#author("2021-04-19T09:50:29+09:00","","") *《&ruby(ディーツージー){D2G}; ゴッドファーザー》 [#hfb4ea3a] |D2G ゴッドファーザー SR 火文明 (7)| |クリーチャー:フレイム・コマンド/マスター・イニシャルズ 8000| |スピードアタッカー| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルに勝った時、自分のD2フィールドがバトルゾーンにあれば、このクリーチャーをアンタップする。| [[DMR-21]]で登場した[[火]]の[[フレイム・コマンド]]/[[マスター・イニシャルズ]]。 [[スピードアタッカー]]と[[W・ブレイカー]]に、[[バトル]]に勝った時に自分の[[D2フィールド]]があれば、自身を[[アンタップ]]する[[能力]]を持つ。 その[[スペック]]は[[革命ファイナル]]に登場したカードとしては低いと言わざるを得ない。[[D2フィールド]]がなければこのクリーチャーは、ただの[[スピードアタッカー]]の[[W・ブレイカー]]でしかなく、[[D2フィールド]]があっても[[《無限掌》]]の効果が追加されるだけである。 一応、[[《Dの炎闘 アリーナ・カモーネ》]]と[[デザイナーズコンボ]]が形成されており、あちらの[[Dスイッチ]]と組み合わせると、[[パワー]]8000未満の[[クリーチャー]]を一掃しつつ、[[シールド]]も[[ブレイク]]していくことができる。 [[制圧]]力に特化した[[コンボ]]であり、[[バトルゾーン]]と[[シールド]]を削っていけばそれだけで勝利に近づくことができるだろう。 ただし、このコンボだけで相手のシールドが5つある状態から[[ダイレクトアタック]]まで持ち込もうと思えば相手のパワー8000未満のクリーチャーが5体いて、さらに相手の[[S・トリガー]]などが発動しなかった時に限る。 前提として[[バトル]]に勝つ必要があり、[[パワー]]8000では[[フィニッシャー]]級の大型[[クリーチャー]]に太刀打ちできないのが非常に痛い。 また、そもそも相手が[[クリーチャー]]を並べてこなければこの[[クリーチャー]]の[[バトル]][[能力]]を活かしきることができないのも難点。 他の[[マスター・イニシャルズ]]と比べると[[相手依存]]の傾向がある[[コンボ]]であり、相手の出方次第では理想的なフィニッシュ手段に持ち込むことができなくなる。 -安定さを求めるなら[[バトル]]時の[[パワー]]を底上げする[[《業火の禁断エリア》]]と相性が良く、17999未満の[[タップ]]している[[クリーチャー]]を薙ぎ倒せる。 -[[《Dの炎闘 アリーナ・カモーネ》]]と組む場合は[[S・トリガー]]が致命的なため、[[色]]の合う[[S・トリガー獣]]封じである[[《単騎連射 マグナム》]]を採用したい。 -[[《Dの炎闘 アリーナ・カモーネ》]]の他には[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]と相性が良い。[[シールド]]は[[ブレイク]]できないが、[[Dスイッチ]]からの[[スピードアタッカー]]で相手の[[クリーチャー]]を一掃できる点は一致し、その上でこの[[クリーチャー]]が[[無限ブロッカー]]になる。 -[[《ワンダーチューン・MOTORS》]]と組み合わせると、[[パワー]]を13000に底上げしつつ[[バトル]]の度に[[ドロー]]と[[墓地肥やし]]を行うことが可能。ただし、そちらの[[パンプアップ]]は[[バトル]]中だけなので、残念ながら[[《砕神兵ガッツンダー》]]の様に[[パンプアップ]]が蓄積することはない。 -7[[コスト]]の[[フレイム・コマンド]]でもあるため、[[《爆裂のイザナイ ダイダラ》]]の[[光臨]]による[[リクルート]]が可能。発動タイミングの関係上[[スピードアタッカー]]は完全に腐ってしまうが、そればかりは仕方がないだろう。 -[[《D2S 皇帝ワルスラ》]]とは相性最悪。[[パワー]]の低い[[ワルスラ>【ワルスラ】]]シリーズはこの[[クリーチャー]]にとってカモにしかならないのだが、[[《D2S 皇帝ワルスラ》]]が[[召喚]]されてしまうと一転して[[攻撃]]できなくなってしまう。 -[[【ヘブンズ・ゲート】]]なども天敵。巨大[[パワー]]の[[ブロッカー]]が簡単に登場するため、この[[クリーチャー]]が身動きできなくなってしまう。 **比較対象 [#c695207c] 似たような[[無限アタッカー]]を持つ[[クリーチャー]]として挙げられるのは以下。 |[[《エヴォル・ドギラゴン》]]|[[進化元]]に[[火]]の[[クリーチャー]]を必要とするが、[[コスト]]が1少なく[[パワー]]がこちらの2倍弱ある。| |[[《超熱血 フルボコ・ドナックル》]]|[[進化元]]に[[ドラゴン]]を必要とするが、[[コスト]]が1少なく[[シールド]]を[[ブレイク]]する枚数が[[《Dの炎闘 アリーナ・カモーネ》]]の倍である。| |[[《超竜アバレ・ムゲン》]]|[[進化元]]に[[ハンター]]を必要とするが、[[《Dの炎闘 アリーナ・カモーネ》]]に近い[[能力]]を自前で持つ。| |[[《横綱 義留の富士》]]|[[スピードアタッカー]]がなく[[パワー]]も1000低いが、[[D2フィールド]]を必要としない上に[[コスト]]5の[[超次元]][[呪文]]から呼び出せる。| |[[《ガイアール・アバレ・カイザー》]]|[[スピードアタッカー]]がなく[[パワー]]も1000低いが、[[D2フィールド]]を必要としない上に「[[ハンター]]が[[攻撃]]して[[バトル]]に勝つ事」が[[アンタップ]]の条件になっている。| |[[《ドープ “DBL” ボーダー》]]|素の[[パワー]]はこちらの半分だが、[[コスト]]が4と軽く[[バトル]]に勝つことで大幅に[[パンプアップ]]する上に、[[除去]][[耐性]]まで持つ。| |[[《オラマッハ・ザ・ジョニー》]]|コストは1重いが、パワーが13000あって、[[マスター・マッハファイター]]によって単体で[[アンタップ]]クリーチャーをもなぎ倒しながらシールドをブレイクしていける。| これらはすべて[[D2フィールド]]を必要としないため、[[D2フィールド]]があって[[無限アタッカー]]になる《D2G ゴッドファーザー》と比べると安定性が高い。 特に[[《エヴォル・ドギラゴン》]]と[[《超熱血 フルボコ・ドナックル》]]は[[進化クリーチャー]]であるが、その分[[カードパワー]]が高く突破力はかなり高い。 また、[[ブロッカー]]相手なら[[バトル]]するまでもなく一掃できる[[《熱血龍 GENJI・XXX》]]も同[[コスト]]に存在する。 これらの事から《D2G ゴッドファーザー》を活躍させるには[[非進化]]かつ[[スピードアタッカー]]である点を活かさなければ難しいだろう。 幸いにも[[D2フィールド]]を除けば[[種族]]、[[文明]]の縛りがほぼ無いため、[[デッキ]]構成の際の[[カードプール]]は比較的広い。 **その他 [#f9e18a17] -[[コスト]]に対しての[[パワー]]の低さ、[[S・トリガー]]に引っかかって形勢逆転、[[D2フィールド]]を[[展開]]できなければただの[[重い]][[スピードアタッカー]]、などの不安な要素が強いことから[[プレイヤー]]からは[[ハズレア]]・カスレアと言われてしまう憂き目に遭っている。 --シングル市場では、初動価格が[[スーパーレア]]にあるまじき数値をたたき出し、そこからもさらに右肩下がりが続いた。ついには、高額カードで有名だった[[《ニコル・ボーラス》]]の約163分の1程度まで下がったことから、「1ニコル=163ゴッドファーザー」とまでネタにされた。 -こんな[[スペック]]ではあるが、デュエマ初期の環境で活躍していた[[《ツインキャノン・ワイバーン》]]の[[上位互換]]である。しかし、一躍したことがあるとはいえ、[[《ツインキャノン・ワイバーン》]]はこの[[カード]]が登場した13年前から存在する[[カード]]である。そのような[[カード]]にスペックで勝ったところで、何の自慢にもならないだろう。 [[D2フィールド]]がなければ[[《ツインキャノン・ワイバーン》]]に[[パワー]]を1000足しただけのスペックであり、[[D2フィールド]]があっても[[《無限掌》]]の[[効果]]が加わるだけ。13年にわたる[[インフレ]]の重みがほとんど感じられない。 -[[デュエマ]]の関係者大会では[[Deadman]]がなんとこの[[カード]]を4枚投入した[[赤単]][[デッキ]]を使用し、[[テック団]]チーム(Deadman、[[ヘレン]]役の冨岡美沙子氏、演出家の伊藤史夫氏)を見事優勝に導いている。 -名前の由来は、言うまでもなくマフィア映画の傑作として知られる「ゴッドファーザー」だろう。 -アニメ「VSRF」では[[アリ・カモーネ]]が使用。[[《Dの炎闘 アリーナ・カモーネ》]]の[[Dスイッチ]]を使い、[[《爆竜 バトラッシュ・ナックル》]]と[[《一撃奪取 トップギア》]]を[[バトル]]で[[破壊]]したが、[[S・トリガー]]の[[《イフリート・ハンド》]]で[[破壊]]される。 -[[背景ストーリー]]では、"G"のイニシャルの称号を与えられた[[マスター・イニシャルズ]]。[[《Dの炎闘 アリーナ・カモーネ》]]に突入してきた[[テック団]]と戦う。途中で[[Dスイッチ]]をオンにし、彼らの得意戦法の二択ができないほどに追い詰めた。 **関連カード [#s51633c6] -[[《Dの炎闘 アリーナ・カモーネ》]] -[[《ロビンソン・ジャングルーソ》]] **[[フレーバーテキスト]] [#i2f0b188] -[[DMR-21]] '''クハハハハハ、ワシがなぜ燃える炎闘士と呼ばれているか知っているか?ならば、その眼に焼きつけろ![[デンジャラスイッチ>Dスイッチ]]、オン! ---D2G ゴッドファーザー''' **収録セット [#e3feff67] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[lack]] --[[DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」>DMR-21]] **参考 [#o4417b15] -[[フレイム・コマンド]] -[[マスター・イニシャルズ]] -[[火]] -[[スピードアタッカー]] -[[W・ブレイカー]] -[[D2フィールド]] -[[バトル]] -[[アンタップ]] -[[無限アタッカー]] &tag(クリーチャー,火文明,単色,コスト7,フレイム・コマンド,コマンド,マスター・イニシャルズ,イニシャルズ,パワー8000,スピードアタッカー,W・ブレイカー,バトルに勝った時,D2フィールドサポート,無限アタッカー,SR,スーパーレア,lack);