《
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偽りの王 ナンバーナイン P 光文明 (9) |
クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン 9000 |
W・ブレイカー |
相手は呪文を唱えることができない。 |
DMX-11で登場した光のキング・コマンド・ドラゴン/アンノウン。
おそらくこのクリーチャーを見て最初に連想するのは《光神龍スペル・デル・フィン》だろう。
あちらには
と言った特徴があり、こちらは
といった特徴を持つ。
どちらも一長一短ではあるものの強力なのは変わりないので、自分のプレイングやデッキに合った選択をするべきだろう。《天使と悪魔の墳墓》対策などで両者を共存させるのも良いだろう。
なお、【九極侵略】に採用する場合はツインパクト化した《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》が推奨される。
DMRP-02で《古代楽園モアイランド》が登場したことをきっかけに、それまでの「大王VANナイン」というロック体制はコントロールデッキの中でも非主流化していき、《龍世界 ドラゴ大王》の枠を《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》にしてこのカードの枠を《古代楽園モアイランド》にした「VANモアイワルド」が一般的に。緑単で運用できるためループコンボに組み込みやすいこと、《ドラゴ大王》で封じることができる防御札は《ワルド・ブラッキオ》でロックできることから、「大王VANナイン」では対処できなかったフィールドも範囲に収まること、自分にロックがかからないことなどから、「大王VANナイン」は下火となったと言える。
その後、《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》が登場すると再評価の機会を得た。10コストでそちらの呪文面をプレイして手軽に「大王VANナイン」体制を作れる上に相手に対して一切クリーチャーが出ることを許さずに実質的なオールランデスを加えることができ、残った盤面を処理すれば実質的には本当の意味で相手を詰みに追い込める。
ツインパクトカード候補を決める公式投票の2018年4月23日中間発表では1位を記録していた。
そしてDMEX-04でついに《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》へとツインパクト化し、実質的に役目を終えた。ただし、あちらの呪文面はかなり尖っているので《歓喜の歌》が不要な場合はこちらも十分検討に値する。あちらはコスト3以下の面があるため、こちらは《ウォズレックの審問》に引っ掛からない点で差別化できる。
しかしDMRP-20では実質的な完全上位互換と呼べた《偽Re:の王 ナンバーナイン》が登場。こちらはもはやアンノウンサポートが受けられる点、墳墓避けになる点でしか差別化できなくなった。12枚積めることがメリットになるカードではないので、余程のことがなければ《偽Re:の王》か《歓喜の歌》が優先されるだろう。
DM23-EX3では《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》、《クリスタル・ドゥーム》、《奪取のクリス アラカン》など、アンノウン指定でサポートするカードが複数登場したことにより、必ずしも《偽Re:の王 ナンバーナイン》が優先されるとは限らなくなった。《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》とは呪文側を唱えたい機会がなく、カードタイプに呪文を含むことが利点とならないのなら墳墓避けとして分けて採用できる。
DMPP-19で実装された。レアリティはベリーレアとなっている。