#author("2020-01-25T00:14:06+09:00","","")
#author("2023-05-08T21:16:16+09:00","","")
*《ガウレザル・ドラゴン》 [#le537998]

|ガウレザル・ドラゴン VR 火文明 (9)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 11000|
|W・ブレイカー|

[[DM-10]]で登場した[[アーマード・ドラゴン]]。
見て分かる通りの[[準バニラ]]の[[ファッティ]]。

9[[コスト]]という決して低くない[[マナコスト]]をもっていながら、[[W・ブレイカー]]しか持たず、[[パワー]]も11000しかないので、酷い[[スペック]]と言わざるを得ない。
ただでさえ、[[重量級]]の[[準バニラ]]は[[コスト論]]を上回っていても評価されないことが多いので、[[コスト論]]を下回っているこの[[カード]]が使われるわけもなく、登場当時から多くのプレイヤーから酷評されていた。[[中量級]]以下ですら[[準バニラ]]は冷遇されることが多いので、なおさらである。
[[シールド]]の[[ブレイク]]と[[殴り返し]]しか仕事がない上、[[スピードアタッカー]]も持っていないので実用性は低い。
[[文明]]は異なるが、7弾も前の[[《凶闘の魔人ギリエル》]]に[[コスト]]で劣ってしまっている。
[[攻撃]]時の性能は[[DM-01]]の[[《メテオ・ドラゴン》]]に1000の[[パワー]]差で勝るだけでしかない。

[[種族]]を考慮しなければ[[《メテオレイジ・リザード》]][[《ハビエルネイチャー》]][[《バウンサー・イール》]][[《封魔ジャックス・ピッコロ》]][[《アドラス》]]といった有名[[カード]]群と十分に争えるほど酷い[[スペック]]。
[[6マナ以上優位の法則]]やゲームの進行を考えると、当時の[[コスト論]]でも[[コスト]]9ともなれば最低でも13000〜15000の[[パワー]]に[[T・ブレイカー]]を持っているのが基本スペック。それより低くても何らかの強力な[[能力]]を代わりに持っていれば、単純な[[ファッティ]]より使われる可能性もある。
しかし、この[[カード]]は[[コスト]]8の[[カード]]と同等かそれ以下の[[パワー]]しかなく、[[W・ブレイカー]]以外の[[能力]]は何もない。

[[文明]]は異なるものの、同じ9[[マナ]]の[[《黒神龍ベルザローグ》]]を見てわかる通り、[[コスト論]]から言っても、パワーを3000は損しており、[[T・ブレイカー]]を得られていない。[[自然]]には同じ[[マナコスト]]で[[Q・ブレイカー]]を持つ[[《緑神龍ディルガベジーダ》]][[《剛撃無双カンクロウ》]]も存在する。
当時こそ同じ[[火]]の中でここまで素の[[パワー]]が高い[[クリーチャー]]は少なかったものの、[[確定除去]]も十分飛んでくる[[コスト]]帯であり、大きな[[差別化]]点とは言い難い。
[[打点]]面でも、[[火]]で[[デメリット]]なしの[[W・ブレイカー]]は6[[コスト]]から存在していたため、こちら使う理由はほぼ皆無と言ってよい。

特殊[[能力]]を持たないにもかかわらず[[重い]]ため、出したとしても[[《地獄門デス・ゲート》]]などですぐ[[除去]]されてしまうのがオチであろう。しぶといクリーチャーであるかのような[[フレーバーテキスト]]に反して除去耐性が無いのは皮肉である。
後に[[《ネオ・ボルシャック・ドラゴン》]]の登場によって明確な[[下位互換]]となる。

もっとも、弱いカードとしては[[《アクア・マスター》]]や[[《シザー・アイ》]]程ではないがそこそこ有名。不名誉な称号ではあるが、[[ネタカード]]としての人気はそれなりにあると言える。
-これがもし[[コモン]]・[[アンコモン]]であったならば、[[《ボルガッシュ・ドラゴン》]]のような「一介の低[[レアリティ]]」「(強くはないものの)初心者にも多く手に入りやすい[[ファッティ]]」くらいで済んだかもしれない。
しかし、このクリーチャーはなんと''[[ベリーレア]]''。高[[レアリティ]]のカードたちと[[スペック]]を比べられてしまうのは必然である。
[[《無双竜機ボルバルザーク》]]や[[《母なる大地》]]目当てに[[DM-10]]を買うプレイヤーにとっては、明確な[[地雷]]扱いとなってしまうのもやむ無しだろう。

-[[《ネオ・ボルシャック・ドラゴン》]][[《黒神龍ベルザローグ》]][[《凶闘の魔人ギリエル》]][[《流星の精霊ミーア》]]など[[上位互換]]が多く、ある意味[[下位互換]]の代表的存在と言える。さらに、それらすらも上回る[[スペック]]を誇る[[《爆剣豪 グレンモルト》]]も登場し、下位互換の下位互換となってしまった。もっとも、[[上位互換]]がいなくてもこの[[カード]]は使われない。
-しぶといクリーチャーであるかのような[[フレーバーテキスト]]に反して除去耐性などは無い。

-[[《ネオ・ボルシャック・ドラゴン》]]や[[《紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]、[[《ボルシャック・クロス・NEX》]]、[[《爆竜デュアルベルフォース》]]、[[《熱風竜機ゴールデン・イーグル》]]、[[《絆の戦士クラップ》]]など[[種族]]と[[文明]]まで同じ[[完全上位互換]]である。
-[[DMS-03]]には[[《キング・オクアノス》]]かこのカードのどちらかが収録されている。[[準バニラ]]であるこのカードが選ばれたのは初心者への配慮だろうが、[[カードパワー]]が足りていない上に使うとしても[[コスト]]が高すぎる。

-[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]は[[《無双竜機ボルバルザーク》]]や[[《母なる大地》]]が有名だが、同時にこのカードをはじめ[[《雷珠の求道者ラ・バルザ》]]、[[《粛清者ポルタレスタ》]]など酷いスペックのカードもいくらか収録されている。

-[[DMS-03>DMS-03 「聖拳編スターターセット」]]には[[《キング・オクアノス》]]かこのカードのどちらかが収録されている。[[準バニラ]]であるこのカードが選ばれたのは初心者への配慮だろうが、いかんせん[[カードパワー]]が足りていない。

-[[DMX-13>DMX-13 「ホワイト・ゼニス・パック」]]で5マナの[[《破界の右手 スミス》]]が登場している。あちらは[[W・ブレイカー]]を持たないが、そのかわり数多くの[[バニラ]]のサポートを受けられる上、5マナであのパワーであればデッキによっては採用圏内に入る。

**[[フレーバーテキスト]] [#eff072c1]
-[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]、[[DMS-03>DMS-03 「聖拳編スターターセット」]]&br;'''余りに長く繰り返した砲撃も、[[龍>ドラゴン]]から命を失わせる事はできなかった。'''
-[[DM-10]]、[[DMS-03]]&br;'''余りに長く繰り返した砲撃も、[[龍>ドラゴン]]から命を失わせる事はできなかった。'''


**収録セット [#b1b776f4]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Haccan]]
--[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]
--[[DMS-03 「聖拳編スターターセット」]]
--[[DMS-03 「聖拳編スターターセット」>DMS-03]]

**参考 [#z723e764]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[準バニラ]]

-[[下位互換]]
-[[完全下位互換]]

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&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト9,アーマード・ドラゴン,アーマード,ドラゴン,パワー11000,W・ブレイカー,準バニラ,・,終音「ん」,VR,ベリーレア,Haccan);