#author("2020-01-25T00:14:06+09:00","","")
*《デモニック・バイス》 [#h9857e8a]

|デモニック・バイス R 闇文明 (5)|
|呪文|
|相手は、自分自身の手札を2枚捨てる。|

[[《スケルトン・バイス》]]の[[調整版]]。[[コスト]]が1増え、相手が選ぶようになっている。

3[[マナ]]2[[ドロー]]の[[《エナジー・ライト》]]が存在するため、さすがに[[ハンデス]]とはいえ割に合わない感は否めない。
1[[コスト]]減れば[[ナイト・マジック]]で同じ[[効果]]を発揮する[[《魔弾バレット・バイス》]]、1枚だけだが[[ピーピング]][[ハンデス]]ができる[[《解体人形ジェニー》]]などライバルが多数存在する。
さらに[[多色]][[カード]]を多く採用した[[デッキ]]においては2[[マナ]]で3枚[[ハンデス]]できる[[《裏切りの魔狼月下城》]]が存在し、それらを押しのけてまで使われることは少ない。

また、かつては1[[コスト]]増えれば[[ハンデス]]枚数の多い[[《ソウル・アドバンテージ》]]が使えた(現在は[[プレミアム殿堂]])。
その後にも同じく1[[コスト]]上に相手の[[手札]]を見ないで2枚[[落とし>捨てる]]、かつ繰り返し使える可能性を秘めた[[《ガチンコ・ジョーカー》]]が、[[革命編]]では[[クリーチャー]]となり[[S・トリガー]]が付いた[[《特攻汽車ジェニー》]]が登場している。 

そもそも[[再録]]されていない[[プロモーション・カード]]であるため、複数入手が難しいのも向かい風だった。[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]で[[再録]]されたが、その前に[[《復讐 ブラックサイコ》]]がリリースされたこともあり、俄然立場は厳しかった。その後、《ブラックサイコ》が[[殿堂入り]]し、[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]が登場してからは、使用者はそこそこいた。

しかし、[[DMRP-12>DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」]]で[[完全上位互換]]となる[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]や、[[オレガ・オーラ]]版にあたる[[《零星アステル》]]も登場で、とどめをさされてしまった。共に同[[コスト]]なうえ、前者は墓地から唱えることもできて[[ハンデス]]以外にも選択肢があり、後者はこの効果に[[GR召喚]]も付いてくるため、この呪文の存在意義は完全に消えてしまった。

//[[DMR-20>DMR-20 「革命編 第4章 正体判明のギュウジン丸!!」]]では、1コスト軽くなっただけでクリーチャーとなり、S・トリガーが付いた[[《特攻汽車ジェニー》]]が登場。1コストの軽さはあるものの、やはり立場は厳しい1枚と呼べる。
//
-海外では以下の[[調整版]]が先に登場した。

|Cranium Clamp R 闇文明 (4)|
|呪文|
|相手は、自分自身の手札を2枚捨てる。|

-海外版との違いは[[コスト]]が1増えたことだが、これが結構大きい。[[《スケルトン・バイス》]]の強みは何と言っても序盤に[[唱える]]ことができる点であり、[[コスト]]が同じである海外版もなかなか強力(海外版は[[ナイト・マジック]]発動時の[[《魔弾バレット・バイス》]]と同等の[[効果]])。&br;ところが《デモニック・バイス》の場合、[[唱える]]タイミングがどうしても遅くなってしまうため、[[唱える]]前に相手の[[手札]]が1枚以下になっていることがしばしばある。逆に相手の[[手札]]が多い時は、相手が不要な[[カード]]を選んで[[捨てる]]ことから[[アドバンテージ]]を得にくく、また[[マッドネス]]に引っ掛かりやすくなってしまう。[[《ソウル・アドバンテージ》]]は[[プレミアム殿堂]]になったが、相変わらず立場は厳しいままである。

-[[フレーバーテキスト]]にある闇の力とは[[《スケルトン・バイス》]]のことだろう。

-[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]のフレーバーテキストは4年近く未来の[[DMRP-12>DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」]]で実用的な[[完全上位互換]]が2枚出たことを考えると中々の皮肉である。

-[[カードイラスト]]で襲われているのは[[《銀の戦斧》]]。

-[[プロモーション・カード]]のみの1種しか存在しなかったが、実際の[[カード]]には最初から[[レアリティ]]に[[レア]]の表記がある。ひょっとしたら、当初は[[エキスパンション]]での収録も予定していたのかもしれない。
--[[エキスパンション]]収録は約10年越しに、[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]にて実現することになる。

-元になった[[《スケルトン・バイス》]]と同じく、[[Akifumi Yamamoto]]氏がイラストを担当した。

-「Demonic」とは「魔力を持った」という意味の英語。

**関連カード [#e450adfe]
-[[《スケルトン・バイス》]]
-[[《ジェラシー・ベル》]]
-[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#yd568e4e]
-[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]&br;'''お前は地獄行きだ。 ---ゴクオーくん'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P13/Y5)&br;'''一度目覚めさせてしまった[[闇]]の力は、決して[[封印>プレミアム殿堂]]しきれるものじゃなかった。'''


**収録セット [#yababa8b]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[吉もと誠]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]
-illus.[[Akifumi Yamamoto]]
--[[プロモーション・カード]](P13/Y5)

**参考 [#we4e0e2e]
-[[ハンデス]]
-[[調整版]]

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