《ディオーネ》

ディオーネ VR 水文明 (3)
クリーチャー:シー・ハッカー 3000
ブロッカー
「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは、バトルゾーンに出たターン、攻撃できない。
このクリーチャーは攻撃できない。

DM-14で登場したシー・ハッカー

スピードアタッカーを無力化できる能力を持つブロッカー効果は自分にも適用される。

比較対象は《スベンガリィ・クロウラー》《その子供、凶暴につき》など。足止め範囲はあちらの方が優秀だが、ブロッカー軽さ《激天下!シャチホコ・カイザー》リアニメイト可能な点で差別化したい。

攻撃させたくないスピードアタッカーである《ドラゴンの執事ニャンパッタ》を守る目的でも使用できる。

ルール

環境において

登場当時、環境トップに君臨していた《無双竜機ボルバルザーク》を足止めできる性能を持っていたが、《炎槍と水剣の裁》の火力範囲であることや《無頼勇騎ウインドアックス》等で簡単に退かされることなどから【ボルバルブルー】への対策としては不十分で、採用されることは稀だった。【速攻】対策として見ても赤絡みの速攻には《火炎流星弾》などのブロッカー破壊で退かされ、【パシフィック青単】に対しては準バニラ同然であった。

《炎槍と水剣の裁》殿堂入りした後は、次期環境トップの《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》のストッパーとして使用率が激増するが、そちらがプレミアム殿堂に指定されてからは再び環境から姿を消す。それ以降は、速攻スピードアタッカーによる1ショットキルが流行るたびに注目を集めるも、パワー3000のブロッカーという除去のされやすさから、なかなか環境に食い込めないでいた。特に《超次元ボルシャック・ホール》が流行していた覚醒編環境《超次元シューティング・ホール》が流行していたエピソード1環境では酷評が相次ぎ、それらで除去されずスピードアタッカー以外にも強い《スベンガリィ・クロウラー》の方が採用率が高かった。

それでもドラゴン・サーガ以降から強力な能力を持ち合わせたスピードアタッカーが露骨に増えていったため、注目度自体は徐々に上がっていった。

そして、革命ファイナルでは《蒼き団長 ドギラゴン剣》新章デュエル・マスターズでは《“罰怒”ブランド》超天篇では《BAKUOOON・ミッツァイル》と、序盤から自軍にスピードアタッカー付与するクリーチャーが続々と登場した。
《その子供、凶暴につき》《波乗りザブンプル》ではそれに対処できず、ブロッカー除去の採用が下火になっていったこともあり評価は改善されたが、メタ対象が限定されること等から採用するデッキは少なく相変わらずマイナーなカードであった。

一応新章デュエル・マスターズ環境においてこれが入った【アダムスキーライブラリアウト】が何度かチャンピオンシップ4位以内入賞を果たした。

DMBD-09DMBD-10期では、【赤単ブランド】の速攻に間に合わせるため【青黒緑デッドダムド】に投入されるケースが増えた。相性の悪い《“轟轟轟”ブランド》殿堂入りしたことも追い風であった。

DMRP-11文明違いの1コスト上に遥かに汎用性の高い《龍装車 ピオドーロ/毒汁100%》が登場。こちらは軽さと文明である点、ブロッカーが付いている点で差別化する必要に追われた。一応2コストのマナ加速系カードを入れなくても、このカードは相手の中型・大型スピードアタッカーに間に合えるのが利点。

その他

  • カード名の由来は土星の第4衛星であるディオネか。

アニメ・漫画において

  • 漫画「フラッシュ」でオウルが使用。テル速攻を止めた。

デュエル・マスターズ プレイスでは

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考


公式Q&A

  • 2つ目の能力について

Q.バトルゾーンに相手の《ディオーネ》がいる状況で、このターンに出した《爆銀王剣 バトガイ刃斗》が「龍解」し《爆熱王DX バトガイ銀河》になりました。《爆熱王DX バトガイ銀河》は「スピードアタッカー」を持っていますが、クリーチャーとしてバトルゾーンに出ていないので攻撃できますか?
A.いいえ、攻撃できません。《爆銀王剣 バトガイ刃斗》はこのターン、バトルゾーンに出たカードですので、「龍解」してクリーチャーになった後は「このターン、バトルゾーンに出たクリーチャー」として扱います。
引用元(2020.5.22)