#author("2024-02-12T05:30:37+09:00","","")
#author("2024-02-15T05:11:21+09:00","","")
*《「&ruby(スティルジャスティス・ティルジエンド){正義星帝};」 <ライオネル.&ruby(スター){Star};>》 [#d1faf05c]

|「正義星帝」 <ライオネル.Star> SR 光文明 (5)|
|スター進化クリーチャー:メタリカ/エンジェル・コマンド/レクスターズ 9500|
|''スター進化'':レクスターズまたは光のクリーチャー1体の上に置く。|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、カードを1枚引く。その後、光のタマシードを1枚、自分の手札から出してもよい。|
|各ターンに一度、自分のタマシードが出た時、コスト6以下の進化クリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。|

[[DMRP-21]]で登場した[[光]]の[[スター進化]][[メタリカ]]/[[エンジェル・コマンド]]/[[レクスターズ]]。

[[cip]]で1枚[[ドロー]]した後に[[光]]の[[タマシード]]を1枚出せる。
また、[[各ターンに1度>ターン1]]まで、自分の[[タマシード]]が出た時に[[コスト]]6以下の[[進化クリーチャー]]を[[手札]]から1体出せる。

2つの[[能力]]が[[シナジー]]を生み出しており、[[cip]]の[[タマシード]][[コスト踏み倒し]]で、自身の[[進化クリーチャー]]の[[コスト踏み倒し]]を[[誘発]]させられる。
[[シンカライズ]]を持つタマシードならそれを踏み倒した進化クリーチャーの進化元にできるので、非常に相性が良い。
また、進化クリーチャーはコストに反して高いスペックを持つものが多いので、展開から制圧する事も容易い。

おまけに相手ターン中でも[[コスト踏み倒し]]が可能。[[S・トリガー]]で出した[[タマシード]]に反応するため、[[カウンター]]性能も高い。

踏み倒し対象の[[光]]の[[タマシード]]には、[[手札補充]]できる[[《カーネンの心絵》]]、[[コスト踏み倒し]]できる[[《スロットンの心絵》]]、盤面を[[リセット]]できる[[《ジョーカーズの心絵》]]などがあり、[[【ライオネル.Star】]]ではこれらとセットで使われている。

パワーもそこそこの水準なので、[[《アルカディアス・モモキング》]]で相手クリーチャーを[[タップイン]]させれば、[[【5色ザーディクリカ】]]に採用される者は粗方[[タップキル]]で処理できる。

総じて、爆発的な展開力で相手を圧倒できる、強力なフィニッシャーといえるだろう。

[[コスト踏み倒しメタ]]は普通に効いてしまうため、この[[クリーチャー]]を出すまでに[[除去]]しておけるといいだろう。

「各ターン、はじめて」ではなく「各ターンに一度」とあるため、[[《スロットンの心絵》]]で出したこのクリーチャーの[[cip]]で[[タマシード]]を出した際にも、新たに[[進化クリーチャー]]を踏み倒せる。
-「各ターン、はじめて」と書かれていたならば、このクリーチャーが出る前のイベントも見てしまうため、このような動きはできない。
//-デュエプレでも上方修正前の[[《氷牙アクア・マルガレーテ卿》]]が同様の問題を抱えていた。

-[[DM23-RP1]]で[[再録]]されてからは能力の表現が変わっている。再録前は以下のテキストだった。
|自分のタマシードが出た時、コスト6以下の進化クリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。この能力は、各ターン1度しか使えない。|

**ルール [#xbf7c92e]
-このカードの5つ目の能力にある「各ターンに一度」という能力についての詳細は[[ターン1>ターン1#ichidoTCG]]を参照。
//***「各ターンに一度」の処理について [#b511def1]
//この制約は、その[[誘発型能力]]が[[誘発]]する回数を制限しない。一度[[解決]]したら、同じ[[誘発型能力]]が生成した[[効果]]は[[解決]]できなくなる。

//-他の[[カード]]が持つ[[能力]]は、別の[[能力]]として扱う。よって、《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》1''枚''につき1回、[[コスト踏み倒し]]ができる。
//これにより、手札にある光のタマシードと《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》を連鎖的に出し続けることができる。
//--発生源が同一クリーチャーだとしても、「[[能力]]」として見れば別の行であることには違いないため、能力を使い終えた《ライオネル.Star》を進化元に《ライオネル.Star》を出しても、新たに出た《ライオネル.Star》の能力は使える。他の進化元がない状態で《ライオネル.Star》に進化し、その[[cip]]で[[シンカライズ]]を持たない[[《王家の秘宝》]]などを出した場合などには《ライオネル.Star》を重ねる場面があるかもしれない。

//-[[《フォース・アゲイン》]]などにより、一度[[バトルゾーン]]を離れてから[[バトルゾーン]]に出し直した[[カード]]は、離れる前とは別の[[カード]]として扱う。よって、「各ターンに一度」の能力を再び[[解決]]できるようになる。

//[[解決]]時に、[[任意]]の[[効果]]を使わないことにした場合、結果的に、その[[誘発型能力]]を[[解決]]したイベントとして扱わない。その後も、同じ[[誘発型能力]]が生成した[[効果]]を[[解決]]できる。
//([[類似例>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41155/]]:[[《未来の法皇 ミラダンテSF》]])
//-[[解決]]時に、[[コスト踏み倒し]]する進化クリーチャーを選ばなかった場合、再度[[誘発]]した際に[[コスト踏み倒し]]できる。

//[[Dスイッチ]]や[[無月の門99]]の「ゲーム中で一度」も同様に処理する。

//***「各ターンに一度」とは異なる処理をする能力 [#k635139f]

//-[[ニンジャ・ストライク]],[[ファイナル革命]],[[マスター必殺トルネード]]は[[解決]]時に、その[[キーワード能力]]([[能力語]])を持つ[[能力]]を自分が[[解決]]したかどうかを参照する。
//-[[《聖鎧亜キング・アルカディアスP'S》]]は、「[[カード名]]が《聖鎧亜キング・アルカディアスP'S》である[[カード]]」の能力によって墓地に置くイベントが過去に発生したかどうかを参照する。
//-[[《龍装者 バルチュリス》]][[《次元の嵐 スコーラー》]]は、[[解決]]時に「指定した[[カード名]]の[[カード]]」が出るイベントが過去に発生したかどうかを参照する。

//-デュエプレでみられる「この効果は、各ターン中1回のみ『発動する』」というテキストは、その[[誘発型能力]]が[[誘発]]する回数を制限する。
//--TCGにおいては[[誘発]]したかどうかを人間がチェックするため、[[解決]]する回数を制限するほうが処理が簡潔になる。
//一方、DCGにおいては[[誘発]]したかどうかをアプリが自動的にチェックするため、[[誘発]]する回数を制限するほうが処理が簡潔になる。
//TCGとDCGでのゲーム上の処理の違いが現れている一例である。

**環境において [#environment]
登場直後から専用デッキである[[【ライオネル.Star】]]が成立し、メタゲームの一角に食い込む。相互踏み倒しの関係にある[[《スロットンの心絵》]]とセットで採用されるのが一般的で、拡張性の高さから様々な型が考案されている。

[[DMRP-21]]発売直後の環境では[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]による[[エクストラウィン]]狙いの[[白黒赤]]型、[[《ブランド-MAX》]]と[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]を組み込んだ[[白赤]]型が結果を残した。

[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]との相性もよい。[[レクスターズ]]の[[タマシード]]を素早く展開することで全体[[パワー低下]]を早期に起動させたり、[[進化元]]が複数枚重なったそちらに[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]を重ねて[[シールド]]を割らずに勝利したりと、様々な面で噛み合う。

[[DMBD-19]]・[[DMBD-20]]期には[[《一王二命三眼槍》]]対策の[[《密かで華麗なるカイタイ》]]や[[除去]]されにくい[[進化元]]が残る2[[コスト]][[ハンデス]]の[[《ジェニーの黒像》]]などを採用した[[ハンデス]]型が結果を残した。

『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』Day2([[オリジナル]])では[[《アルカディアス・モモキング》]]や[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]といったロック持ちを活かした[[白赤]]型が準優勝。以降、この白赤型が入賞数を伸ばした。

『[[DMGP2023-1st>公認グランプリ]]』Day1([[アドバンス]])では予選通過者128人中[[【ライオネル.Star】]]の使用者は2人のみであり、予選通過率は低かった。しかし、その2人のうち[[白青赤]]型が優勝、[[白青]]型が4位入賞を果たした。大会以前の注目度はそれほど高くなかったが、大会当日の[[メタゲーム]]に対する相性が良かったことがこの結果に繋がったとみられる。

『[[超CSV in 大阪>超CS]]』(オリジナル)では予選通過128人中7人が使用と、使用率6位を記録(白青型6人、白青赤型1人)。本戦では[[【白青ライオネル.Star】>【ライオネル.Star】]]が4位入賞を記録。

DM23-EX2期にはデッキを[[《カンゼン邪器 <不明.鬼>》]]や[[《ディダノス <デスフェニ.Star>》]]などの自然のスター進化クリーチャーに寄せ、[[《深緑の魔方陣》]]のような防御札、[[《Disゾロスター》]]のようなリソース系、[[《パーリ騎士の心絵》]]のようなメタカードを投入し、他にも[[《Disカルセ・ドニー》]]のような展開始動札、[[《アウゼスの天黒筺》]]のような除去札を利用した、【白黒緑ライオネル.Star】なる型がオリジナルのチャンピオンシップで準優勝した。

『[[超CSⅥ in福岡>超CS]]』ではベスト8に白青赤型が1人残った。軽量級メタカードをほぼカットし、ひたすら山札掘削を繰り返して打点を並べつつカウンター封じ手段をかき集めることに注力した型であった。

**アニメ・漫画において [#n42e6dcd]
-アニメ『[[キングMAX>デュエル・マスターズ キングMAX]]』では[[キラ]]のエースの一角として登場。声優はこれまでと同様に[[粟津貴嗣]]氏。
初登場となった第3話の[[切札 ジョー]]戦では[[《ミラダンテの天宝》]]と[[《サッヴァーク <マン.Star>》]]を場に出した。
これ以降のデュエマでも使用した。
--本編よりも先にオープニングテーマ「ヒストリア」の映像で登場し、[[ハイド]]が使用する[[《神ナル機カイ「亜堕無」》]]と戦う様子が描かれたが、本編では実現しなかった。

-漫画『キング』ではエピローグでアニメ『キングMAX』と同様にキラが使用したが、進化行程は省かれており、進化元は不明になっている。
-漫画『キング』ではエピローグでアニメ『キングMAX』と同様にキラが使用したが、進化行程は省かれており、進化元は不明になっているが、おそらく[[《煌星龍 サッヴァーク》]]から進化させたと思われる。

**その他 [#c1237945]
-このカード以前にも、[[カード]]の使用を許可・制限する能力や[[置換効果]]を生成する能力に対して「各ターンに一度」の制限が課されることはあった。しかし、[[誘発型能力]]に「各ターンに一度」の制限が課されるのはこのカードが初である。
--初出の[[王来MAX]]においては「この能力は、各ターン1度しか使えない。」というテキストで表現されていたが、[[アビス・レボリューション]]以降は「各ターンに一度、」というテキストに短縮された。

**関連カード [#f368fbee]
-''PREV''
--[[《「正義星帝」 <ダンテ.Star>》]]

-[[《「正義星帝」》]]
-[[《「俺」の頂 ライオネル》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#ke3f7a94]
-[[DMRP-21]]&br;'''友情と正義のために戦った者同士が心を通わせた。'''

**収録セット [#hd5bcb04]
-illus.[[tetrapod]]
--[[DMRP-21 「王来MAX 第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!!」>DMRP-21]](S1/S8)(1A/20)(3B/10)
-illus.[[SOLANI]]
--[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]](SP1/SP5)

**参考 [#reference]
-[[スター進化クリーチャー]]
-[[メタリカ]]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[レクスターズ]]
-[[スター進化]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[ドロー]]
-[[光]]
-[[タマシード]]
-[[手札]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[進化クリーチャー]]

-[[【ライオネル.Star】]]

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[[公式Q&A]]

-4つ目の能力について

>Q.自分の''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''の能力にある「各ターン1度しか使えない」とは、どういう意味ですか?
A.トリガー条件を満たした時に、ターン中1度だけ、この能力を使用できるという意味です。&br;''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''の場合、自分がタマシードを出すたびに、この能力を使うかどうかを選択できます。&br;ターン中最初にタマシードを出した時に能力を使ってもいいですし、最初に出した時には使わず、次にタマシードを出した時に能力を使うこともできます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41155]](2022.4.22)

>Q.自分の''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''が2体バトルゾーンにいる状況で、自分はタマシードを出しました。「自分のタマシードが出た時」の能力はそれぞれ使えますか?
A.はい、それぞれ使えます。この能力は、''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''1体につき各ターン1度しか使えませんが、2体いる場合はそれぞれ1度ずつ、合計2度まで能力を使えます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41156]](2022.4.22)

>Q.自分の''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''の「自分のタマシードが出た時」の能力を使った後、その''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''に対して[[《フォース・アゲイン》]]を唱え、破壊した後に墓地からバトルゾーンに出しました。&br;この状況で自分がまたタマシードを出した場合、新たに出した''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''でもう1度「自分のタマシードが出た時」の能力を使えますか?
A.はい、もう1度能力を使えます。1度バトルゾーンを離れた後、再度バトルゾーンに置かれたカードは、離れる前とは別のカードとして扱われます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41157]](2022.4.22)

>Q.自分の''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''がバトルゾーンにいる状況で、自分のタマシードを出しました。''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''の「自分のタマシードが出た時」の能力で、その''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''の上に別の''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''を重ねました。そのターン中にまたタマシードを出した場合、もう1度「自分のタマシードが出た時」の能力を使えますか?
A.はい、もう1度能力を使えます。''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''の上に進化した''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''は、進化前と同じクリーチャーとして扱われますが、効果の発生源となるカードはそれぞれ別です。新たに出した''《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》''はまだ能力を使っていないので、もう1度能力を使えます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41158]](2022.4.22)

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