#author("2021-07-31T19:17:36+09:00","","")
#author("2023-08-29T23:05:34+09:00","","")
*《&ruby(てんざいだしょう){天罪堕将}; アルカクラウン》 [#g97001bf]

|天罪堕将 アルカクラウン P 光/闇/自然文明 (9)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/ロスト・クルセイダー 12000|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を見る。その中から、コスト7以下の光のクリーチャー、水のクリーチャー、闇のクリーチャー、火のクリーチャー、自然のクリーチャーをそれぞれ1体ずつ選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。|

[[DMBD-01]]で登場した[[光]]/[[闇]]/[[自然]]の[[エンジェル・コマンド]]/[[デーモン・コマンド]]/[[ロスト・クルセイダー]]。

[[cip]][[能力]]により、各[[文明]]1体ずつ、最大5体もの[[クリーチャー]]を[[山札]]から[[コスト踏み倒し]]できる。

非常に強力な[[コスト踏み倒し]][[能力]]を持つ当該デッキのメインカードである。
[[《邪帝類五龍目 ドミティウス》]]と同等の能力で、そちらとは[[パワー]]は同じであるが、[[種族]]や[[文明]]が異なる。能力の強さの評価等は、そちらを参考にして構わない。

[[種族]]サポートの豊富さは言わずもがな、[[文明]]が非常に強力で、[[光]]/[[闇]]/[[自然]]を三つそろえた[[カード]]は、[[DMBD-01]]以前の段階では、[[《希望の守り手ファンク》]][[《霊騎秘宝ヒャックメー》]][[《霊騎死爵サー・アルビデス》]]の三枚しか存在しなかった。[[マナ基盤]]として[[カード]]を評価するとすれば、3色あるだけで申し分なく、それだけで希少性も高い。

また、《ドミティウス》同様、この手の大型[[踏み倒し]]カードでありながら、[[召喚]]時制限効果ではない。[[進化クリーチャー]]でもないため、[[《コクーン・マニューバ》]]や[[《冥王の牙》]]の[[スーパー・S・トリガー]]で出せれば、怒涛の大量展開から逆転する事も夢ではない。

[[マナ基盤]]としての優秀さと、[[多色]]であることを生かして、[[《邪帝類五龍目 ドミティウス》]]との差別化を図るなら、[[《フェアリー・ミラクル》]]や[[《獅子王の遺跡》]]を駆使して、一気にマナ加速することが望ましい。この二種類のカードは、[[DMBD-01]]に一緒に収録されていることもうれしい。

[[《邪帝類五龍目 ドミティウス》]]にはない強みとして、[[種族]]が優秀なため、能力で[[進化クリーチャー]]をめくったら、そのまま[[進化]]という流れをとることもできる。《ドミティウス》と同様に[[コマンド]]なので[[《大神砕グレイトフル・ライフ》]]、[[《悪魔神グレイトフル・デッド》]]はもちろん、[[デーモン・コマンド]]であることで[[《悪魔神バロム・エンペラー》]]、[[多色]]であることで[[DMBD-01]]に収録されている進化アルカディアスなども考えられる。トップデック次第だが、無償で進化できる強みをうまく生かしたい。

総じて、高い能力と、豊富なサポートに恵まれたカードである。しかし、[[《異端流し オニカマス》]]等の対策や、9マナという決して少なくはない[[コスト]]をいかにカバーするかが求められる。幸い、強力な[[着地]]サポートの[[《気高き魂 不動》]]が[[コスト踏み倒し]]範囲内に入っているので、[[コスト踏み倒しメタ]]はある程度何とかなるだろう。

**ルール [#g373047b]
-見たカードが[[多色]]カードの場合には、そのカードが持つ文明一つを選び、他の文明は選択の枠を取らない。&br;例えば、見たカードが[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]三枚と、呪文二枚だった場合、《ロマネスク》のうち一枚を「火のクリーチャー」として、二枚目を「光のクリーチャー」として、三枚目を「自然のクリーチャー」としてみなせば、三体の《ロマネスク》を踏み倒すことができる。
-見たカードが[[多色]]カードの場合には、そのカードが持つ文明一つを選び、他の文明は選択の枠を取らない。&br;例えば、見たカードが[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]三枚と、呪文二枚だった場合、《ロマネスク》のうち一枚を「光のクリーチャー」として、二枚目を「火のクリーチャー」として、三枚目を「自然のクリーチャー」としてみなせば、三体の《ロマネスク》を踏み倒すことができる。

-[[文明]]を選択する順番は[[光]]、[[水]]、[[闇]]、[[火]]、[[自然]]、と[[テキスト]]に書いてある通りを守らなくてはならない。これは、[[《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》]]の裁定に準拠した考え方である(2018/2/22正式回答)。
**他のカードとの相性 [#c3ff3bad]
-[[《愛の無限オーケストラ》]]とは抜群の相性を誇る。このクリーチャーの能力で《オーケストラ》と他の[[火]]と[[水]]の[[コスト]]7以下のクリーチャーが同時にめくれればそのまま[[超無限進化]]させて出すことができ、更に《オーケストラ》の能力によってもこのクリーチャーを[[コスト踏み倒し]]で出すことができる。

-[[《グレート・グラスパー》]]等の[[グランセクト]]サポートでもこのカードを踏み倒せる可能性がある。蛇足だが、このカードの能力で[[NEOクリーチャー]]も踏み倒せる。

-[[コスト]]9の[[光]]の[[クリーチャー]]だが、[[コスト踏み倒し]]対象は[[コスト]]7以下なので[[【九極侵略】]]と合わないのが残念。

-[[光]]の[[デーモン・コマンド]]なので[[《クリスティ・ゲート》]]で[[コスト踏み倒し]]できるが、[[光]]の[[エンジェル・コマンド]]なので[[《ウェディング・ゲート》]]で[[コスト踏み倒し]]はできない。

-[[《クリスティ・ゲート》]]を活かしての運用に関しては、[[《星龍の記憶》]]軸の[[【オールデリート】]]に出張させると[[《オールデリート》]]を封じられた際に有効な[[1ショットキル]]のプランを作ることができるが、無論仕込んだこのカードを返しのターンにブレイクされない必要がある。

-バトルゾーンに[[《百発人形マグナム》]]などの自軍の[[コスト踏み倒し]]にペナルティを課す[[コスト踏み倒しメタ]]とこのカードがあり、墓地に[[《鬼人形ブソウ》]]と[[《大宇宙ジオ・リバース》]]があり、[[解決]]待ちの[[cip]]としてこのカードと《鬼人形ブソウ》のものがあれば、無限にこのカードのcipを使うことができる。《鬼人形ブソウ》で[[山札の上]]に仕込むカードに[[《エメラル》]]を加えれば[[シールド回収]]を[[ループ]]させることができ、それを[[《月光電人オボロカゲロウ》]]に置き換えれば好きなだけ[[手札交換]]できる。ループの応用として[[《腐敗麗姫ベラ》]]を[[フィニッシャー]]にして[[ライブラリアウト]]を狙うことができる。

**その他 [#a4baf27d]

-名前にある「クラウン」は、「王冠」を意味する『Crown』か、「道化師」を意味する『Clown』のいずれかであると思われる。あるいはダブルミーニングか。&br;また、[[闇道化マルバス]]の正体であることから、トランプにおけるジョーカーを意識したと言える。
-名前にある「クラウン」は、「王冠」を意味する『Crown』か、「道化師」を意味する『Clown』のいずれかであると思われる。あるいはダブルミーニングか。&br;また、[[闇道化マルバス]]の正体であること、同じ[[DMBD-01]]に[[キング>《闇鎧亜キング・アルカディアス》]]・[[クイーン>《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]・[[ジャック>《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]]がいることから、トランプにおけるジョーカーを意識したと言える。

-[[DM-02]]で一度だけ登場して以来、15年も姿を見せることがなかった[[闇道化マルバス]]の正体。[[背景ストーリー]]では、聖鎧亜王家に近づき、[[五色の曲芸>《炎乱と水幻の裁》]]をもって[[王>《闇鎧亜キング・アルカディアス》]]と[[王妃>《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]を狂わせ、王の暴走の果てに[[王子>《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]]との相打ちで、王家を崩壊にまで陥れた元凶。その後は[[《龍仙ロマネスク》]]を始めとする聖鎧亜王家の好敵手の助けを借りた王妃によって討たれた。
--……しかし、彼がどこから来た存在なのかは不明である。また、王家を崩壊させた先に何をしたかったのかが語られることもなかった。&br;単なる道化で終わったとは言い切れない、以下の様々な謎を残しており、今後その謎が解けるかが注目である。

-《アルカクラウン》のイラストには[[天空城>《天空城の防壁》]]が描かれている。[[DMBD-01]]は[[覚醒編]]末期から[[エピソード1]]直前の出来事の筈だが、[[《闇鎧亜キング・アルカディアス》]]共々何故[[新章デュエル・マスターズ]]以降の構造物が描かれているかは不明。

-《アルカクラウン》自身は[[光]]/[[闇]]/[[自然]]の[[クリーチャー]]だが、[[《炎乱と水幻の裁》]]を見ての通り、[[火]]と[[水]]の魔力も使えるらしく、[[五色の魔力>5色]]を持っているようである。なお、マルバスとして最初に登場した[[DM-02]]時点では[[多色]]の設定はなかったため、いかにして他文明の力を取り込んだかが気になる。

-王家を陥れようとする[[背景ストーリー]]の展開は、[[エピソード1]]における[[《偽りの名 ゾルゲ》]]などの[[アンノウン]]と[[エイリアン]]・[[ハンター]]の関係を彷彿とさせる。これについては、[[《ロスト・ソウル》]]の[[フレーバーテキスト]]でオマージュであることが示唆されている。
--後に、''《アルカクラウン》は本当に[[アンノウン]]の一味だった事が開発主任のTwitterから明かされた''。
--後に、''《アルカクラウン》は本当に[[アンノウン]]の一味だった事が開発主任のTwitterから明かされた''。曰く、ここで「親子の絆」で失敗したことでエピソード1・2の「兄弟の絆」に挑んで敗北し、最終的にエピソード3の「師弟の絆」である意味の勝利を収めたとされる。
ただ、[[闇道化マルバス]]本人かどうかはわからないとのことである。 [[参考>https://twitter.com/poxnoid_k/status/1029361085739139072]]
--さらにその後の[[デュエチューブ]]でも《アルカクラウン》がアンノウンと明言された他、マルバス本人が何らかの形で次元送りとなり、《アルカクラウン》へと変貌したのかもしれないという説が語られている。 [[参考>https://www.youtube.com/watch?v=3l27qa0_1U8]]


**関連カード [#v2b0ff1f]
-[[《鎧道接続 キング・マルバディアス》]]
-[[《邪帝類五龍目 ドミティウス》]]

-[[《ウシミツ童子 <マルバス.鬼>》]]

**収録セット [#n0785a76]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[boyaking]]
--[[DMBD-01 「クロニクル・レガシー・デッキ アルカディアス鎮魂歌」>DMBD-01]]
--[[DMBD-01 「クロニクル・レガシー・デッキ アルカディアス鎮魂歌」>DMBD-01]](3/16)

**参考 [#wef9d624]
-[[白黒緑]]
-[[クリーチャー]]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[ロスト・クルセイダー]]
-[[タップイン]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[山札の上]]
-[[見る]]
-[[コスト]]
-[[光]]
-[[水]]
-[[闇]]
-[[火]]
-[[自然]]
-[[クリーチャー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[山札の下]]
-[[闇道化マルバス]]
-[[【アルカクラウン】>【ドミティウス】]]

&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,自然文明,白黒赤,多色,コスト9,エンジェル・コマンド,コマンド,デーモン・コマンド,ロスト・クルセイダー,パワー12000,T・ブレイカー,cip,コスト7以下,コスト踏み倒し,終音「ん」,P,レアリティなし,boyaking);
&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,自然文明,白黒緑,3色,多色,コスト9,エンジェル・コマンド,コマンド,デーモン・コマンド,ロスト・クルセイダー,パワー12000,T・ブレイカー,cip,コスト7以下,コスト踏み倒し,上から5枚,リクルート,コスト踏み倒し,各文明1枚ずつ,終音「ん」,P,レアリティなし,boyaking);