#author("2020-01-24T13:43:42+09:00","","")
*《&ruby(じごくもん){地獄門};デス・ゲート》 [#b71f3df8]

|地獄門デス・ゲート R 闇文明 (6)|
|呪文|
|S・トリガー|
|相手のアンタップしているクリーチャーを1体破壊する。そのクリーチャーよりコストが小さい、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。|
[[優勝者賞]]として先行登場し、[[DMR-02>DMR-02 「エピソード1 ダークサイド」]]に収録された[[闇]]の[[S・トリガー]][[呪文]]。

[[除去]]と[[リアニメイト]][[効果]]を兼ね備え、[[アンタップ]]されている相手[[クリーチャー]]を[[破壊]]し、それよりも[[コスト]]が低い、[[進化]]ではない[[クリーチャー]]を自分の[[墓地]]から[[リアニメイト]]する。

[[S・トリガー]]で出てくれば足止めと逆転のチャンスを作り、単体で唱えても[[召喚酔い]]中の[[クリーチャー]]の[[破壊]]と[[アタッカー]]、あるいは[[ブロッカー]]を並べることができる。総じて使い勝手の良い[[カード]]である。

[[リアニメイト]][[呪文]]として見ると、[[相手依存]]なのがネック。相手の[[サイキック・クリーチャー]]を狙い撃ちするなど、[[コスト]]が高い[[クリーチャー]]を狙えばそこそこの[[サイズ]]の[[クリーチャー]]が[[リアニメイト]]できる。
より使いやすいように[[《特攻人形ジェニー》]]や[[《霞み妖精ジャスミン》]]などの自壊[[クリーチャー]]や、[[《時空の守護者ジル・ワーカ》]]等の[[破壊]]されやすい軽量[[ブロッカー]]を投入すると無駄が無いだろう。

[[《デス・スモーク》]]及び[[《デス・チェイサー》]]と同じく、[[スピードアタッカー]]や[[進化クリーチャー]]を多用する[[ビートダウン]]が相手だと[[腐りやすい>腐る]]のが欠点。特に[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]や[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]が相手だと分が悪いので、環境次第で[[《デーモン・ハンド》]]と使い分けていくことになる。

条件はあるものの、[[破壊]]と[[リアニメイト]]を同時に行うという[[闇]]の得意分野に特化した非常に強力な[[呪文]]である。

-[[リアニメイト]]で参照されるのは[[破壊]]された[[クリーチャー]]ではなく、''COLOR(blue){選んだ[[クリーチャー]]の[[マナ]][[コスト]]}''である。

--[[G・リンク]]した[[ゴッド]]を選んだ場合、''[[リンク]]した状態の[[マナコスト]]''を参照する。

--[[解除]]を持つ[[サイキック・クリーチャー]]を選んだ場合、''[[裏返す]]前の[[マナコスト]]''を参照する。

--選んだ[[クリーチャー]]が[[置換効果]]などで''[[破壊]]されなかった場合でも[[リアニメイト]]''できる。

-相手がこの[[呪文]]を投入していることが予想される場合、事前に[[墓地]]確認をし被害を最小限に抑えられるよう出来るだけ高[[コスト]][[クリーチャー]]から[[攻撃]]しておきたい。&br;勿論事前に相手の[[墓地]]利用を阻害できるならそれに越したことはないだろう。

-登場直後はやはり独特の使い勝手から掌返しの如く酷評する者も多かった。ところが、[[エピソード2環境]]では[[【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】]]が猛威を振るっており殴るデッキが比較的少ないため、[[S・トリガー]]として役立ちにくいという意味で[[エピソード1環境]]よりも使いづらい環境であったはずなのにもかかわらず、[[ゼニス]]を選べば[[リアニメイト]]範囲が広がるということから登場直後より評価が高かった。

-[[S・トリガー]]で唱えたこの[[呪文]]から[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を出すことができれば、相手の[[攻撃]]を土壇場で食い止めることができる。

-[[《一撃奪取 トップギア》]]など2[[コスト]]の[[クリーチャー]]であると[[破壊]]しても1[[コスト]]の[[クリーチャー]]しか出せない。しかし[[【青黒ビートダウン】>青黒]]などではそうした[[クリーチャー]]を[[破壊]]して相手の打点計算を狂わせたついでに[[《緊縛の影バインド・シャドウ》]]や[[《闇戦士ザビ・クロー》]]を[[リアニメイト]]してとどめまで突っ走るというプレイングも可能。

-[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]や[[《黙示聖者ファル・レーゼ》]]を[[リアニメイト]]すれば、この[[呪文]]を[[回収]]して再び使用できる。特に[[《黙示護聖ファル・ピエロ》]]は[[cip]]で[[自壊]]するので[[ループ]][[コンボ]]を組める。

-[[《神門の精霊エールフリート》]]との相性は抜群。5→6と繋げられ、''《地獄門デス・ゲート》''を[[手札]]に加えながら[[リアニメイト]]する[[クリーチャー]]の確保ができる。

-後に[[《地獄の悪魔龍 デスゲイト》]]として[[クリーチャー]]化。だが使い勝手はかなり異なり、[[黒単]]向けの[[能力]]になっている。

-「デス・ゲート」は[[アンタップ]][[除去]]の[[《デス・スモーク》]]や[[《デス・チェイサー》]]、[[リアニメイト]]の[[《インフェルノ・ゲート》]]を意識したネーミングだろう。また、「地獄門」は[[《インフェルノ・ゲート》]]と同じ意味である。

-この[[カード]]の登場により[[《デーモン・ハンド》]]が使われることはほとんどなくなった。

-[[デュエル・マスターズ公式HP]]では「条件付きの[[《デーモン・ハンド》]]+[[《インフェルノ・サイン》]]」といった趣旨の解説がなされている。「[[《デス・チェイサー》]]+[[《インフェルノ・サイン》]]」と紹介しなかったのは知名度の問題だろう。

--小さな違いだが、[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]に収録されたものにはゴクオーくんの台詞が「悪漢舌ーー!!」となっているものと「悪漢べーー!!」となっているものがある。同様の違いは、同弾の[[《斬隠オロチ》]]にも見られる。
//2種類とも確認済みです

-公式サイトの「デュエデミー賞選考会」における「[[S・T>S・トリガー]]ゲート部門賞」で優勝したことから[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]にて新イラストで[[再録]]した。スタイルチェンジのテーマが「ツインテール」であった為、このカードにどうやってツインテール要素を加えられるか注目されたが、なんと''ツインテールの少女に擬人化される''という意外な形となった。

-同じ[[タカラトミー]]製のTCG『WIXOSS』には、このカードを基としたアーツ(デュエマで言う呪文カード)《デッド・ゲート》が存在する。イラストの構図もオマージュされており、強いて言えば[[DMX-20>DMX-20 「デッキ一撃完成!! デュエマックス160 〜革命&侵略〜」]]版に近い。

-漫画「ビクトリー」では尼さんwomanが[[勝太>切札 勝太]]戦で使用。彼女が言うには[[《デーモン・ハンド》]]を強力にした究極呪文らしい。その後は勝太も度々使用している。

-アニメ「ビクトリー」では[[勝太>切札 勝太]]が度々使用している。

-「デュエル・マスターズ!」第8話では[[ゼーロ]]が[[トンボ]]戦で使用。[[《龍装者 ジスタジオ》]]を対象するもその[[能力]]によって[[除去]]できなかったが、[[《堕魔 ドゥグラス》]]を[[リアニメイト]]した。

-漫画「覇王伝ガチ!!」では[[李 龍河]]が使用。[[大虎>赤星 大虎]]の[[《闘魂!紫電・ドラゴン》]]を[[破壊]]し、[[《特攻人形ジェニー》]]を[[リアニメイト]]した。このように、序盤に[[自壊]]して[[アドバンテージ]]を得る[[クリーチャー]]を使用しておくと、後で《地獄門デス・ゲート》が[[S・トリガー]]で出た時に[[リアニメイト]][[能力]]が無駄にならないだろう。

**関連カード [#ia8ce9ee]
-[[《地獄の悪魔龍 デスゲイト》]]
-[[《裏革命目 ギョギョラス》]]
-[[《デーモン・ハンド》]]
-[[《インフェルノ・サイン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#z21c51e3]
-[[DMX-10>DMX-10 「デッキビルダー鬼DX キラリ!レオ編」]]&br;'''門が開いた。中に入っていく者、そして出てくる者。'''
-[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]&br;'''悪漢舌ーー!!――ゴクオー'''
-[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]&br;'''悪漢べーー!!――ゴクオー'''
-[[DMX-14>DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」]]&br;'''踏んだら驚いた!'''
-[[DMD-19>DMD-19 「スーパーVデッキ 滅びの龍刃 ディアボロス」]]&br;'''地獄の門が開きっぱなしだ。 ---[[ファンキー・ナイトメア]]のことわざで「ラッキー」の意味'''
-[[DMX-20>DMX-20 「デッキ一撃完成!! デュエマックス160 〜革命&侵略〜」]]&br;'''敵軍を[[減らして>除去]]自軍は[[増やす>リアニメイト]]!そこからが大逆転のスタートだ!'''
-[[DMSD-06>DMSD-06 「ドルスザク・無月炸裂・スタートデッキ」]]&br;'''敵の[[破壊]]と味方の復活を同時にこなす便利[[カード]]! [[S・トリガー]]で発動すれば、大逆転への道が開かれる!'''
-[[DMEX-06>DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]]&br;'''1枚の[[S・トリガー]]。ある者は喜び、ある者は泣く。厳しい戦いがたった1枚の[[カード]]でひっくり返る。'''


**収録セット [#g1a5147a]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Sansyu]]
--[[DMR-02 「エピソード1 ダークサイド」]]
--[[DMX-10 「デッキビルダー鬼DX キラリ!レオ編」]]
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」]]
--[[DMX-16 「超王道戦略ファンタジスタ12」]]
--[[DMX-23 「奥義伝授!! デッキLv.マックスパック」]]
--[[DMD-05 「ライジング・ダッシュ・デッキ 無限アタック!!」]]
--[[DMD-12 「禁断の変形デッキ オラクルの書」]]
--[[DMD-19 「スーパーVデッキ 滅びの龍刃 ディアボロス」]]
--[[DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]
--[[DMD-33 「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 終焉の悪魔神」]]
--[[DMD-35 「DXデュエガチャデッキ 禁星の壊者 ドキンダム」]]
--[[DMSD-06 「ドルスザク・無月炸裂・スタートデッキ」]]
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]](66/98)
--[[プロモーション・カード]](P26/Y10)([[アルトアート]])
-illus.[[吉もと誠]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[プロモーション・カード]](P43/Y11)
-illus.[[Hokuyu]]
--[[DMX-20 「デッキ一撃完成!! デュエマックス160 〜革命&侵略〜」]]
-illus.[[KOUSAKU]]
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]

**参考 [#bbc3eb9e]
-[[S・トリガー]]
-[[アンタップ]]
-[[クリーチャー]]
-[[除去]]
-[[コスト]]
-[[非進化]]
-[[リアニメイト]]
-[[優勝者賞]]

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//タグを使う場合は上のコメントアウトを外してください。