#author("2020-02-28T21:34:55+09:00","","")
*《セイレーン・コンチェルト》 [#i10c721b]

|セイレーン・コンチェルト UC 水文明 (1)|
|呪文|
|S・トリガー|
|自分のマナゾーンからカードを1枚、自分の手札に戻す。その後、自分の手札を1枚、自分のマナゾーンに置く。|
|''※殿堂入り''|

[[DM-10]]で登場した[[水]]の[[呪文]]。2019年7月1日付で[[殿堂入り]]。

自分の[[マナゾーン]]の[[カード]]を減らさずに[[マナ回収]]ができる。

[[DM-25]]で登場した[[《メビウスの回廊》]]よりは使い勝手がいいが、マナ回収には[[《ストーム・クロウラー》]]や[[《ミスティック・クリエーション》]]が使われるので、通常の[[デッキ]]にこのカードが使われることは稀である。
しかし、低[[コスト]]である事などを生かして[[コンボデッキ]]で活躍する事ができる。→[[【レオポルエシャロット】]]

**環境において [#fa5f8611]
[[【ラララオプティマス】]]のパーツとしては成立以降永らく使われていた。「[[DMGP-3rd>公認グランプリ]]」2位に【ラララオプティマス】が入賞した際には次の[[殿堂レギュレーション]]改訂での[[殿堂入り]]を予想する声もあったが、2017年2月26日の改訂で殿堂入りとなったのは[[《常勝ディス・オプティマス》]]本体で、自身は殿堂入りを免れた。

[[双極篇環境]]後期に成立した[[【青単スコーラー】>【スコーラー】#blueonly]]で本格的に活躍。比較的低いプレイング要求値で高速かつ着実に勝ててしまうこと、および[[【青単スコーラー】>【スコーラー】#blueonly]]のような[[ソリティア]]がデュエマの方針と一致しないことから、2019年7月1日に殿堂入り。この[[殿堂レギュレーション]]改訂では[[《“轟轟轟”ブランド》]]も殿堂入りに指定されており、[[【“轟轟轟”ブランド】]]系統が消滅すると[[【青単スコーラー】>【スコーラー】#blueonly]]の相対的地位が上がるため、環境で暴れる前に先回り的に規制したのだと思われる。

このカードの登場から殿堂入りまでに要した期間は15年0ヶ月5日となり、同じく[[DM-10]]で登場した[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]が持つスロー殿堂入り記録が更新された。

殿堂入り後も水系のソリティア系統で使用されたが、[[超天篇]]では[[【カリヤドネループ】]]のアンタップマナ生成要員として再度環境に進出。殿堂入りを果たした後もループデッキに使われる結果となったためプレイヤーの間ではプレミアム殿堂候補に挙がったが、2020年1月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂では[[プレミアム殿堂]]指定を免れた。

**他のカード・デッキとの関係 [#u23d5ceb]
-[[《黙示賢者ソルハバキ》]]と効果が全く同じ。クリーチャーで、進化先などがあちらにはあり汎用性も高いため、こちらが使われるのは上記のコンボデッキか[[《天雷王機ジョバンニX世》]]を使ったデッキ等、[[《黙示賢者ソルハバキ》]]には無い利点を生かせるデッキになるだろう。

-[[《護聖妖精トビ・ゴンゴン》]]や、[[エイリアン]]の[[スペース・チャージ]]には使われそうな[[カード]]である。[[《プロキオン・ドラグーン》]]とは違い、1[[マナ]]で動くが単発であり、対して[[《プロキオン・ドラグーン》]]は[[マナ]]を[[チャージ]]する度に使えるが早くに撃てないという欠点がある。

-[[マナゾーン]]に[[カード]]が7枚以上あり、[[バトルゾーン]]に[[《常勝ディス・オプティマス》]][[《術英雄 チュレンテンホウ》]][[《薫風妖精コートニー》]]の3体がそろっているときに《コンチェルト》を手札から唱えると、1度[[唱える]]ごとに2回[[効果]]を使いつつ、《コンチェルト》を[[サルベージ]]することができる。そのため[[タップ]]されたマナを回収すると2マナ分[[アンタップ]]状態のマナを用意することができ、結果ノーコストで1マナ復活するのと同じことになる。これを繰り返せば、[[多色]]マナ以外は[[《ボルバルザーク・エクス》]]なしで復活する。[[墓地]]に他に[[呪文]]があれば[[手札]]も増えるため、《コンチェルト》でキーパーツをそろえて好き放題にできる。一般的には[[《トンギヌスの槍》]]の[[無限ループ]]がフィニッシュとして好まれる(>[[【ラララオプティマス】]])。

**その他 [#b170390a]


-[[コンボパーツ]]として度々利用される優秀なマナ回収[[呪文]]にもかかわらず初登場以来[[絶版]]状態となっていたが、[[DMX-18>DMX-18 「三段変形!龍解オールスターズ」]]にて10年ぶりに[[再録]]された。また、[[DMEX-03>DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」]]版の[[カードイラスト]]には[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]が描かれており、この頃に流行していた[[【ゴクガサイクル】]]で使われていたことを反映している内容である。

-イラストの中央に小さく写っているのは[[《ミルポロ》]]。また、その上には両手を大きく広げる正体不明の[[クリーチャー]]が描かれている。指揮者のような存在なのだろうか。

-[[DMEX-03>DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」]]の[[フレーバーテキスト]]において、「''[[ゴクガ・ロイザー>《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]''」の名前が「''ゴクガロイザー''」となっている。

**関連カード [#ybcc29d0]
-[[《黙示賢者ソルハバキ》]]
-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《ミルポロ》]]
--[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]
**[[フレーバーテキスト]] [#nb5b8df4]
-[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]&br;'''甘く透き通る歌声は、海を越え大地を震わせた。'''
-[[DMX-18>DMX-18 「三段変形!龍解オールスターズ」]]&br;'''練りこまれた陣形と理論。それこそが水文明の力の礎であったが、龍脈術はそれ以上の神秘の力を持っていたのだ。'''
-[[DMEX-03>DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」]]&br;'''[[ゴクガロイザー>《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]から鳴り響くその協奏曲は、破滅の序曲。'''


**収録セット [#vfc9c7ac]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Haccan]]
--[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]
--[[DMX-18 「三段変形!龍解オールスターズ」]]
-illus.[[KISUKE]]
--[[DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」]]

**参考 [#x5d3028f]
-[[S・トリガー]]
-[[マナ回収]]
-[[手札]]
-[[マナゾーン]]
-[[【スコーラー】]]

&tag(呪文,水文明,単色,コスト1,S・トリガー,マナ回収,マナブースト,・,アンコモン,Haccan,KISUKE);