#author("2021-09-10T02:36:34+09:00","","")
#author("2021-09-10T19:20:32+09:00","","")
*《&ruby(ギャラクシースピア){超銀河槍}; &ruby(ジ){THE}; &ruby(エンド){END};》 [#x2eec896]

|超銀河槍 THE END P 火文明 (8)|
|クロスギア:ナイト/サムライ|
|クロスギア:このカードをバトルゾーンに置く。クリーチャーにクロスするには、このカードのコストをもう一度支払う。そのクリーチャーが離れても、このカードは残る。|
|これをクロスしたクリーチャーのパワーを+9000し、「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)|
|これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、それよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。その後、相手のシールドを1つブレイクする。|

[[DMEX-16]]で登場した[[火]]の[[ナイト]]/[[サムライ]][[クロスギア]]。

能力は[[パンプアップ]]と[[打点]]補強、[[アタックトリガー]]での単体[[火力]]をクロス先に与える。
全体的に[[《竜装 シデン・レジェンド》]]の大型版というべきスペックである。


まず、能力の強弱の前にコストの重さが難点。
コストを支払って[[ジェネレート]]と[[クロス]]をするのは合計16コストもかかってしまい、[[王来篇]]はもちろんのこと、[[戦国編]]はおろか[[転生編]]の時代から見ても現実的な運用方法ではない。[[コスト踏み倒し]]で運用することを前提で運用の考察する必要がある。

同パックに収録されている[[《ハートフ・ルピア》]]とは組み合わせて使うことを想定されていると考えられる。
《ハートフ・ルピア》の[[cip]]で捲れれば、コスト5でパワー14000の[[スピードアタッカー]]&[[アンブロッカブル]]&[[T・ブレイカー]]&[[アタックトリガー]]で14000未満[[火力]]と1ブレイク、と[[コスト論]]的に破格の[[スペック]]なる。
ただし、[[《ハートフ・ルピア》]]の踏み倒しには運要素が絡んでしまう。

しかも攻撃時のシールドブレイクが強制であるため、せっかくのパワード・ブレイカーを決める前に[[S・トリガー]]を踏んで除去でもされれば、1打点で終わるのが難点。
また、クロス先のクリーチャーが除去されたら新しいクロス先に付替えてやりたいが、クロスにも莫大なマナコストがかかるのでリカバリーもしにくい。


[[《ボルベルグ・勝利・ドラゴン》]]ならパワー18000のQ・ブレイカーとなり、攻撃時のブレイクで相手のシールドを1つブレイクできるのと合わさって初期値の5つシールドを全壊できる。
逆に言えば、《ボルベルグ・勝利・ドラゴン》以外で1[[ターン]]で相手の[[シールド]]を全壊させるまで成長させるのはのは難しい。

そもそも[[クロスギア]]自体がプッシュを打ち切られて久しく、そのサポートカードも型落ちとなっている実情がある。このため、大型[[クロスギア]]を踏み倒しながら、更に大型の無料[[クロス]]持ちクリーチャーを用意するということは非常に困難。

そうなると上述の[[《ハートフ・ルピア》]]などの小型~中型クリーチャーに[[クロス]]することになる。パワー3000以上のクリーチャーにクロスすれば、実質[[Q・ブレイカー]]に加え、攻撃した次のターンには攻撃時のシールドブレイクも合わせて、[[ダイレクトアタック]]まで持ち込める。[[《超音速 レッドゾーンNeo》]]や[[《カダブランプー》]]で連続攻撃するのも良い。だが、合計16コストかける価値が無いのは明白であり、[[コスト踏み倒し]]するなら[[《超銀河剣 THE FINAL》]]で[[暴発]]を狙った方がまだロマンがある。

今後、[[クロスギア]]というギミックが再フィーチャーされてサポートが充実し、かつ余程このカードとぴったり噛み合う性能を持った新規カードが登場しない限り活躍は厳しいだろう。

[[《ハートフ・ルピア》]]で[[《超銀河剣 THE FINAL》]]などを使うデッキでも、サブプランに《超銀河槍 THE END》を採用することは少ない。どちらかといえば[[《ドラム・スピリット》]]を採用し、[[《超銀河剣 THE FINAL》]]がめくれなかった場合でも[[《ハートフ・ルピア》]]で[[タップ能力]]を起動することで[[cip]]の再チャレンジを試みて、メインプランの補強をすることがメジャーな構築である。
[[《ハートフ・ルピア》]]を使うデッキなら、[[《超銀河剣 THE FINAL》]]を仕込めなかった際のサブプランとしてはそこまで悪くないか。

//どちらかといえば[[《ドラム・スピリット》]]を採用し、[[《超銀河剣 THE FINAL》]]がめくれなかった場合でも[[《ハートフ・ルピア》]]で[[タップ能力]]を起動することで[[cip]]の再チャレンジを試みて、メインプランの補強をすることがメジャーな構築である。
//[[《ドラム・スピリット》]]とは役割違いすぎて比べる対象としては微妙。[[《ドラム・スピリット》]]+THE ENDもありだし。あとハートフ・ルピアにメジャーな構築とかないのでは?環境デッキでもないし。

-久しく登場した[[サムライ]][[クロスギア]]だが上述の理由から、その評価は良質なカードが揃う[[DMEX-16]]の中では最低クラス。
//--一方、先に登場した[[《竜装 シデン・レジェンド》]]は[[パワード・ブレイカー]]や[[火力]]は持たないものの、[[紫電・ドラゴン]]にタダでクロス出来る点が評価され、先に[[S・トリガー]]を踏む危険を考慮されても採用されていた歴史がある。やはり、このカードの評価の低さは[[クロス]]する手間にあったのだろう。
//紫電デッキにサポートとして入れられたあちらとデッキの軸にせざるを得ないこちらを比べても何の結論にもならないかと

-一番下のテキストのブレイク効果の発生源はこのクロスギアであるため、[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]などの[[シールド焼却]]を持ったクリーチャーにクロスしてもシールド焼却を行うことはできない。また、このクロスギアによるブレイクでは[[キリフダッシュ]]を宣言することも不可能。

-[[《星龍の記憶》]]などでこのカードに[[S・トリガー]]を与えても、コストを支払わずにクロスはできない。タダでクロスするには「[[S・トリガーX]]」という能力である必要がある。

-イラストではドラゴンタイプのクリーチャーが[[《超銀河弾 HELL》]]に描かれた物と同じ槍を装備しているものになっている。《HELL》を放っていた槍がクロスギア化したものなのだろうか。装備しているクリーチャーも《HELL》に描かれたドラゴンによく似ているが、このクリーチャーはカード化されておらず、《HELL》を背景ストーリーで使用したのは、[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]である。

-効果は、ブレイク数を(良い意味でも悪い意味でも)ゲームにおける最大値まで拡張する[[《超銀河剣 THE FINAL》]]と、割り振り[[火力]]の後に破壊した数[[シールド焼却]]する[[《超銀河弾 HELL》]]の面影がある。
--しかし、《超銀河槍 THE END》ではパワー2500以下の小型に[[クロス]]した場合は[[パワード・ブレイカー]]でも2つブレイクにしかならず、《超銀河剣 THE FINAL》とは違いクリーチャーにもシールドにも単体にしか触れず、シールド焼却もなくなる、といろいろな面で抑圧された性能となっている。

-[[ナイト]]の[[クロスギア]]は史上初。クリーチャーではないが、[[ナイト・マジック]]や[[《邪眼皇アレクサンドルIII世》]]の能力の範疇にもある。尤も、[[クロスギア]]主体のデッキに[[ナイト]]呪文を混ぜることはほぼ無い。


**関連カード [#ze402c2f]
-[[《超銀河剣 THE FINAL》]]
-[[《超銀河弾 HELL》]]
-[[《超銀河竜 GILL》]]

-[[《竜装 シデン・レジェンド》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#z1a84a15]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#c7311e7c]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DMEX-16 「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」>DMEX-16]](41/100)

**参考 [#y7ecf13d]
-[[クロスギア]]
-[[ナイト]]
-[[サムライ]]
-[[パンプアップ]]
-[[パワード・ブレイカー]]
-[[付与]]
-[[アタックトリガー]]
-[[パワー]]
-[[火力]]

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[[公式Q&A]]
>Q.''《超銀河槍 THE END》''の「これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時」の能力で相手のシールドをブレイクした場合、「キリフダッシュ」は使えますか?
A.いいえ、使えません。''《超銀河槍 THE END》''の効果でシールドをブレイクするのは、''《超銀河槍 THE END》''自身です。攻撃したクリーチャーはシールドをブレイクしていないので、「キリフダッシュ」は使えません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39963]]

&tag(クロスギア,火文明,赤単,単色,コスト8,ナイト,サムライ,パンプアップ,パンプアップ+9000,パワード・ブレイカー付与,アタックトリガー付与,火力,除去,破壊,効果ブレイク,P,レアリティなし,RUI MARUYAMA);