#author("2021-07-05T21:22:58+09:00","","")
*《&ruby(ぎ){偽};&ruby(そう){槍};&ruby(ほうごう){縫合}; ヴィルジャベリン》 [#top]

|偽槍縫合 ヴィルジャベリン SR 水/闇/自然文明 (10)|
|クリーチャー:ディスペクター/キング・コマンド・ドラゴン/リキッド・ピープル 15000|
|EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが出た時、相手のカードをバトルゾーンから1枚、マナゾーンから1枚、さらに相手の手札から見ないで1枚、選ぶ。相手はそれらを自身の墓地に置く。|
|自分のターンの終わりに、プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーはカードを2枚引く。|

[[DMRP-17]]で登場した[[水]]/[[闇]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[キング・コマンド・ドラゴン]]/[[リキッド・ピープル]]。

[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]よりコストが1重いが、[[cip]]で[[カード指定除去]]、[[ランデス]]、[[ハンデス]]を行うことができる。
[[マナブースト]]ができなくなったものの、[[EXライフ]]とドロー能力を持っている。

[[cip]]は[[バトルゾーン]]、[[マナゾーン]]、[[手札]]の3箇所を同時に干渉できる所が素晴らしく、しかも種類問わずなのでほとんどのカードを確定で除去することが可能。

[[ドロー]]能力についてはプレイヤー指定であるため、相手にも引かせることができる。
一見利敵行為のようにも見えるが[[ライブラリアウト]]を狙えるほか、2体以上の《ヴィルジャベリン》を用いれば[[《ベニジシ・スパイダー》]]を利用することもできる。

種族も優秀であり、サポートの広さも半端ではない。

-[[マナ基盤]]にも適した[[自然]]の[[ドラゴン]]なので[[【5色蒼龍】]]とは相性も良好。[[パワー]]も[[《蒼龍の大地》]]の[[効果]]で[[バトル]]をするには十分であり、[[EXライフ]]による[[シールド追加]]も合わさって少なくとも3体は止めてしまえる。登場時の[[オリジナル]][[環境]]で言うと[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]に勝てるラインである。

-[[リキッド・ピープル]]なので、[[《大集結!アクア・ブラザーズ》]]で出せる点も見逃せない。《ヴィルジャベリン》自身も、ドロー効果によって、《大集結!アクア・ブラザーズ》のサポートができる。
--[[デザイナーズコンボ]]だったのか、このカードが登場した約1ヶ月後の[[DMEX-15]]で[[《大集結!アクア・ブラザーズ》]]が[[再録]]されている。
--[[ディスカード]]を伴う[[手札交換]]呪文で[[《夜露死苦 キャロル》]]を[[捨て>捨てる]]ながら手札を増やせば、早ければ4ターン目に[[《大集結!アクア・ブラザーズ》]]でこの[[クリーチャー]]を[[着地]]させることができる。

-数少ない強力な[[水]]の[[フィニッシャー]]なので、[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]で[[踏み倒し]]するのもいい。《オール・フォー・ワン》の踏み倒しができる[[《族長の魂友 ワチャゴナ》]]や[[《D2M2 ドグライーター》]]を《オール・フォー・ワン》の破壊[[コスト]]にすることで容易に出せる。[[Dスイッチ]]で効果も2倍で、2枚[[除去]]、2枚[[ハンデス]]、2枚[[ランデス]]と相手に破格の[[ディスアドバンテージ]]を突き付けられる。
--ただし、《オール・フォー・ワン》の踏み倒しは「ターンの終わり」に解決する能力なので、そのタイミングで出た《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》のドロー能力は、誘発のタイミングが過ぎているため使えない点に注意。

-このクリーチャーのドロー能力で相手にカードを引かせても、[[《ギガブランド》]]では手札を捨てさせることはできない。これは、「2枚以上カードを引いたターン」というのは解決条件ではなく誘発条件であり、《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》のターンの終わりのドローをした後は誘発のタイミングが過ぎているためである。

-[[能力]]はすべて[[強制]]。特に[[ドロー]]については自分の山札が少ない場合、不本意ながら相手に手札を与えてしまうことがある点に注意。不要になった後も[[EXライフ]]の耐性が仇になることも。

-[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]と[[《クリスタル・ジャベリン》]]が合体した縫合[[ディスペクター]]。
[[《クリスタル・ジャベリン》]]をベースに、《ジャベリン》の下半身を形成する馬部分の頭部と、その背の人間部分の腕がそれぞれ《ヴィルヘルム》の物にすげ変わり、さらに人間部分に《ヴィルヘルム》の翼が縫い付けられている。
また、縫い付けられている所に包帯が巻かれており、《ジャベリン》の頭部にも、手が加えられていないにも拘わらず、誰なのか分からないように包帯が巻かれている。
ちなみに、両腕が《ヴィルヘルム》のものに変化している都合上、使用する得物も《ヴィルヘルム》のハルバードに変化している。そのため、カード名とは裏腹にイラストからは武器としての「ジャベリン」の要素は失われている。
--余談だが、元の《ヴィルヘルム》のハルバードは1本だったがこちらは《ジャベリン》の要素を残すためか2本に増えている。
--前者は「ハルバード」、後者は「ジャベリン」と、どちらも長物の武器を持つことで共通しており、この長物繋がりが合体理由だと[[デュエチューブ]]で明らかにされた。
---同動画内によると、《ヴィルヘルム》は開発当初からディスペクター(動画内では「怪獣」と呼ばれていた)の代名詞となるべく開発されていたとのこと。
-カード名に「偽」の文字を含み、イラストにも[[トライストーン]]が散見されるものの、[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]と異なり[[アンノウン]]は持たない。

**関連カード [#card]
-[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]
-[[《クリスタル・ジャベリン》]]

-[[《燃えるデット・ソード》]]

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」>DMRP-17]](S10/S11)

**参考 [#reference]
-[[青黒緑]]
-[[クリーチャー]]
-[[ディスペクター]]
-[[キング・コマンド・ドラゴン]]
-[[リキッド・ピープル]]
-[[EXライフ]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[破壊]]
-[[カード指定除去]]
-[[ランデス]]
-[[ハンデス]]
-[[ドロー]]

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