#author("2020-01-24T13:31:15+09:00","","")
#author("2020-01-24T13:37:32+09:00","","")
*《&ruby(コードキング){偽りの王}; ナンバーナイン》 [#r81b3d3d]

|偽りの王 ナンバーナイン P 光文明 (9)|
|クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン 9000|
|W・ブレイカー|
|相手は呪文を唱えることができない。|

[[DMX-11>DMX-11 「大決戦オールスター12」]]で登場した[[光]]の[[キング・コマンド・ドラゴン]]/[[アンノウン]]。

相手が[[呪文]]を[[唱える]]ことを禁止する[[ロック]][[能力]]を持つ。

おそらくこの[[クリーチャー]]を見て最初に連想するのは[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]だろう。
あちらには
-基礎[[パワー]]6000。相手の[[手札]]によって[[パンプアップ]]。
-[[ピーピング]]しつつ相手の動向や[[ニンジャ・ストライク]]や[[S・バック]]や[[革命0トリガー]]を警戒できる。
-[[種族]]は[[アポロニア・ドラゴン]]のみ。

と言った特徴があり、こちらは
-基礎[[パワー]]9000。相手の[[手札]]に依存せず高[[パワー]]を持つ。
-[[ピーピング]]はできない。
-[[種族]]に[[キング・コマンド・ドラゴン]]と[[アンノウン]]を持ち、サポートを受けやすい。(例:自分の[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]があっても[[攻撃]]できる、自分の[[光]]のクリーチャーの[[封印]]を外せる、など)その一方で[[コマンド]]であるがゆえ相手の[[《ミラクル・ミラダンテ》]]によって[[攻撃]]が出来なくなるという欠点もある。

といった特徴を持つ。
どちらも一長一短ではあるものの強力なのは変わりないので、自分の[[プレイング]]や[[デッキ]]に合った選択をするべきだろう。[[《天使と悪魔の墳墓》]]対策などで両者を共存させるのも良いだろう。
なお、[[【九極侵略】]]に採用する場合は[[ツインパクト化]]した[[《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》]]が推奨される。

[[DMRP-02>DMRP-02 「デュエル・マスターズ 新2弾 マジでB・A・Dなラビリンス!!」]]で[[《古代楽園モアイランド》]]が登場したことをきっかけに、それまでの「大王VANナイン」というロック体制はコントロール[[デッキ]]の中でも非主流化していき、[[《龍世界 ドラゴ大王》]]の枠を[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]にしてこの[[カード]]の枠を[[《古代楽園モアイランド》]]にした「VANモアイワルド」が一般的に。緑単で運用できるため[[ループ]][[コンボ]]に組み込みやすいこと、《ドラゴ大王》で封じることができる防御札は《ワルド・ブラッキオ》で[[ロック]]できることから、「大王VANナイン」では対処できなかった[[フィールド]]も範囲に収まること、自分にロックがかからないことなどから、「大王VANナイン」は下火となったと言える。

その後、[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]が登場すると再評価の機会を得た。10[[コスト]]でそちらの[[呪文]]面を[[プレイ]]して手軽に「大王VANナイン」体制を作れる上に相手に対して一切[[クリーチャー]]が出ることを許さずに実質的なオール[[ランデス]]を加えることができ、残った盤面を処理すれば実質的には本当の意味で相手を詰みに追い込める。

[[ツインパクトカード]]候補を決める公式投票の2018年4月23日中間発表では1位を記録していた。
そして[[DMEX-04>DMEX-04 「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」]]でついに[[《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》]]へと[[ツインパクト化]]し、実質的に役目を終えた。[[クリーチャー]]面のイラストが同じなのがせめてもの救いか。

-ただし、[[S・バック]]の[[コスト]]として[[手札]]に加える[[シールド]]を[[墓地]]に送ることはどの[[S・バック]][[呪文]]でも可能。したがって、[[《フレイムランス・トラップ》]]や[[《シャロウ・オペレーション》]]の[[S・バック]]で[[シールド]]の[[《疾封怒闘 キューブリック》]]を[[墓地]]に送る芸当も可能。[[《疾封怒闘 キューブリック》]]の[[トリガー]][[解決]]の前に、[[S・バック]][[呪文]]を[[唱える]]ことになるため、《ナンバーナイン》の[[効果]]で[[唱える]]ことができず、[[手札]]に残る。
--しかし、2017年10月6日の[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]更新に伴い、禁止されている状態では[[コスト]]を払うことができなくなったため、上記の抜け道は封じられた。

-[[カードイラスト]]にも角や剣など[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]と共通する点が多い。
--[[キング・コマンド・ドラゴン]]の設定を考慮すると、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]が鎧を着た姿及び参考にして[[ゼニス]]が生みだした[[クリーチャー]]なのかもしれない。

-2013年5月15日〜6月16日のデュエルロード ビクトリー及び[[ゼロ文明キング決定戦]]の[[優勝者賞]]として登場したが、その価値は相変わらず高い。強力な[[カード]]であるが故に、この[[カード]]の優勝者賞である時期は各地のデュエルロードの参加者も増加していた。[[フレーバーテキスト]]はこの[[カード]]自身の強さと、勝ち取った者の強さに「偽り」がない事を言っているのだろう。

-収録されているパックがいずれも[[ビクトリー]]と共に封入されている都合上、非常に当てづらい。そのため、[[フォイル]]は施されていないものの[[スーパーレア]]並みの価値がある。
--その後、[[DMD-28>DMD-28 「カスタム変形デッキ 革命vs侵略 龍極の光文明」]]に2枚入りで収録されたため、幾分か入手しやすくなった。

-名前の元ネタは[[収録パックの内容>DMX-11 「大決戦オールスター12」]]を考慮すると、[[ルートヴィヒ>《偽りの王 ルードヴィヒ》]]・[[ヴァン>《戦場のピアニスト VAN・ビート》]]・[[ベートーヴェン>《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]が作曲した9番目にして最後の交響曲である「交響曲第9番」だろう。また、親しみを込めて「第九」(だいく)とも呼ばれる。
--余談だが、クラシック音楽の作曲家の間で囁かれていたとされる、「交響曲第9番を作曲すると死ぬ」といわれる「第九の呪い」というものがある。
-また、[[コスト]]、[[パワー]]、[[DMX-11>DMX-11 「大決戦オールスター12」]]の[[カード]]番号のいずれも数字が9となっており、意図して作られたのだと思われる。

-漫画「BC」にて、加瀬が[[黒城>黒城 凶死郎]]戦で使用。[[《超天星バルガライゾウ》]]の[[メテオバーン]][[能力]]で登場し、[[呪文]]を封じることで安全な[[シールド]][[ブレイク]]をサポートしたが、返しの[[ターン]]、[[《死神戦鬼ベル・ヘル・デ・バラン》]]の[[攻撃]]で[[破壊]]された。

**関連カード [#l2a8dcc8]
-[[《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》]]

-[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]
-[[《龍装者 バーナイン》]]

-[[《悪魔神王バルカディアス》]]
-[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]
-[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]
-[[《聖霊王アルファリオン》]]
-[[《古代楽園モアイランド》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#raa3987f]
-[[DMX-11>DMX-11 「大決戦オールスター12」]]&br;'''[[ゼニス]]は大量の[[キング・コマンド・ドラゴン]]を産み出し、「龍の王」として全ての[[ドラゴン]]を統一することを命じた。'''
-[[DMX-16>DMX-16 「超王道戦略ファンタジスタ12」]]&br;'''その[[ドラゴン]]の雄叫びの前には、どんな[[言葉>呪文]]もすべて[[かき消されてしまう>ロック]]。'''
-[[DMD-28>DMD-28 「カスタム変形デッキ 革命vs侵略 龍極の光文明」]]&br;'''九極の[[侵略者]]が戦う時は、「9」にチューモクせよ!!'''
-[[DMX-25>DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]&br;'''キング・コマンド・ドラゴンは、ゼニスに与えられた鎧によって強化された、ドラゴンの王となるべく産み出された種族。[[ゼニス]]は、ドラゴンたちが最大の脅威であると考えていたのだ。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P3/Y12)&br;'''その強さ、[[偽りなし>《偽りなし ゾルゲⅩⅢ》]]!'''

#fold(){{{{

**収録セット [#d9f4a680]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Dmitry Burmak]]
--[[DMX-11 「大決戦オールスター12」]]
--[[DMX-16 「超王道戦略ファンタジスタ12」]]
--[[DMD-28 「カスタム変形デッキ 革命vs侵略 龍極の光文明」]]
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]
--[[プロモーション・カード]]([[P3/Y12>プロモーション・カード(第11期〜第15期)]])

**参考 [#e810aa84]
-[[キング・コマンド・ドラゴン]]
-[[アンノウン]]
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[ロック]]
-[[W・ブレイカー]]

-[[優勝者賞]]

-[[呪文メタ]]

}}}}