#author("2020-01-24T13:43:42+09:00","","")
#author("2023-08-20T10:23:29+09:00","","")
*《バジュラズ・ソウル》 [#xd932592]

|バジュラズ・ソウル SR 火文明 (5)|
|クロスギア|
|これをクロスしたクリーチャーのパワーは+2000され、シールドをさらにもう1枚ブレイクする。|
|これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選び、持ち主の墓地に置いてもよい。|
|''※殿堂入り''|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DM-15]]で登場した[[火]]の[[クロスギア]]。

2005年秋、当時[[メタゲーム]]の中心だった[[デッキ]]、[[【除去ボルバル】]]に組み込まれるや、あっという間に[[【除去バジュラズ】]]という名で活躍し始めた脅威の[[カード]]。
全[[クロスギア]]中でも屈指の強力[[カード]]であり、登場当初は他の[[クロスギア]]に比べて明らかに頭一つ抜けた強さを持っていた。
[[クロス]]した[[クリーチャー]]が[[攻撃]]する時、一度に2枚のカードを[[ランデス]]できるようになる。

[[クロスギア]]にしては5[[マナ]]とかなり[[重い]]が、一度[[クロス]]できれば非常に強力。[[クロス]]した[[クリーチャー]]が[[攻撃]]する時、一度に2枚ものカードを[[ランデス]]できるようになる。
「[[手札]]からの[[マナチャージ]]は原則1[[ターン]]に1回」であり、毎[[ターン]]2枚の[[マナ]]を減らす[[クリーチャー]]はそれだけで勝負を決し得る。このクロスギアはあらゆる[[クリーチャー]]をフィニッシャーに変えることができるため、全[[クロスギア]]中でも屈指のカードパワーを誇ると言える。

「[[手札]]からの[[マナチャージ]]は原則1[[ターン]]に1回」という[[ルール]]がある以上、毎[[ターン]]2枚の[[マナ]]を減らす[[カード]]はそれだけで勝負を決しかねない。
[[クロスギア]]にしては5[[マナ]]と比較的[[重い]]が、一度[[クロス]]できれば非常に強力。
登場当時、[[環境]]における[[コントロール]][[デッキ]]では5[[ターン]]目に[[ゲーム]]中初めてのアクションを起こしても[[事故]]と呼ばれない速度であったため、少なくとも当時の基準で5[[コスト]]というのは寧ろ軽いぐらいであった。

[[クリーチャー]]と比べて[[クロスギア]]は[[除去]]などによる対処が難しく、[[環境]]を染めたのはなるべくしてなった結果と言える。
[[《青銅の鎧》]]や[[《アクア・ハルカス》]]など、本来非戦闘員である[[cip]][[クリーチャー]]が[[フィニッシャー]]になるのが最大の魅力。地味ながら[[パンプアップ]]も付いているので[[火力]]や[[殴り返し]]に耐性が付く。特に[[《青銅の鎧》]]は3→5の流れで綺麗に繋がるので非常に相性が良く、セットで使われることが多かった。

[[《無双竜機ボルバルザーク》]]が[[プレミアム殿堂]]入りした後も[[【青赤緑ビートダウン】]]系[[デッキ]]にはもちろん、[[マナブースト]]が可能なあらゆる[[デッキ]]に組み込まれて使用されていた。
[[《青銅の鎧》]]や[[《アクア・ハルカス》]]など、本来非戦闘員である[[cip]][[クリーチャー]]が[[フィニッシャー]]になるのが最大の魅力。地味ながら[[パンプアップ]]も付いているので[[火力]]や[[殴り返し]]に耐性が付く。
登場当初から、他の[[クロスギア]]に比べて明らかに頭一つ抜けた強さであった。
2005年秋、当時[[メタゲーム]]の中心だった[[デッキ]]、[[【除去ボルバル】]]に組み込まれるや、あっという間に[[【除去バジュラズ】]]という形で活躍。かつて[[クロスギア]]は[[除去]]などによる対処が難しく、[[環境]]を染めたのはなるべくしてなった結果と言える。

特に[[《青銅の鎧》]]は3→5の流れで綺麗に繋がるので非常に相性が良く、セットで使われることが多かった。現在は[[《アクア・ツバメガエシ》]]や[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]などの[[侍流ジェネレート]]が使えるので、それらと組み合わせたい。
[[《無双竜機ボルバルザーク》]]が[[プレミアム殿堂]]入りした後も[[【青赤緑ビートダウン】]]系[[デッキ]]にはもちろん、[[マナブースト]]が可能なあらゆる[[デッキ]]に組み込まれ、使用されていた。

[[殿堂入り]]で見る機会は減ったが、依然として出されたら厄介なカードではある。特に[[メタ]]を張る程ではないが、[[デュエル]]中は警戒するに越したことはないだろう。
このような活躍を踏まえ、2008年10月15日、[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]とともに[[殿堂入り]]を果たした。[[クロスギア]]として初の、そして現在においても唯一の[[殿堂入り]]である。&br;元々強力なカードではあったが、直前に登場した[[《アクア・ツバメガエシ》]]との[[コンボ]]が決定打となったのだろう。

-[[《ボルベルグ・クロス・ドラゴン》]]や[[《バザガベルグ・疾風・ドラゴン》]]との相性が非常に良い。あらかじめ[[ジェネレート]]しておけば、[[マナ]]を払わずに[[クロス]]した上、[[スピードアタッカー]]で[[アタックトリガー]]を即座に使用できる。&br;特に、[[《維新の超人》]]は[[マナゾーン]]に置くだけで即[[クロス]]できるため、最も相性が良いと言っても過言ではないだろう。
時が流れ、「[[クロスギア]]を主軸とした[[デッキ]]」も有名どころは[[エピソード3環境]]で活躍した[[【オール・イエス】]]程度となり、この[[カード]]を[[メタゲーム]]で見かけることはほとんどなくなった。[[《テック団の波壊Go!》]]のような[[カード指定除去]]が増えたこと、[[クロス]]と[[ジェネレート]]に2回[[マナ]]が必要で動き出しが遅いなど、[[クロスギア]]そのものが時代に取り残されてしまった部分も大きく、[[環境]]で使用するには厳しい状況が続いている。

-[[《永遠のジャック・ヴァルディ》]]、[[《龍神メタル》]]、[[《獅子幻獣砲》]]などのクロスギア[[破壊]]に引っかかる可能性もあるので、過信は禁物。[[殿堂入り]]以前は[[《光波の守護者テルス・ルース》]]か[[《神魂の守護者シュノーク・ラー》]]で対策されることもあった。
--[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]対策の[[《テック団の波壊Go!》]]が跋扈する[[環境]]では、この[[カード]]に限らず[[クロスギア]]系統の[[デッキ]]は軒並み逆境に立たされており、[[インフレ]]に取り残されている感はある。
とはいえ、依然として使われると厄介なカードである。特に[[クロスギア]]主体の[[デッキ]]にはほぼ必ず積まれていることが予想されるため、対戦する際は警戒すべきだろう。

-[[《超竜サンバースト・NEX》]]などに[[クロス]]し、[[クリーチャー]]を何回も[[攻撃]]することで[[マナ]]0[[クリーチャー]]0の状況を作り出すことができる。
-かつての[[【牙バジュラズ】]]の主要パーツは、この[[カード]]を含め多くが[[殿堂入り]]・[[プレミアム殿堂]]しており、彼らがどれだけ環境に強く影響したかがよく分かる。

-[[サムライ]][[デッキ]]に入れるかは[[デッキ]]の組み方次第といえる。たとえば、[[《竜将ボルベルグ信玄》]]の[[侍流ジェネレート]]で出して即[[クロス]]と行きたいが、《ボルベルグ信玄》の[[能力]]は[[サムライ]][[クロスギア]]にしか[[効果]]がないので[[ジェネレート]]するだけになってしまう。&br;一方で上にあるよう[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]や[[《バザガベルグ・疾風・ドラゴン》]]、[[《維新の超人》]]、[[《アクア・ツバメガエシ》]]など相性のいい[[カード]]もいくつか存在する。
-[[《ボルベルグ・クロス・ドラゴン》]]や[[《バザガベルグ・疾風・ドラゴン》]]との相性が非常に良い。あらかじめ[[ジェネレート]]しておけば[[マナ]]を払わずに[[クロス]]し、[[スピードアタッカー]]で[[アタックトリガー]]を即座に使用できる。&br;特に、[[《維新の超人》]]は[[マナゾーン]]に置くだけで即[[クロス]]でき、かなり相性が良い。

-やがて日が経つと、「[[クロスギア]]を主軸とした[[デッキ]]」も有名どころは[[エピソード3環境]]で活躍した[[【白黒オール・イエス】]]となり、この[[クロスギア]]が脅威としてあげられる事はほとんどなくなった。かつての[[【牙バジュラズ】]]の主要パーツもこの[[カード]]を含め多くが[[殿堂入り]]・[[プレミアム殿堂]]で失われており、この[[カード]]は[[メタゲーム]]で見かけることはほとんどない。また、前述の[[《テック団の波壊Go!》]]のような[[カード指定除去]]も増えており、効果の発動までに多くのマナを必要とするこのカードはマナが伸びるデッキであっても採用されることは少なくなった。
-[[カード指定除去]]の無い時代でも、[[《永遠のジャック・ヴァルディ》]]、[[《龍神メタル》]]、[[《獅子幻獣砲》]]などのクロスギア[[破壊]]に引っかかることもあった。[[殿堂入り]]以前は[[《光波の守護者テルス・ルース》]]や[[《神魂の守護者シュノーク・ラー》]]で対策されることもあった。

-2008年10月15日、[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]とともに[[殿堂入り]]を果たした。初の[[クロスギア]]の[[殿堂入り]]でもある。&br;元々強力なカードではあったが、直前に登場した[[《アクア・ツバメガエシ》]]との[[コンボ]]が決定打となったのだろう。
-[[《無限掌》]]効果持ちに[[クロス]]し、[[クリーチャー]]を何回も[[攻撃]]することで[[マナ]]と[[クリーチャー]]を大きく削ることができる。

-[[サムライ]][[デッキ]]に入れるかは[[デッキ]]の組み方次第。たとえば、[[《竜将ボルベルグ・信玄》]]の[[侍流ジェネレート]]で出して即[[クロス]]といきたいが、《ボルベルグ・信玄》の[[能力]]は[[サムライ]][[クロスギア]]にしか[[効果]]がないので[[ジェネレート]]するだけになってしまう。&br;一方で[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]や[[《バザガベルグ・疾風・ドラゴン》]]、[[《維新の超人》]]、[[《アクア・ツバメガエシ》]]など相性のいい[[カード]]もいくつか存在する。[[《緑神龍ドルルガン・ムラサメ》]]を使いこなせば、タイムラグなしにクロスまで持って行くのも十分可能であった。

-[[殿堂入り]]から時間が経ち、[[クロスギア]]そのものが厳しい立場に立たされる状況が続いているため[[殿堂入り]]相当のカードパワーではないが、[[ランデス]]効果を持つため[[殿堂解除]]されるかどうかは不透明である。
--[[DM23-EX1]]でのクロスギアデッキ大幅強化以降は事情が異なるか。

-モデルとなった[[クリーチャー]]はもちろん[[《超竜バジュラ》]]。[[カード名]]は直訳で「バジュラの魂」という意味。2枚の[[ランデス]]が共通しているが、殿堂入りに指定されたという点でも共通してしまった。この[[クロスギア]]を[[《超竜バジュラ》]]本体に[[クロス]]して[[攻撃]]すると、パワー15000のQブレイカーが、4枚もの[[マナ]]を焼き払いながら[[攻撃]]してくるという恐ろしい展開になる。

-[[フレーバーテキスト]]には「世界に平和を与えることができる」とあるが、相手にとっては平和どころか地獄だろう。
-[[フレーバーテキスト]]は、圧倒的な力を持ってはじめて平和を実現出来るという皮肉だろう。事実このカードを使われた相手は、平和どころか地獄を見ることになる。

-漫画では外伝で[[切札 勝利]]が対[[黒城>黒城 凶死郎]]で使用。このとき[[DMC-39>DMC-39 「ビクトリー・ソウル」]]のデッキを使用しており[[《無頼勇騎ゴンタ》]]に[[クロス]]して[[攻撃]]している。
漫画において勝利が《バジュラズ・ソウル》を使う場面はここだけなのだが、[[構築済みデッキ(デュエル・マスターズ)]]に収録されたこともあり[[切札 勝利]]を象徴する[[カード]]の1枚として挙げられることもある。
-漫画では外伝で[[切札 勝利]]が対[[黒城>黒城 凶死郎]]で使用。このとき[[DMC-39]]のデッキを使用しており[[《無頼勇騎ゴンタ》]]に[[クロス]]して[[攻撃]]している。
漫画において勝利が《バジュラズ・ソウル》を使う場面はここだけなのだが、[[構築済みデッキ]]に収録されたこともあり[[切札 勝利]]を象徴する[[カード]]の1枚として挙げられることもある。

-アニメ「チャージ」では[[ザキラ]]が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。[[《エクスプロード・カタストロフィー》]]と共に[[《メタルカオス・ドラゴン》]]に[[クロス]]して大量ランデスした。

**関連カード [#rd3b9ee4]
-[[《超竜バジュラ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#o52f8e2e]
-[[DMC-39>DMC-39 「ビクトリー・ソウル」]]&br;'''持つ者だけが、世界に平和を与えることができる。'''
-[[DMC-39]]&br;'''持つ者だけが、世界に平和を与えることができる。'''


**収録セット [#ge7b569c]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Daisuke Izuka]]
--[[DM-15 「転生編 第2弾 神滅奥義継承(シークレット・オブ・ヒドゥン・ギア)」>DM-15]]
--[[DMC-39 「ビクトリー・ソウル」]]
--[[DM-15 「転生編 第2弾 神滅奥義継承(シークレット・オブ・ヒドゥン・ギア)」>DM-15]](S4/S5)
--[[DMC-39 「ビクトリー・ソウル」>DMC-39]](12/33)
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](超7/超40[2005])

**参考 [#if5320b0]
-[[クロスギア]]
-[[クロス]]
-[[クリーチャー]]
-[[パンプアップ]]
-[[追加ブレイク]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ランデス]]

-[[殿堂入り]]

//&tag();
//タグを使う場合は上のコメントアウトを外してください。
----
[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について
--[[追加ブレイク]]も参照のこと

>Q.''《バジュラズ・ソウル》''をクロスした[[《炎渦双奏 タイダル&バーン》]]の「プレイヤーが呪文を唱えた時」の能力で「相手のシールドを1つブレイクする」を選んだ場合、相手のシールドを2つブレイクしますか?
A.はい、相手のシールドを2つブレイクします。&br;この能力は[[《炎渦双奏 タイダル&バーン》]]自身がシールドをブレイクするため、''《バジュラズ・ソウル》''の能力が適用されます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43337]](2023.6.23)

&tag(クロスギア,火文明,赤単,単色,コスト5,パンプアップ,パンプアップ+2000,追加ブレイク,アタックトリガー付与,ランデス,殿堂入り,・,SR,スーパーレア,Daisuke Izuka);