#author("2021-08-02T05:15:27+09:00","","")
#author("2021-08-04T12:35:05+09:00","","")
*《&ruby(ギャラクシースピア){超銀河槍}; &ruby(ジ){THE}; &ruby(エンド){END};》 [#x2eec896]

|超銀河槍 THE END P 火文明 (8)|
|クロスギア:ナイト/サムライ|
|クロスギア:このカードをバトルゾーンに置く。クリーチャーにクロスするには、このカードのコストをもう一度支払う。そのクリーチャーが離れても、このカードは残る。|
|これをクロスしたクリーチャーのパワーを+9000し、「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)|
|これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、それよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。その後、相手のシールドを1つブレイクする。|

[[DMEX-16]]で登場した[[火]]の[[ナイト]]/[[サムライ]][[クロスギア]]。

[[クロス]]した[[クリーチャー]]に+9000のパワーと[[パワード・ブレイカー]]を与え、更に[[アタックトリガー]]でパワー未満の[[火力]]と1ブレイクを放つ。
能力は端的に言うなら、[[パンプアップ]]と[[打点]]補強、[[アタックトリガー]]による相手のクリーチャー1体への[[火力]]を放つ。

このサイズの[[クロスギア]]になると汎用性は皆無で、いかにして[[コスト]]を支払わず運用するかに焦点を当てて考察する必要がある。
まず、能力の強弱の前にコストの重さが難点で、馬鹿正直にコストを支払って[[ジェネレート]]と[[クロス]]をするのは合計16コストもかかるので愚の骨頂。[[コスト踏み倒し]]で運用することを前提で運用の考察する必要がある。

同パックに収録されている[[《ハートフ・ルピア》]]とは組み合わせて使うことを想定されていると考えられる。
[[クロス]]するとコスト5でパワー14000の[[ブロックされない]][[T・ブレイカー]][[スピードアタッカー]]が、[[アタックトリガー]]で13999[[火力]]と1ブレイクを放つ、と高性能なアタッカーにはなるが、実際には[[《ハートフ・ルピア》]]の踏み倒しには運要素が絡む。
《ハートフ・ルピア》の[[cip]]で捲れれば、コスト5でパワー14000の[[アンブロッカブル]]&[[T・ブレイカー]]&[[スピードアタッカー]]&[[アタックトリガー]]で13999[[火力]]と1ブレイク、と[[コスト論]]的に破格の[[スペック]]なるが、[[《ハートフ・ルピア》]]の踏み倒しには運要素が絡んでしまう。

他には[[《ボルベルグ・勝利・ドラゴン》]]ならパワー18000のQ・ブレイカーとなり、攻撃時のブレイクで相手のシールドを1枚ブレイクできるのと合わさって初期値の5つシールドを全壊できる。
また、コスト論的に破格のスペックと言っても、今や最速3ターン目に[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]または[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]から[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]を踏み倒して、確定バウンス効果と5打点を生み出せることを考えれば、コスト5で[[火力]]と4打点止まりは相対的に霞んで見える[[スペック]]である。

しかし、《勝利・ドラゴン》クラスの大型クリーチャーでないと、[[パワード・ブレイカー]]を相手の[[シールド]]を全損させるほど成長させることは難しい。
しかも攻撃時のシールドブレイクが''強制''である為、せっかくのパワード・ブレイカーを決める前に[[S・トリガー]]を踏んで除去でもされれば、1打点で終わる。
また、クロス先のクリーチャーが除去されたら新しいクロス先に付替えてやりたいが、クロスにも莫大なマナコストがかかるのでリカバリーもしにくい。

[[《ボルベルグ・勝利・ドラゴン》]]ならパワー18000のQ・ブレイカーとなり、攻撃時のブレイクで相手のシールドを1つブレイクできるのと合わさって初期値の5つシールドを全壊できるが、逆に言えば《ボルベルグ・勝利・ドラゴン》でないと、1ターンで[[パワード・ブレイカー]]を相手の[[シールド]]を全損させるほど成長させることはほぼ不可能。

そもそも[[クロスギア]]自体がプッシュを打ち切られて久しく、そのサポートカードも型落ちとなっている実情がある。このため、大型[[クロスギア]]を踏み倒しながら、更に大型の無料[[クロス]]持ちクリーチャーを用意するということは非常に困難。

そうなると上述の[[《ハートフ・ルピア》]]などの小型~中型クリーチャーに[[クロス]]することになるが、そうしても得られるブレイク数は[[T・ブレイカー]]か[[Q・ブレイカー]]という中途半端な数値であり、そこまでかけた手間暇に釣り合うかと言われたら微妙。[[《超銀河剣 THE FINAL》]]のようなワンショットキルのロマンも無い。
そうなると上述の[[《ハートフ・ルピア》]]などの小型~中型クリーチャーに[[クロス]]することになる。パワー3000以上のクリーチャーにクロスすれば、実質[[Q・ブレイカー]]に加え、攻撃した次のターンには攻撃時のシールドブレイクも合わせて、[[ダイレクトアタック]]まで持ち込めるが、そこに至るまでの手間暇に釣り合わないのは明白である。[[《超銀河剣 THE FINAL》]]で[[暴発]]を狙った方がまだロマンがある。

しかも攻撃時のシールドブレイクが''強制''である為、せっかくのパワード・ブレイカーを決める前に[[S・トリガー]]を踏む恐れがある。
また、除去されたら新しいクロス先に付替えてやりたいが、クロスにも莫大なマナコストがかかるのでリカバリーしにくい。
今後、[[クロスギア]]というギミックが再フィーチャーされてサポートが充実し、かつ余程このカードとぴったり噛み合う性能を持った新規カードが登場しない限り活躍は厳しいだろう。[[《ハートフ・ルピア》]]を使うデッキなら、[[《超銀河剣 THE FINAL》]]を仕込めなかった際のサブプランとしてはそこまで悪くないか。

今後、[[クロスギア]]というギミックが再フィーチャーされてサポートが充実し、かつ余程このカードとぴったり噛み合う性能を持った新規カードが登場しない限り活躍は厳しいだろう。

-一番下のテキストのブレイク効果の発生源はこのクロスギアであるため、[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]などの[[シールド焼却]]を持ったクリーチャーにクロスしてもシールド焼却を行うことはできない。
//《竜装 ムシャ・レジェンド》と《ボルシャック・大和・ドラゴン》から推測しただけなので違った場合訂正をお願いします。

-[[《星龍の記憶》]]などでこのカードに[[S・トリガー]]を与えても、コストを支払わずにクロスはできない。タダでクロスするには「[[S・トリガーX]]」という能力である必要がある。

-イラストではドラゴンタイプのクリーチャーが[[《超銀河弾 HELL》]]に描かれた物と同じ槍を装備しているものになっている。《HELL》を放っていた槍がクロスギア化したものなのだろうか。装備しているクリーチャーも《HELL》に描かれたドラゴンによく似ているが、このクリーチャーはカード化されておらず、《HELL》を背景ストーリーで使用したのは、[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]である。

-効果は、ブレイク数を(良い意味でも悪い意味でも)ゲームにおける最大値まで拡張する[[《超銀河剣 THE FINAL》]]と、割り振り[[火力]]の後に破壊した数[[シールド焼却]]する[[《超銀河弾 HELL》]]の面影がある。
--しかし、《超銀河槍 THE END》ではパワー2500以下の小型に[[クロス]]した場合は[[パワード・ブレイカー]]でも2つブレイクにしかならず、《超銀河剣 THE FINAL》とは違いクリーチャーにもシールドにも単体にしか触れず、シールド焼却もなくなる、といろいろな面で抑圧された性能となっている。

-一応[[ナイト]]なので[[ナイト・マジック]]を起動できる。[[クロスギア]]主体のデッキに[[ナイト]]呪文を混ぜることはほぼ無いので、本当に一応レベルの話だが。
また初の[[ナイト]][[クロスギア]]であるため、[[《邪眼皇アレクサンドルIII世》]]の能力の範疇にもある。

**関連カード [#ze402c2f]
-[[《超銀河剣 THE FINAL》]]
-[[《超銀河弾 HELL》]]
//**[[フレーバーテキスト]] [#z1a84a15]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#c7311e7c]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DMEX-16 「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」>DMEX-16]](41/100)

**参考 [#y7ecf13d]
-[[クロスギア]]
-[[ナイト]]
-[[サムライ]]
-[[パンプアップ]]
-[[パワード・ブレイカー]]
-[[付与]]
-[[アタックトリガー]]
-[[パワー]]
-[[火力]]

&tag(クロスギア,火文明,赤単,単色,コスト8,ナイト,サムライ,パンプアップ,パンプアップ+9000,パワード・ブレイカー付与,アタックトリガー付与,火力,除去,破壊,効果ブレイク,P,レアリティなし,RUI MARUYAMA);