#author("2020-06-24T18:29:18+09:00","","") *《アドラス》 [#p4d8aafd] |アドラス SR 水文明 (7)| |クリーチャー:シー・ハッカー 4000| |ウェーブストライカー| |WS−このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーは、バトルゾーンにある自分自身の「ウェーブストライカー」を持つクリーチャー1体につき1枚カードを引く。| [[DM-11]]で登場した[[シー・ハッカー]]。唯一の[[スーパーレア]]の[[ウェーブストライカー]]。 しかし、[[マナコスト]]が[[重い]]ため、数ある[[ウェーブストライカー]]の中でも指折りの使いづらさである。 各プレイヤーは自身のウェーブストライカーの数だけ[[ドロー]]できる。相手にも[[能力]]が及ぶのはマイナスでしかないが、ウェーブストライカー専用[[デッキ]]の[[ミラーマッチ]]でも無ければ[[デメリット]]にはならない。 自分だけがウェーブストライカーを使っているなら3ドロー以上は確定しているため[[コスト]]比的にはそれほど悪くないが、自身が[[重く>重い]]、序盤にウェーブストライカーを並べていく段階では使い物にならないのが痛い。 それでなくとも、重力級のウェーブストライカーには[[《星雲の精霊キルスティン》]]という強力な[[フィニッシャー]]が存在するため、そちらを押しのけて[[デッキ]]に投入されることは考えにくいか。 その上[[ウェーブストライカー]]には[[自然]][[文明]]が[[水]][[文明]]より投入される傾向があるため、似た[[スペック]]の[[《口寄の化身》]]の存在もこの[[カード]]の評価を下げている原因である。 そもそも水[[文明]]入りの[[ウェーブストライカー]]にはこの[[カード]]より安定した[[ドロー]][[カード]]を入れる場合が多い。 以上の点、さらにはその[[レアリティ]]から史上最悪級のスーパーレアと酷評されることが多いが、まがりなりにも大量[[ドロー]]の可能性を秘めており、出すべきところで出せばきちんと[[アドバンテージ]]を稼いでくれる。カードプールの狭い[[ウェーブストライカー]]だからこそ、選択肢として覚えておきたいカード。 -[[ドロー]]は強制であるため、相手が大量に[[ウェーブストライカー]]を展開している状態で[[バトルゾーン]]に出せば、一気に相手の[[デッキ]]を削り取ることもできる。 -元ネタは土星の衛星の一つであるアトラスだろうか。 -北米版デュエル・マスターズ「[[Kaijudo]]」ではなぜか基礎スペック・能力ともに大幅に強化され、[[フィニッシャー]]として実践に耐えうる強力なカードに変貌した。水/闇、コスト9、パワー8000、[[cip]]でお互いに[[オールハンデス]]と、相手クリーチャーに[[プリン効果]]というスペックである。 2013年の全米大会優勝デッキにはこのカードが3枚フル投入されていた(Kaijudoでは同じ[[カード]]名の[[カード]]を最大3枚まで投入できるルール)。そればかりか新規イラストとオリジナル種族を与えられて構築済みデッキの看板クリーチャーに抜擢されるなど、国内での微妙な扱いからは想像もつかないほどの大躍進を遂げている。いったいこのカードの何が海外のカードデザイナーを惹き付けたのだろうか。 -水単色の[[ウェーブストライカー]]持ちはこのカードを含めて3枚あるが、その全てのカードイラストを[[Taro Yamazaki]]氏が手掛け、どれも、触手の先に、黒い爪がついた五本の指のようなものを五方向に伸ばし、その間に赤い膜を張った器官を持つ。同氏によるその他のイラストには出てこないので、[[ウェーブストライカー]]の発動に関係した器官なのだろうか。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#s2af2764] |アドラス SR 水文明 (5)| |クリーチャー:シー・ハッカー 3000| |ウェーブストライカー:バトルゾーンに出た時、自分の「ウェーブストライカー」を持つクリーチャー1体につき1枚カードを引く。(手札の上限枚数を超えるなら、上限枚数に達するまで引く)| コストが2下がりパワーは1000下がった。軽くなったので実質強化だろう。 [[ウェーブストライカー]]を並べつつリソース確保が可能になるので無駄がない。 第1弾環境で使われていた[[《ペコタン》]]+[[《ミラージュ・マーメイド》]]で示されている通り、そこそこのサイズのクリーチャーを出しつつ大量ドローできるのは強力。大量展開が肝の[[ウェーブストライカー]]で、マナカーブを阻害しないリソース補充として活躍できるだろう。 もっとも[[ウェーブストライカー]]の展開を妨害され続けるとリソース確保したいのに出来ないという問題点はそのままである。 -TCG版での[[ウェーブストライカー]]のカウントは相手を含める([[《爆輪男》]])。しかしデュエプレでは自分のみでカウントする([[画像>https://pbs.twimg.com/media/EaDLEpFUMAE8rVT.jpg]])。相手にドローさせなくなったのは強化だが、相手がウェーブストライカーを使っていても自分だけで他に2体用意しないと1枚もドローできないことは一応の弱体化である。 **関連カード [#fb862a56] **[[フレーバーテキスト]] [#zb2c8342] -[[DMPP-04]] '''小さな海域の主だったアドラスは、[[無限軍団>ウェーブストライカー]]の力を得て、今や世界に対して大きな脅威となった。圧倒的な軍勢を共にアドラスの逆襲が今、始まろうとしている。''' **収録セット [#c00a953c] ***[[デュエル・マスターズ]] [#g0eb3ce5] -illus.[[Taro Yamazaki]] --[[DM-11 「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」>DM-11]] ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#lc7dd3ec] -illus.[[Taro Yamazaki]] --[[DMPP-04 第4弾「混沌の軍勢 -REBELLION SYMPATHY-」>DMPP-04]]CV:中西正樹 **参考 [#y364acc3] -[[シー・ハッカー]] -[[ウェーブストライカー]] -[[cip]] -[[ドロー]] &tag(クリーチャー,水文明,単色,コスト7,シー・ハッカー,パワー4000,ウェーブストライカー,cip,ドロー,スーパーレア,Taro Yamazaki);