾーンにあるNEO進化クリーチャーの下に進化元としてあるコスト4のクリーチャーを選ぶとどうなりますか? A進化元のクリーチャーは墓地に送られ、下にカードがなくなったためNEO進化クリーチャーは通常のクリーチャーに戻ります。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31580/]]