#author("2023-04-22T11:36:22+09:00","","")
#author("2023-04-22T19:43:54+09:00","","")
*《「&ruby(スティルジャスティス・ティルジエンド){正義星帝};」 <ライオネル.&ruby(スター){Star};>》 [#d1faf05c]

|「正義星帝」 <ライオネル.Star> SR 光文明 (5)|
|スター進化クリーチャー:メタリカ/エンジェル・コマンド/レクスターズ 9500|
|''スター進化'':レクスターズまたは光のクリーチャー1体の上に置く。|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、カードを1枚引く。その後、光のタマシードを1枚、自分の手札から出してもよい。|
|各ターンに一度、自分のタマシードが出た時、コスト6以下の進化クリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。|

[[DMRP-21]]で登場した[[光]]の[[スター進化]][[メタリカ]]/[[エンジェル・コマンド]]/[[レクスターズ]]。

[[cip]]で1枚[[ドロー]]した後に[[光]]の[[タマシード]]を1枚出せる。
また、各ターンに1度まで、自分の[[タマシード]]が出た時に[[コスト]]6以下の[[進化クリーチャー]]を[[手札]]から1体出せる。

2つの[[能力]]が[[シナジー]]を生み出しており、[[cip]]の[[タマシード]][[コスト踏み倒し]]で、自身の[[進化クリーチャー]]の[[コスト踏み倒し]]を[[誘発]]させられる。
[[シンカライズ]]を持つタマシードならそれを踏み倒した進化クリーチャーの進化元にできるので、非常に相性が良い。
また、進化クリーチャーはコストに反して高いスペックを持つものが多いので、展開から制圧する事も容易い。

おまけに相手ターン中でも[[コスト踏み倒し]]が可能。[[S・トリガー]]持ちのタマシードが増えるにつれて、このクリーチャーも強化されていくといえる。
展開力・即効性・将来性において何一つ否定する余地が見られない、強力なフィニッシャーと言うべきだろう。
おまけに相手ターン中でも[[コスト踏み倒し]]が可能。[[S・トリガー]]で出した[[タマシード]]に反応するため、[[カウンター]]性能も高い。

[[光]]の[[タマシード]]には[[手札補充]]できる[[《カーネンの心絵》]]と、同じく[[進化クリーチャー]]の[[コスト踏み倒し]]ができる[[《スロットンの心絵》]]が存在する。
ともに相性がよく[[【ライオネル.Star】]]ではよく使われている組み合わせである。
踏み倒し対象の[[光]]の[[タマシード]]には、[[手札補充]]できる[[《カーネンの心絵》]]、[[コスト踏み倒し]]できる[[《スロットンの心絵》]]、盤面を[[リセット]]できる[[《ジョーカーズの心絵》]]などがあり、[[【ライオネル.Star】]]ではこれらとセットで使われている。

総じて、爆発的な展開力で相手を圧倒できる、強力なフィニッシャーといえるだろう。

[[コスト踏み倒しメタ]]は普通に効いてしまうため、この[[クリーチャー]]を出すまでに[[除去]]しておけるといいだろう。

-一番下のこれまでにはない表記は、タマシードを出してこのカードに進化させた[[進化速攻]]で踏み倒しを発動できるようにしたいということだろう。
「各ターン、初めて」系のテキストだと、そのカードがバトルゾーンに出る前のイベントも見てしまうため、上述の動きはできない。
実際、デュエプレでは上方修正前の[[《氷牙アクア・マルガレーテ卿》]]がその問題を抱えていた。
「各ターン、はじめて」ではなく「各ターンに一度」とあるため、[[《スロットンの心絵》]]で出したこのクリーチャーの[[cip]]で[[タマシード]]を出した際にも、新たに[[進化クリーチャー]]を踏み倒せる。
-「各ターン、はじめて」と書かれていたならば、このクリーチャーが出る前のイベントも見てしまうため、このような動きはできない。
-デュエプレでも上方修正前の[[《氷牙アクア・マルガレーテ卿》]]が同様の問題を抱えていた。

***ルール [#xbf7c92e]
「この能力は、各ターン1度しか使えない。」について
-《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》は、同名カードで1ターン1回を共有しない([[公式Q&A1>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41156/]] [[公式Q&A2>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41157/]])。つまり、複数体出せばそれぞれのカードで各[[ターン]]中1回まで[[コスト踏み倒し]]を使える。
//共有するものには[[《聖鎧亜キング・アルカディアスP'S》]]があった。他にも、[[ファイナル革命]]や[[マスターJトルネード]]、[[《龍装者 バルチュリス》]]といった具合に、疑似的に1ターンに1回の制約を課すものもあった。
//--大まかに言えば、2枚目以降の、《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》のコスト踏み倒しをループさせてしまうことを危惧したためと思われる。
//実際、このクリーチャーのコストが5であるため、コスト踏み倒しの範囲に入る。
//違うんじゃ
--「各[[ターン]]1度しか使えない」表記そのものは初。ただしデュエプレでは[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]などで使われている。
**ルール [#xbf7c92e]
***「各ターンに一度」の処理について [#b511def1]
この制約は、その[[誘発型能力]]が[[誘発]]する回数を制限しない。一度[[解決]]したら、同じ[[誘発型能力]]が生成した[[効果]]は[[解決]]できなくなる。
-他の[[カード]]が持つ[[能力]]は、別の[[能力]]として扱う。よって、《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》1''枚''につき1回、[[コスト踏み倒し]]ができる。
これにより、手札にある光のタマシードと《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》を連鎖的に出し続けることができる。
-[[《フォース・アゲイン》]]などにより、一度[[バトルゾーン]]を離れてから[[バトルゾーン]]に出し直した[[カード]]は、離れる前とは別の[[カード]]として扱う。よって、「各ターンに一度」の能力を再び[[解決]]できるようになる。

-バトルゾーンに複数の《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》がある場合や、[[《フォース・アゲイン》]]などを使い進行上別個体として再び[[バトルゾーン]]に出た場合は、このターン中それと同じ能力を使っていたとしてもカード自身では未使用なので能力を使うことができる。
--[[《卍 新世壊 卍》]]の持つ[[無月の門99]]の「ゲーム中で一度」の裁定や、[[デュエプレの名称指定のない発動条件>https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-0194]]より。
--これを利用することで、自分の手札に光のタマシードと別の《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》があれば連鎖的に出し続けることができる。
[[解決]]時に、[[任意]]の[[効果]]を使わないことにした場合、結果的に、その[[誘発型能力]]を[[解決]]したイベントとして扱わない。その後も、同じ[[誘発型能力]]が生成した[[効果]]を[[解決]]できる。
([[類似例>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41155/]]:[[《未来の法皇 ミラダンテSF》]])
-[[解決]]時に、[[コスト踏み倒し]]する進化クリーチャーを選ばなかった場合、再度[[誘発]]した際に[[コスト踏み倒し]]できる。

-手札からの踏み倒しは[[任意]]で、そのターン1回目の誘発で使わないことを選んだ場合、同じターンの2回目の誘発で使うことはできる([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41155/]])。
--[[《未来の法皇 ミラダンテSF》]]の[[ファイナル革命]]の裁定の、[[任意]]の能力が誘発しても使わなかったら『能力』を使ったことにはならない処理に準ずる。
--デュエプレの裁定では、誘発自体が各ターン1回のみで、1回目で使わなかったら2回目以降は誘発すらしない。この違いは、デュエプレでは「この『効果』は、各ターン中1回のみ『発動する』」というテキストである。つまり能力としては1回目で[[強制]]で発動しているという違いが見て取れる。
[[Dスイッチ]]や[[無月の門99]]の「ゲーム中で一度」も同様に処理する。

***「各ターンに一度」とは異なる処理をする能力 [#k635139f]

-[[ニンジャ・ストライク]],[[ファイナル革命]],[[マスター必殺トルネード]]は[[解決]]時に、その[[キーワード能力]]([[能力語]])を持つ[[能力]]を自分が[[解決]]したかどうかを参照する。
-[[《聖鎧亜キング・アルカディアスP'S》]]は、「[[カード名]]が《聖鎧亜キング・アルカディアスP'S》である[[カード]]」の能力によって墓地に置くイベントが過去に発生したかどうかを参照する。
-[[《龍装者 バルチュリス》]][[《次元の嵐 スコーラー》]]は、[[解決]]時に「指定した[[カード名]]の[[カード]]」が出るイベントが過去に発生したかどうかを参照する。

-デュエプレでみられる「この効果は、各ターン中1回のみ『発動する』」というテキストは、その[[誘発型能力]]が[[誘発]]する回数を制限する。
--TCGにおいては[[誘発]]したかどうかを人間がチェックするため、[[解決]]する回数を制限するほうが処理が簡潔になる。
一方、DCGにおいては[[誘発]]したかどうかをアプリが自動的にチェックするため、[[誘発]]する回数を制限するほうが処理が簡潔になる。
TCGとDCGでのゲーム上の処理の違いが現れている一例である。

**環境において [#environment]
登場直後から専用デッキである[[【ライオネル.Star】]]が成立し、メタゲームの一角に食い込む。相互踏み倒しの関係にある[[《スロットンの心絵》]]とセットで採用されるのが一般的で、拡張性の高さから様々な型が考案されている。

[[DMRP-21]]発売直後の環境では[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]による[[エクストラウィン]]狙いの[[白黒赤]]型、[[《ブランド-MAX》]]と[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]を組み込んだ[[白赤]]型が結果を残した。

[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]との相性もよい。[[レクスターズ]]の[[タマシード]]を素早く展開することで全体[[パワー低下]]を早期に起動させたり、[[進化元]]が複数枚重なったそちらに[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]を重ねて[[シールド]]を割らずに勝利したりと、様々な面で噛み合う。

[[DMBD-19]]・[[DMBD-20]]期には[[《一王二命三眼槍》]]対策の[[《密かで華麗なるカイタイ》]]や[[除去]]されにくい[[進化元]]が残る2[[コスト]][[ハンデス]]の[[《ジェニーの黒像》]]などを採用した[[ハンデス]]型が結果を残した。

『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』Day2([[オリジナル]])では[[《アルカディアス・モモキング》]]や[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]といったロック持ちを活かした[[白赤]]型が準優勝。以降、この白赤型が入賞数を伸ばした。

『[[DMGP2023-1st>公認グランプリ]]』Day1([[アドバンス]])では予選通過者128人中[[【ライオネル.Star】]]を2人が使用と、予選使用実績には恵まれなかった。しかし本戦では[[白青赤]]型が優勝、[[白青]]型が4位入賞と、意外と言える結果を残した。
『[[DMGP2023-1st>公認グランプリ]]』Day1([[アドバンス]])では予選通過者128人中[[【ライオネル.Star】]]の使用者は2人のみであり、予選通過率は低かった。しかし、その2人のうち[[白青赤]]型が優勝、[[白青]]型が4位入賞を果たした。大会以前の注目度はそれほど高くなかったが、大会当日の[[メタゲーム]]に対する相性が良かったことがこの結果に繋がったとみられる。

**その他 [#c1237945]
-このカード以前にも、[[カード]]の使用を許可・制限する能力や[[置換効果]]を生成する能力に対して「各ターンに一度」の制限が課されることはあった。しかし、[[誘発型能力]]に「各ターンに一度」の制限が課されるのはこのカードが初である。
--初出の[[王来MAX]]においては「この能力は、各ターン1度しか使えない。」というテキストで表現されていたが、[[アビス・レボリューション]]以降は「各ターンに一度、」というテキストに短縮された。

-アニメ「キングMAX」では[[切札 ジョー]]VS[[キラ]]で[[キラ]]が使用。[[《ミラダンテの天宝》]]と[[《サッヴァーク <マン.Star>》]]を場に出した。

**関連カード [#f368fbee]
-''PREV''
--[[《「正義星帝」 <ダンテ.Star>》]]

-[[《「正義星帝」》]]
-[[《「俺」の頂 ライオネル》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#ke3f7a94]
-[[DMRP-21]]&br;'''友情と正義のために戦った者同士が心を通わせた。'''

**収録セット [#hd5bcb04]
-illus.[[tetrapod]]
--[[DMRP-21 「王来MAX 第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!!」>DMRP-21]](S1/S8)(1A/20)(3B/10)
-illus.[[SOLANI]]
--[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]](SP1/SP5)

**参考 [#reference]
-[[スター進化クリーチャー]]
-[[メタリカ]]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[レクスターズ]]
-[[スター進化]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[ドロー]]
-[[光]]
-[[タマシード]]
-[[手札]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[進化クリーチャー]]

-[[【ライオネル.Star】]]

----
[[公式Q&A]]

-4つ目の能力について

>Q.自分の''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''の能力にある「各ターン1度しか使えない」とは、どういう意味ですか?
A.トリガー条件を満たした時に、ターン中1度だけ、この能力を使用できるという意味です。&br;''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''の場合、自分がタマシードを出すたびに、この能力を使うかどうかを選択できます。&br;ターン中最初にタマシードを出した時に能力を使ってもいいですし、最初に出した時には使わず、次にタマシードを出した時に能力を使うこともできます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41155]](2022.4.22)

>Q.自分の''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''が2体バトルゾーンにいる状況で、自分はタマシードを出しました。「自分のタマシードが出た時」の能力はそれぞれ使えますか?
A.はい、それぞれ使えます。この能力は、''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''1体につき各ターン1度しか使えませんが、2体いる場合はそれぞれ1度ずつ、合計2度まで能力を使えます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41156]](2022.4.22)

>Q.自分の''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''の「自分のタマシードが出た時」の能力を使った後、その''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''に対して[[《フォース・アゲイン》]]を唱え、破壊した後に墓地からバトルゾーンに出しました。&br;この状況で自分がまたタマシードを出した場合、新たに出した''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''でもう1度「自分のタマシードが出た時」の能力を使えますか?
A.はい、もう1度能力を使えます。1度バトルゾーンを離れた後、再度バトルゾーンに置かれたカードは、離れる前とは別のカードとして扱われます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41157]](2022.4.22)

>Q.自分の''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''がバトルゾーンにいる状況で、自分のタマシードを出しました。''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''の「自分のタマシードが出た時」の能力で、その''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''の上に別の''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''を重ねました。そのターン中にまたタマシードを出した場合、もう1度「自分のタマシードが出た時」の能力を使えますか?
A.はい、もう1度能力を使えます。''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''の上に進化した''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''は、進化前と同じクリーチャーとして扱われますが、効果の発生源となるカードはそれぞれ別です。新たに出した''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''はまだ能力を使っていないので、もう1度能力を使えます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41158]](2022.4.22)

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