#author("2019-12-01T04:23:47+09:00","","") *ブロッカー [#k3f03753] |ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)| [[キーワード能力]]の1つ。またはこの能力を持つ[[クリーチャー]]の総称。 //ブロッカーを持つ[[クリーチャー]]は、相手[[クリーチャー]]の[[攻撃]]を[[ブロック]]し、本来の攻撃対象であるプレイヤーや他のクリーチャーをその[[攻撃]]から守ることができる //|蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ C 光文明 (1)| //|クリーチャー:ガーディアン 2000| //|ブロッカー (相手クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してもよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする)| //|このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。| //[[DMR-17]]以降は以下のように表記され、攻撃阻止能力ではなく、[[ガードマン]]のような攻撃目標変更能力であることが明示された //[[DMR-17]]以降のテキスト //|巨人の玉 ダイリーグ C 光文明 (4)| //|クリーチャー:ジャスティス・オーブ 6000| //|ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)| //|このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない。| |巨人の玉 ダイリーグ C 光文明 (4)| |クリーチャー:ジャスティス・オーブ 6000| |ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)| |このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない。| [[クリーチャー]]の基本的な[[能力]]の一つであり、[[DM-01>DM-01 第1弾]]から存在する。 [[DMR-17>DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]から表記が変更され、現在のテキストとなった。詳しくは後述。 相手の[[クリーチャー]]が、自分(プレイヤー)あるいは自分の[[クリーチャー]]に対して[[攻撃]]を行った場合、自分の[[アンタップ]]されたブロッカーを[[タップ]]して攻撃先を変更させることができる。これを[[ブロック]]と呼ぶ。 ブロッカーを持つクリーチャーの多くは、 -[[このクリーチャーは攻撃することができない>攻撃できない]] -[[このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない>攻撃できない]] のどちらかの[[デメリット]]を併せて持ち、その代わりに高い[[パワー]]を得ている。 古くは[[火]][[文明]]と[[自然]][[文明]]には存在せず、[[光]]、[[水]]、[[闇]]の3文明にだけ存在したが、[[DM-23>DM-23 「不死鳥編 第5弾 冥龍王帰還(ジ・エンド・オブ・ユニバース)」]]で[[自然]][[単色]]で最初からブロッカーを持つ[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]が登場した。 [[エピソード2]]からは[[火]]と[[自然]]の防御手段として[[ガードマン]]が登場した。が、クリーチャーへの攻撃しか防ぐことができず、到底ブロッカーには届かない能力である。 [[文明]]ごとの特徴は、 :[[光]]|一番良質。[[クリーチャー]]を攻撃できるものが多い。 :[[水]]|比較的良質。攻撃できないものが多いがパワーは高い。 :[[闇]]|一番質が低い。ただし、パワーは低いが[[スレイヤー]]を持つものや、[[デメリット]]能力([[逆スレイヤー]]など)がある分[[パワー]]が高いものは良く使われる。 :[[自然]]|絶対数が少ない上、条件的にブロッカーとしての運用は実用的ではない。 :[[無色]]|強力な[[能力]]のおまけとして持っているものが多い。小型のものも少ないため、純粋なブロッカーとしての質は比較しにくい。全[[カード]]が攻撃可能。 当然ながら、ブロッカーを採用することは手軽な守りの強化につながる。しかし、後述するようにブロッカーを対象にした[[除去]]はかなりの数が存在するため、非常に[[除去]]されやすい。 考えなしに採用するのは得策ではないので、自分の[[デッキ]]に合うものを適切な数だけ採用したい。 **ブロックの手順 [#a1166e31] +相手[[クリーチャー]]が[[攻撃]]した場合、まず[[「○○が攻撃した時〜」ではじまる能力>アタックトリガー]]を[[アクティブ・プレイヤー]]から全て[[解決]]する。 +その後、相手の攻撃を[[ブロック]]すると宣言してから、自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーを[[タップ]]する。 +[[ブロック]]が成立した場合、攻撃クリーチャーとブロックしたクリーチャー同士が[[バトル]]する。 [[ブロック]]は[[召喚酔い]]中でも行う事ができる。 ただし、既にタップされたクリーチャーはブロックできない。 逆に、何らかの[[能力]]でブロッカーを[[アンタップ]]されることで、もう一度[[ブロック]]できるようになる。 詳しくは「[[ブロック]]」の項を参照。 **ゲームにおいて [#s9049b11] -「その[[ターン]]中に殴り勝てるかどうか」は自分の[[攻撃]]可能な[[クリーチャー]]の数と、相手の[[シールド]]と[[ブロッカー]]の数で決まる。[[S・トリガー]]がどの程度入っているかにもよるが、相手の[[シールド]]とブロッカーの枚数を上回る事ができれば、[[ゲーム]]に勝利するチャンスが生まれる。 -[[超次元ゾーン]]を利用すれば、デッキ自体が[[火]]や[[自然]]の[[単色]]でも手軽にブロッカーを使用する事ができる。ただし、[[サイキック・クリーチャー]]もブロッカーと同じく[[除去]]されやすいので注意。 -[[ブロッカー]]のみを対象とする[[除去]]効果は多く、それ以外の[[除去]]よりもはるかに[[コスト]]が[[軽く>軽い]]なっている。例えば、[[確定除去]]の[[《デーモン・ハンド》]]が6マナなのに対し、ブロッカーしか[[破壊]]できない[[《クリティカル・ブレード》]]は僅か2マナである。もっとも、ブロッカーを使わない[[デッキ]]には完全に[[腐る]]ので、この[[コスト]]設定は妥当だろう。 -これとは逆に[[ブロッカー]]を対象とした[[コスト踏み倒し]]も、比較的軽いコストで使えることが多い。代表的な[[カード]]に[[《ヘブンズ・ゲート》]]がある。スロットをブロッカーであらかた固め、それを[[コスト踏み倒し]]で展開することを主戦略とするデッキも存在する([[【ヘブンズ・ゲート】]]、[[【ハッチャキ】]]など)。 -[[アンタップキラー]]がブロッカー能力を持つ[[アンタップ]]状態の[[クリーチャー]]を[[攻撃]]した時、攻撃された[[クリーチャー]]自身はブロックすることができない。 -[[《悪魔聖霊バルホルス》]]や[[《愛々の守護者チョップルン》]]など、ブロック後に[[アンタップ]]するものは[[無限ブロッカー]]と呼ばれる。[[バトルゾーン]]を離れない限り何度でも[[ブロック]]できるので、数を防ぐには役立つ。 -[[呪文]]中心のデッキにはバトルの機会が少ないという意味で[[ブロッカー]]が腐りやすく、この点は『デュエル・マスターズ パーフェクト ルール BOOK』でも触れられている。 --ただし、[[クリーチャー]]面も付いている[[呪文]]である[[ツインパクト]]の登場によってその限りではなくなった。 **その他 [#qba43899] -以前のテキストは以下の通り |ブロッカー (相手クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してもよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする)| [[DMR-17>DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]以降は表記が変更され、攻撃阻止能力ではなく、[[ガードマン]]と同じく''攻撃目標変更能力''であることが明示された。 -[[《ネオウェーブ・カタストロフィー》]]のような[[クロスギア]]や[[《罰神オルフェ》]]のように条件時に発動する能力では、[[光]]文明の特徴としてオマケ程度に付けられることがしばしばある。[[光]]を含むカードなら、ブロッカーを与える程度で表現される風潮が少々漂っている。 -[[cip]]等の[[能力]]を持つ小型から中型のブロッカーは、登場時に仕事をこなしつつ[[ウィニー]]を止めてくれるため、無駄が少ないカードとして重宝される。&br;しかし、ただの[[ファッティ]]に付属している「ブロッカー」は、むしろデメリットとして計算されるようになっている。[[《神銃の精霊ナカツマキ》]]の登場を見てもそれが伺えるだろう。前述の通り、手軽なブロッカー除去の手段が増えてきたためと思われる。 -[[覚醒編]]以降は[[《爆竜 GENJI・XX》]]や[[《超次元シューティング・ホール》]]といった確実かつ手軽なブロッカー除去が増加したため、''ブロッカーである事自体が最大のデメリット''という状況も生まれやすくなった。 [[能力]]持ちブロッカーが増加した事で、[[バニラ]]と[[能力]]持ちの関係がブロッカー内部にも適用されて来ていると言える。 -「闇ブロッカー」等、「[''性質'']・ブロッカー」の形で書かれた能力もある。これはブロッカー能力の特殊な形で、この能力によっては[''性質'']の[[クリーチャー]]のみを[[ブロック]]できる(勿論、他のブロッカー能力を得ればそちらの能力によっての[[ブロック]]ができる)。 -[[《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》]]のように、ブロッカーを複数除去できるクリーチャーには、[[《クリムゾン・ワイバーン》]]にちなんで「クリムゾン〜」の名を持つものもいる。ただし、2000[[火力]]を持つカードにも、初代の[[《クリムゾン・ハンマー》]]にちなんで「クリムゾン・〜」と付くことが多い。 -[[新章デュエル・マスターズ]]で[[攻撃曲げ]]が登場した事により[[ガードマン]]と共に攻撃先変更能力の裁定が変化した。これにより攻撃先が変更された攻撃をさらに変更できるようになった。つまり一度の攻撃に対し複数の[[ブロッカー]]を[[タップ]]して攻撃先を次々に変更する事が可能となった。 --この裁定により「[[可能であればブロックする]]」[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]は一度の[[攻撃]]で''全て[[タップ]]しなくてはいけなくなった。'' -[[コモン縛り]]で使える軽量除去にブロッカー除去が多いが、これは初心者にブロッカー除去の大切さを教えるためにしばしば[[コモン]]として収録されるということなのだろう。 //**関連カード [#i002b333] **ブロッカーに関連する効果を持つカード [#ucb5667d] ***サポートカード [#h1004c77] -[[《光陣の使徒ムルムル》]] -[[《超過の守護者イカ・イカガ》]] -[[《不屈の翼 サジトリオ》]] -[[《ハッチャキ》]] -[[《超神龍レイ・ソレイユ》]] -[[《デジロン》]] -[[《戦域の守護者リーン・イグナス》]] -[[《光の使徒メリーアン》]] -[[《知識の精霊ロードリエス》]] -[[《極上神プロディジー》]] -[[《雷神の求道者センジュ》]] -[[《神羅ビクトリーメテオ・ムーン》]] -[[《偽りの名 オレオレ・ライオネル》]] -[[《偽りの名 オレワレオ》]] -[[《白騎士の開眼者ウッズ》]] -[[《真姫ヴィクトリア》]] -[[《提督の精霊龍 ボンソワール》]] -[[《鋼流星ペングカイザー》]] -[[《聖核の精霊ウルセリオス》]] -[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]] -[[《プロテクト・フォース》]] -[[《ヘブンズ・サンダー》]] -[[《ライト・ゲート》]] -[[《ジャスティス・バインド》]] -[[《守護と偶然の象徴》]] ***光限定のサポートカード [#e6520621] -[[《真実の名 タイガー・レジェンド》]] -[[《天国の女帝 テレジア》]] -[[《超次元マザー・ホール》]] -[[《ヘブンズ・ゲート》]] ***主なメタカード [#vc516577] -[[《ピーカプのドライバー》]] -[[《クリティカル・ブレード》]] -[[《クリスタル・スーパーパラディン》]] -[[《叡智の聖騎士 スクアーロ》>《叡智の聖騎士 スクアーロ/エナジー・ライト》]] -[[《腐敗勇騎ガレック》]] -[[《超次元シューティング・ホール》]] -[[《爆竜 GENJI・XX》]] -[[《超爆デュエル・ファイアー》]] -[[《炎龍秘伝カイザー・フレイム》]] -[[《パワフル・ビーム》]] -[[《ハンマー野郎 オニドツキ》]] -[[《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》]] -[[《メテオ・チャージャー》]] -[[《熱血龍 GENJI・XXX》]] ***[[ブロッカー能力を条件にする進化>ブロッカー進化]] [#hcb88291] -[[《白騎士の聖霊王ウルファス》]] -[[《真姫ヴィクトリア》]] -[[《超神龍イエス・ヤザリス》]] -[[《聖皇エール・マグナス》]] -[[《超神龍レイ・ソレイユ》]] -[[《白騎士の開眼者ウッズ》]] -[[《無限の聖霊王アルカイザム》]] **参考 [#t5b2e820] -[[《巨人の玉 ダイリーグ》]] //-[[《蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ》]] -[[用語集]] -[[キーワード能力]] -[[ブロック]] -[[ブロックされない]] -[[ステルス]] -[[無限ブロッカー]] -[[ブロッカー進化]] -[[ドラゴン・ブロッカー]]