#author("2020-01-26T22:05:49+09:00","","")
#author("2020-01-27T04:31:23+09:00","","")
*《&ruby(えいち){英知};ザクス・コット》 [#e356a15c]

|英知ザクス・コット P 光文明 (4)|
|進化クリーチャー:ライトブリンガー 6500|
|シールド進化:自分のシールドを1つ選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。(裏向きのカードは裏向きのまま、見ないで置く)|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、その下に重ねたカードをすべて自分の手札に加える。こうして「S・トリガー」能力を持つカードを手札に加えた時、それをコストを支払わずに使ってもよい。|

[[DMEX-08]]で登場した[[進化]][[ライトブリンガー]]。

自分の[[シールド]]を重ねて出す[[シールド進化]]と、[[バトルゾーン]]を[[離れる]]ときに[[下>クリーチャーの下]]にある[[カード]]を[[手札]]に加える[[能力]]を持つ[[W・ブレイカー]]。

[[手札]]に加える[[カード]]のうち[[S・トリガー]]はその場で使えるため、この[[クリーチャー]]の[[除去]]が元々の[[シールド]]を[[ブレイク]]したのと同じような感覚となる。

3つ目の能力に目が引かれるが、バトルゾーンに進化元を必要としない[[進化クリーチャー]]であるため即座に[[攻撃]]でき、[[コスト]]4にしては高めな[[パワー]]と[[W・ブレイカー]]もあって、[[ビートダウン]]性能も高い。
[[バトルゾーン]]に[[進化元]]を必要とせず、[[バトルゾーン]]を離れる時にその[[シールド]]だった[[カード]]は[[手札]]に加えられるため、[[ディスアドバンテージ]]になりにくい。
[[シールド]]が減る点以外は目立った欠点のない、安定した性能と言える。

[[S・トリガー]]を使える性能を活かして、擬似的に[[暴発]]させるのもありだろう。とはいえ、この[[クリーチャー]]をわざわざ出してから除去するのは単純な暴発に比べて一手間あるため、なんらかのコンボに組み込むなど差別化を図りたい。


**ルール [#r2e75a43]
-[[《知識と流転と時空の決断》]]や[[《星龍パーフェクト・アース》]]などが持つ『シールドゾーンにあるカードに「S・トリガー」を与える』[[能力]]では、バトルゾーン(進化クリーチャーの下)にあるので効果範囲外である。
--[[《瞬速のアタカマイトβ》]]などは[[ゾーン]]に関係なく[[S・トリガー]]を与えるため使用可能。

-なお、3つ目の能力は「「S・トリガー」を使う」ではなく、「「S・トリガー」能力を持つカードをコストを支払わずに使う」能力であることに注意。「「S・トリガー」能力を持つカードをコストを支払わずに使う」能力の詳細については、[[《サイバー・I・チョイス》]]を参照。

***公式の正式回答と問題 [#r56e3af1]
以下、公式サイトのよくある質問の項にて。

>≪英知ザクス・コット≫が持つ「バトルゾーンを離れる時」の能力は、このクリーチャーが山札、手札などの非公開ゾーンに移動した際にも使うことが出来ますか?
>Q≪英知ザクス・コット≫が持つ「バトルゾーンを離れる時」の能力は、このクリーチャーが山札、手札などの非公開ゾーンに移動した際にも使うことが出来ますか?
Aいいえ、出来ません。墓地、マナゾーンなど、公開ゾーンに移動した場合のみ使用することが出来ます。
(>[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33177/]])。

この正式回答はかなり不審である。このクリーチャーの3つ目に能力は、テキストには「バトルゾーンを離れる時」と書かれてあるが、この回答を見るに、バトルゾーンを離れる前に効果が発生する[[常在型能力]]ではなく、バトルゾーンを離れた時に能力を解決する[[トリガー能力]]だと思われる。だとしたら、おそらく[[解決]]時に非公開ゾーンから手札に加わると、相手に「S・トリガーだった証明ができない=S・トリガーが使えない」できないという理屈も考えられる。しかし、手札というゾーンは「対戦相手からは見えないが自分は見ることのできる、特殊な非公開ゾーン」である。非公開ゾーンへの移動だからS・トリガーは使えないという話になるなら[[ブレイク]]や[[暴発]]などどのような手段でも使えない」ことになってしまう。一応、普通に「S・トリガー」と使う時は手札に''加わる時''に使い、このクリーチャーの能力で「S・トリガー」を持ったカードを使う際はカードが手札に''加わってから''使うというタイミングの違いはあるが、わかりやすいように元の手札と、新たに加わった手札を分けておく裁定にすればにすればいいだけの話である。実際[[DMR-19]]発売直後に、「[[《奇天烈 シャッフ》]]の効果が持続している間は、元々あった手札と新たに加えられた手札を分ける」という裁定も一時期あった。

「バトルゾーンを離れる時」と書いてあるのに、墓地かマナゾーンに置かれる時にしか効果が発生しないというのはいささか腑に落ちない話であり、多くのプレイヤーに混乱を招きかねない。



そもそも
非公開ゾーンから手札への移動は、
シールドゾーンのカードとクリーチャーの下にある裏向きのカードに何の違いがあるのかが謎である。
-この回答が正しいのであれば、このクリーチャーを[[革命チェンジ]]で手札に戻して能力を使うというプレイングは不可能。

//この回答を見るに「バトルゾーンを離れる時」、非公開ゾーンに行ってしまうと下に《ザクス・コット》の下にあったカードの証明できないからだと推測できるが、
//***テキストの不備 [#r77f16a4]
//トリガー能力であるにも関わらず、「離れた時」ではなく「離れる時」なのは、バトルゾーンを離れてからでは「その下に重ねたカード」が参照されないと判断されたからだと推測される。しかし、もしそうだとしても、トリガー能力を解決する時は、その解決時の状態(バトルゾーンを離れた状態)を参照するため、どのみちこれがどのゾーンに置かれても「S・トリガー」能力を持つカードを使うことはできなくなってしまう。これはテキストミスと言わざるを得なく、[[《ジャババ・ハット》]]のようにバトルゾーンを離れる直前の状態を参照するテキストにするべきだろう。[[《フレデリック・ショーイン》]]にも同じことが言える。また、「バトルゾーンを離れる時」と書いてあるのに、墓地かマナゾーンに置かれる時にしか効果が発揮されないというのもおかしな話である。

**その他 [#jab1d093]

-なんと、このカードの登場によって[[クロスギア]]や[[フィールド]]、[[オーラ]]などが進化元にできるようになった。これまで、[[クリーチャー]]か[[呪文]]、その他特殊タイプが[[禁断]]のカードしか進化元にできなかったため、裏向きの状態とはいえ、これらも進化元にできるようになったのは快挙であろう。
--[[要塞化]]している[[城]]は、[[《煌世主 サッヴァーク†》]]の挙動から、下のシールドと束ねて、まるごと《ザクス・コット》の下に移動すると思われる。(''要確認'')

-また、[[《ガチャレンジ ガチャロボ》]]の[[超無限GR進化]]に並び、初のカードを[[裏向き]]にした状態で進化できるカードである。

-[[シールド進化]]とは過去に没になった特殊進化である。>[[ブロッカー進化]]

**関連カード [#ib778292]
-[[《サイバー・I・チョイス》]]
-[[《霊流星バルファート》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#fa572a60]
-[[DMEX-08]]&br;'''アブソリュートリー! ― 英知ザクス・コット'''

**収録セット [#y45266f0]
-illus.[[ikeda_cpt]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](5/???)

**参考 [#f0ee56de]
-[[ライトブリンガー]]
-[[シールド進化]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[離れる]]
-[[クリーチャーの下]]
-[[回収]]
-[[S・トリガー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[使う]]


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