#author("2020-04-11T09:12:47+09:00","","")
#author("2020-04-18T02:35:21+09:00","","")
*《ディオーネ》 [#sb7a268b]

|ディオーネ VR 水文明 (3)|
|クリーチャー:シー・ハッカー 3000|
|ブロッカー|
|「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは、バトルゾーンに出たターン、攻撃できない。|
|このクリーチャーは攻撃できない。|

[[DM-14]]で登場した[[シー・ハッカー]]。
[[スピードアタッカー]]を無力化できる[[能力]]を持つ[[ブロッカー]]。
自分にも相手にも適用される。

似たような役割を持つ比較対象は[[《スベンガリィ・クロウラー》]]や[[《その子供、凶暴につき》]]など。足止め範囲はあちらの方が優秀だが、[[ブロッカー]]や軽さ、[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]で[[リアニメイト]]可能な点で差別化したい。

**環境において [#y286e737]
登場当時、環境トップに君臨していた[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を足止めできる性能を持っていたが、[[《炎槍と水剣の裁》]]の火力範囲であることや[[《無頼勇騎ウインドアックス》]]等で簡単に退かされることなどから[[【ボルバルブルー】]]への対策としては不十分で、採用されることは稀だった。[[【速攻】]]対策として見ても赤絡みの速攻には[[《火炎流星弾》]]などの[[ブロッカー]][[除去]]で退かされ、[[【パシフィック青単】]]に対しては[[準バニラ]]同然であった。
登場当時、環境トップに君臨していた[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を足止めできる性能を持っていたが、[[《炎槍と水剣の裁》]]の火力範囲であることや[[《無頼勇騎ウインドアックス》]]等で簡単に退かされることなどから[[【ボルバルブルー】]]への対策としては不十分で、採用されることは稀だった。[[【速攻】]]対策として見ても赤絡みの速攻には[[《火炎流星弾》]]などの[[ブロッカー破壊]]で退かされ、[[【パシフィック青単】]]に対しては[[準バニラ]]同然であった。

[[《炎槍と水剣の裁》]]が[[殿堂入り]]した後は、次期環境トップの[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]のストッパーとして使用率が激増するが、そちらが[[プレミアム殿堂]]に指定されてからは再び環境から姿を消す。それ以降は、[[速攻]]や[[スピードアタッカー]]による[[1ショットキル]]が流行るたびに注目を集めるも、パワー3000の[[ブロッカー]]という[[除去]]のされやすさから、なかなか環境に食い込めないでいた。特に[[《超次元ボルシャック・ホール》]]が流行していた[[覚醒編環境]]、[[《超次元シューティング・ホール》]]が流行していた[[エピソード1環境]]では酷評が相次ぎ、それらで除去されず[[スピードアタッカー]]以外にも強い[[《スベンガリィ・クロウラー》]]の方が採用率が高かった。

それでも[[ドラゴン・サーガ]]以降から強力な能力を持ち合わせた[[スピードアタッカー]]が露骨に増えていったため、注目度自体は徐々に上がっていった。

そして、[[革命ファイナル]]では[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]、[[新章デュエル・マスターズ]]では[[《“罰怒”ブランド》]]、[[超天篇]]では[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]と、序盤から自軍に[[スピードアタッカー]]を[[付与]]するクリーチャーが続々と登場した。
[[《その子供、凶暴につき》]]や[[《波乗りザブンプル》]]ではそれに対処できず、[[ブロッカー]][[除去]]の採用が下火になっていったこともあり評価は改善されたが、メタ対象が限定されること等から採用するデッキは少なく相変わらずマイナーなカードであった。
[[《その子供、凶暴につき》]]や[[《波乗りザブンプル》]]ではそれに対処できず、[[ブロッカー除去]]の採用が下火になっていったこともあり評価は改善されたが、メタ対象が限定されること等から採用するデッキは少なく相変わらずマイナーなカードであった。

一応[[新章デュエル・マスターズ]]環境においてこれが入った[[【アダムスキーライブラリアウト】]]が何度か[[チャンピオンシップ]]4位以内入賞を果たした。

[[DMBD-09>DMBD-09 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 必勝!! 闘将ブレードオーガ」]]・[[DMBD-10>DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」]]期では、[[【赤単ブランド】]]の速攻に間に合わせるため[[【青黒緑デッドダムド】]]に投入されるケースが増えた。相性の悪い[[《“轟轟轟”ブランド》]]が[[殿堂入り]]したことも追い風であった。

[[DMRP-11]]で[[文明]]違いの1[[コスト]]上に遥かに[[汎用性]]の高い[[《龍装車 ピオドーロ/毒汁100%》]]が登場。こちらは軽さと[[水]]文明である点、[[ブロッカー]]が付いている点で差別化する必要に追われた。一応2コストの[[マナ加速]]系カードを入れなくても、このカードは相手の中型・大型スピードアタッカーに間に合えるのが利点。

**その他 [#h9d11ff5]

-[[能力]]の対象となる[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に出た時に誘発する[[トリガー能力]]ではなく[[常在型能力]]なので[[除去]]された時点で効力を失う。

-[[進化クリーチャー]]および[[リンク>G・リンク]]した[[ゴッド]]は[[スピードアタッカー]]ではないので、[[バトルゾーン]]に出た[[ターン]]に[[攻撃]]できる。ただし、[[《マイキーのペンチ》]]や[[《トット・ピピッチ》]]などによって[[スピードアタッカー]]を得てしまった場合は[[攻撃できない]]。あえて、[[《スカイ・ジェット》]]で強制的に[[スピードアタッカー]]を与えてそれらを[[メタ]]るというのもいいだろう。

-この[[カード]]が登場してから長らく[[スピードアタッカー]][[能力]]を持っている[[クリーチャー]]は3[[マナ]]からしかいなかったため、この[[クリーチャー]]を先に出しておけばただの[[バニラ]][[クリーチャー]]になった。しかし[[DMD-01>DMD-01 「スタートダッシュ・デッキ 火&自然編」]]で[[コスト]]2で[[スピードアタッカー]]を持つ[[クリーチャー]]、[[《無頼勇騎タイガ》]]が登場した。
--挙句の果てには[[《グレイト“S-駆”》]]や[[《“轟轟轟”ブランド》]]のように、条件次第で1ターン目から襲い掛かるスピードアタッカーも登場してしまった。流石に他のカードでも、それらに先手を取って対処できるのは現在存在しないが。


-長い間[[絶版]]状態が続いたが、[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]にてまさかの[[再録]]を果たした。おそらく[[《勝利のガイアール・カイザー》]]や各種[[ソニック・コマンド]]など、[[侵略]]元として優秀な[[スピードアタッカー]]を止める為の手段としての採用だろう。

-元ネタは土星の第4衛星であるディオネだろう。

-漫画「フラッシュ」でオウルが使用。[[テル>夢実 テル]]の[[速攻]]を止めた。

-漫画「VS」では[[意地悪 清盛]]が[[勝太>切札 勝太]]戦で使用。[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の[[スピードアタッカー]][[付与]][[能力]]を阻止したが、[[《刀の3号 カツえもん》]]によって[[マナ送り]]にされた。

**関連カード [#v988675a]
-[[《その子供、凶暴につき》]]
-[[《聖者の精霊龍 セレナーデ》]]
-[[《波乗りザブンプル》]]


**収録セット [#k82e83eb]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Akira Hamada]]
--[[DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」>DM-14]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]

**参考 [#ya297b15]
-[[シー・ハッカー]]
-[[ブロッカー]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[攻撃できない]]
-[[攻撃制限]]

&tag(クリーチャー,水文明,単色,コスト3,シー・ハッカー,パワー3000,ブロッカー,攻撃できない,スピードアタッカーメタ,ベリーレア,Akira Hamada);