#author("2022-04-21T02:44:15+09:00","","")
#author("2022-05-16T00:33:42+09:00","","")
*《&ruby(てんまくせん){天幕船}; ドンデンブタイ》 [#ad6160f0]

|天幕船 ドンデンブタイ R 水文明 (7)|
|クリーチャー:ムートピア/美孔麗王国 2000|
|G・ゼロ:自分の手札が7枚以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。|
|ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)|
|このクリーチャーは攻撃できない。|
|自分のターンのはじめに、カードを1枚引いてもよい。|

[[DMEX-13]]で登場した[[水]]の[[ムートピア]]/[[美孔麗王国]]。

その能力は[[《ルナ・コスモビュー》]]を小型化し、[[ブロッカー]]化したもの。こちらは[[ブロッカー]]を得た代わりに[[攻撃できない]]ため、奇襲要員としては使えない。

しかし、受けが弱い[[ビビッドロー]]のデッキでブロッカーはありがたい存在。[[チャンプブロック]]にしかならないことが多いだろうが、[[G・ゼロ]]のおかげで数体並べられることを考えれば、粘り強さは意外と高いだろう。

[[パワー]]は[[火]]の1[[コスト]][[ウィニー]]に一方的にバトルで勝てる程度はあるが、[[《霊峰 メテオザ-1》]]による[[火力]]であっさり退かされるラインなので油断は禁物。

[[火力]]などでも簡単に退かされやすいが、[[ダイレクトアタック]]が迫った時は手札が7枚以上という状況も起こり得るので、コンボ以外にも使えるか。

[[ムートピア]]であるため[[《I am》]]の自己[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]に貢献できる。自軍[[バウンス]]のデメリットも[[G・ゼロ]]達成条件に利用できるため相性は良好。

7コスト以上なので[[《ルナ・コスモビュー》]]共々[[《巨大設計図》>《超七極 Gio/巨大設計図》]]でも[[手札補充]]できる。

**ルール [#ff90dbdd]
-厳密には、このクリーチャーのドロー能力と、[[《ルナ・コスモビュー》]]のドロー能力は性質が異なる。こちらは自分の[[ターン開始ステップ]]時にドローする能力だが、《ルナ・コスモビュー》は自分のターン中はじめてドローするカードの枚数を1枚増やす能力である。
--こちらは自分の[[ターン開始ステップ]]にバトルゾーンに出てもドローができないが、《ルナ・コスモビュー》は自分の[[ターン開始ステップ]]にバトルゾーンに出ても、そのターンまだ1枚もドローしていなければ、次にドローする時に1枚多くドローできる。

-[[《ビーチボーイズ》]]と同じく、[[G・ゼロ]]の対象は''自分の[[手札]]''だけになっている。

**環境において [#f848ebb2]
[[DMEX-18]]期の[[オリジナル]]ではこれをフシギバース元に採用した[[《樹食の超人》]]型[[【墓地ソース】]]([[【グルメ墓地ソース】]])が複数件上位入賞報告されている。延いては、[[《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》]]も採用した代わりに闇のリソース系やフシギバースをカットして[[デッキカラー]]を従来の[[黒赤緑]]から[[青赤緑]]に変えた型も結果を残した。

単純に最速先攻2ターン目に出せる[[汎用性]]を損なわない[[【我我我ブランド】]]対策のブロッカーという面もあり、[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]などの1[[コスト]][[ウィニー]]程度なら粗方一方的に[[バトル]]で勝てる。よしんば[[バトル]]で負けても元々[[【墓地ソース】]]は墓地にクリーチャーが貯めるのが仕事なので全く[[ディスアドバンテージ]]にならない。このクリーチャーで相手を牽制することで[[《樹食の超人》]]の安定[[着地]]ルートである4ターン目を無事に迎えやすい。デッキのリソース確保力から2ターン目に複数体並べることも普通に実現可能であり、そうなると[[【我我我ブランド】]]ですら3ターンキルはあきらめざるを得なくなる。

[[オリジナル]][[環境]]に自身の[[G・ゼロ]]に反応する[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]がそれほど多くないのが活躍の要因となっている。

ただし自身がパワーで勝る1コストウィニーでも[[【青黒退化】]]/[[【青黒緑退化】]]の[[《死神術士デスマーチ》]]は[[バトル]]時の[[パワー低下]]で溶かしに掛かるため、過信は禁物。
**その他 [#kcd8c08b]
-[[DMEX-13]]収録カード公開の記念すべき1本目として[[コロコロオンライン>https://corocoro.jp/136470]]と[[公式Twitter>https://twitter.com/t2duema/status/1310883266153512962]]にてカード画像が公開された。しかし該当画像のフォントの太さがそれぞれ異なっている。

-カード名の由来は「どんでん返し」+「舞台」。また、天幕とは持ち運び可能な組み立て式巨大テントのことである。また[[美孔麗王国]]の[[命名ルール]]である「◯◯者」を破っている。

**関連カード [#rd877ceb]
-[[《ビーチボーイズ》]]
-[[《ルナ・コスモビュー》]]
-[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]
-[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#n208bc1a]
-[[DMEX-13]]&br;'''~[[美孔麗王国]]の美学~&br;[[ビビッドロー]]は[[ドロー]]した瞬間に発動し、その[[ターン]]中の[[コスト]]を下げる[[能力]]。毎[[ターン]]引く[[カード]]を増やせば増やすほど[[ビビッドロー]]のチャンスも増えるぞ!'''

**収録セット [#zc38d7f0]
-illus.[[hatapug]]
--[[DMEX-13 「四強集結→最強直結パック」>DMEX-13]](25/84)

**参考 [#ec36d9aa]
-[[ムートピア]]
-[[美孔麗王国]]
-[[G・ゼロ]]
-[[手札]]
-[[ブロッカー]]
-[[攻撃できない]]
-[[ターン開始ステップ]]
-[[ドロー]]

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト7,ムートピア,美孔麗王国,パワー2000,G・ゼロ,G・ゼロ:自分の手札が7枚以上,ブロッカー,攻撃できない,ターン開始時,ドロー,置きドロー,R,レア,hatapug,十王篇ブロック);