#author("2023-02-05T04:50:31+09:00","","") *《&ruby(ぜつぼうしん){絶望神};サガ》 [#s82c7916] |絶望神サガ R 水/闇文明 (3)| |クリーチャー:ゴッド/オリジン 3000| |このクリーチャーが出た時、または自分のターンのはじめに、カードを1枚引き、自分の手札を1枚捨てる。その後、自分の墓地にクリーチャーが3体以上あれば、コスト5以下のゴッドまたはコスト5以下のオリジンを1体、自分の墓地から出してもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。| [[DM22-EX2]]で登場した[[水]]/[[闇]]の[[ゴッド]]/[[オリジン]]。 [[cip]]もしくはターン開始時に[[手札交換]]し、[[墓地]]に[[クリーチャー]]が3体以上あれば[[コスト]]5以下の[[ゴッド]]か[[オリジン]]を[[リアニメイト]]しつつ、その場合には[[自壊]]の[[デメリット]]が発生する。 リアニメイトは任意だが、手札交換が強制である点には注意。 -過去に[[【メルゲループワンショット】]]が早期無限[[墓地肥やし]][[コンボデッキ]]として問題を起こしたにもかかわらず新たに登場した早期墓地肥やしコンボである。通常の[[青黒赤]]基盤の[[【墓地ソース】]]でこのカードを使う場合フィニッシュは最速でも4ターン目となるため、この程度の速度なら問題ないと公式に判断されたのだろうか。 --発売前の時点からそのままの効果だと危険すぎると話題になっている。自身の種族にゴッドやオリジンを含んでいたのがミス、能力で[[《魔龍バベルギヌス》]]風に自身を除く対策をしていなかったのがミス、[[自壊]]があるのがミス(そもそも[[自壊]]がないか、山札の一番下送りであるべき)など、原因と対策の考察および暴れないための[[エラッタ]]が噂されている。MTGの[[《精神の願望/Mind's Desire》>http://mtgwiki.com/wiki/%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E3%81%AE%E9%A1%98%E6%9C%9B/Mind%27s_Desire]]のように、対戦で使われる前に禁止カードとしてしまう説も。 ---効果の公開だけで正常な対戦環境を損なわせる懸念をされたデュエマでの前例には[[《♪面白き こともなき墓地を 面白く》]]がある。 -『サガ』の名を持つカードの4枚目にして、初の非[[クリエイター]]。また2色の組み合わせが元となった[[ゴッド]]1体([[《究極神アク》]])と完全に被っているのも『サガ』としては初。 **無限[[墓地肥やし]] [#ib2524c6] 「《絶望神サガ》以外の」という指定がなく、[[殿堂入り]]でもないため、「自分の墓地にクリーチャーが3体以上あれば」を満たしていれば、簡単に早期無限[[墓地肥やし]]ができる。 +バトルゾーンにある《絶望神サガ》(A)が、[[出た時>cip]]または[[自分のターンのはじめ>ターン開始ステップ]]で誘発した[[手札交換]]の効果を使い、墓地に他の《絶望神サガ》がないなら《絶望神サガ》を、あるなら適当なカードを捨てる。 +墓地にある《絶望神サガ》(B)をバトルゾーンに出し、そうしたら《サガ(A)》が[[自壊]]する。 +《サガ(B)》の[[cip]]で1.と同じことをする [[《生命と大地と轟破の決断》]]などで[[《百発人形マグナム》]]と《絶望神サガ》を同時に出しても可能。 +《絶望神サガ》→[[《百発人形マグナム》]]の順番で出すと、《サガ》の[[cip]]と《マグナム》のペナルティが1ずつ[[待機]]される。 +《マグナム》のストックを0にして《サガ》を破壊する。 +《サガ》のストックを0にして墓地にいる《サガ》自身を出す。[[自壊]]のデメリットは、破壊を受ける対象がバトルゾーンにいないので破棄される。 +《サガ》が踏み倒しで出たことでストック状況が1.に戻る。 ***3ターンキル [#vf79b74b] 要求値は高いが、3ターンキルも可能。 +2ターン目までに[[《戦略のD・H アツト》]]や[[《氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン》]]などで[[墓地]]にクリーチャーを2体落とす。 +上のループを、3ターン目に召喚した《絶望神サガ》の[[cip]]で開始する。 +[[手札交換]]で、手札に[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]、墓地に[[《黙示賢者ソルハバキ》]]を確保しつつ、山札を残り1枚になるまで削る。《ソルハバキ》で回収できるので《DOOM》はマナゾーンでも可。 +《サガ》の効果で《ソルハバキ》を出し、アンタップマナを生成、1マナで《DOOM》を召喚。 +[[メテオバーン]]で[[《一なる部隊 イワシン》]]を墓地に置いて[[《水上第九院 シャコガイル》]]を出す。《イワシン》解決時に《シャコガイル》が誘発。 **対策 [#b390090d] 《絶望神サガ》は1ターン目に[[《ロスト・ウォーターゲイト》]]、2ターン目に[[《戦略のD・H アツト》]]と、3ターン目のループ開始までに手札を整えるターンが存在しターン目にループ開始も現実的であるため、メタカードは2ターン目終了までに立てる軽さが求められる。 #region2(無変更で登場した場合の対策){{ 無限墓地肥やしは最速で先攻3ターン目に実現可能で、それに対しては1〜2ターン目に対策を打たなければならない。 例えばコスト1の[[《とこしえの超人》]]、コスト2帯に[[《若き大長老 アプル》]]による[[墓地利用メタ]]、[[cip]]も発動できないタイプの[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]や[[《検問の守り 輝羅》]]といった[[コスト踏み倒しメタ]]、[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]や[[《リツイーギョ #桜 #満開》]]のような大量展開メタが該当する。 一応[[《堕呪 ブラッドゥ》>《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》]]や[[《埋め立てロボ・コンクリオン》]]の墓地リセットで「墓地にクリーチャーが3体」の妨害も可能ではあるが、相手が5マナ溜まった時点で2マナ手札交換+3マナ《サガ》で始動できてしまうため対策としての効力は小さい。 //とはいえこれらの軽量メタカードは軽量除去カードによってメタられやすく、《ブラッドゥ》などもループパーツが少ないことから、墓地リセットの影響はさして大きくなく、キルターンを遅らせる作用しかない。[[クリーチャー]]であれば[[《爆撃男》]]で下準備のついでに処理されてしまう可能性すらある。 //しかしその内[[《若き大長老 アプル》]]は[[《爆撃男》]]でループのついでに除去されるし、《堕呪 ブラッドゥ》はキルターンを遅らせる作用しかない。 //アプル立ってるとループせんが? 現実的なのは[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]や[[《リツイーギョ #桜 #満開》]]といった早期の除去が比較的難しいカードを使用することだろう。 }} **関連カード [#card] -[[《創造神サガ》]] -[[《破壊神サガ》]] -[[《ミノガミ <サガ.Star>》]] **[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] -[[DM22-EX2]] '''[[オリジン]]が塗り替えた歴史において、[[五龍神]]同様に厄介な存在は[[ゴッド]]であった。彼らは自分たちのルーツでもある「[[サガ>《創造神サガ》]]」を[[ゴッド]]とすることで、かろうじて自分たちが世界創世の正統な後継者であるように偽っていたのだった。&br;[[ミスティ>《サファイア・ミスティ》]]・レポート 第七章『偽りの神について』より''' **収録セット [#pack] -illus.[[Kotakan]] --[[DM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」>DM22-EX2]](21/75) **参考 [#reference] -[[青黒]] -[[ゴッド]] -[[オリジン]] -[[cip]] -[[ターン開始ステップ]] -[[手札交換]] -[[リアニメイト]] -[[自壊]] &tag(クリーチャー,水文明,闇文明,青黒,2色,多色,コスト3,ゴッド,オリジン,パワー3000,cip,ターン開始時,出た時または自分のターンのはじめ,手札交換,3体以上,コスト5以下,ゴッドサポート,オリジンサポート,リアニメイト,自壊,R,レア,Kotakan);