#author("2021-03-06T17:42:56+09:00","","")
*【ゾンビパルテノンループ】 [#dcc74963]

[[《ゾンビポンの助》]]、[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]、[[《アクア・ティーチャー》]]のコンボと[[山札回復]]札で毎ターン[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]を使い回す[[ループ]]デッキ。[[超次元ゾーン]]や[[超GR]]に依存しないため[[オリジナル]]でも使用可能。

**主要カード [#c7d81424]
|[[《ゾンビポンの助》]]|ループパーツ|
|[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]|~|
|[[《アクア・ティーチャー》]]|~|
|[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]|[[フィニッシャー]]。相手を毎ターンロックする|

**その他有力カード [#g6312abd]
|[[《アクア忍者 ライヤ》]]|手札を減らさずに、バトルゾーン[[着地]]回数を稼ぐ|
|[[《永遠の少女 ワカメチャ》]]|墓地に捨てられた時[[山札回復]]を行う1コスト[[ブロッカー]]|
|[[《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》]]|墓地に捨てられた時[[山札回復]]を行う[[プリン効果]]持ち[[S・トリガー]]|
|[[《堕呪 ゴンパドゥ》]]|[[キーカード]]を持ってくる|
|[[《エマージェンシー・タイフーン》]]|~|
|[[《神出鬼没 ピットデル》]]|[[《永遠の少女 ワカメチャ》]]らを[[ディスカード]]できる|

**[[スノーフェアリー]]候補 [#y7c0a873]
|[[《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》]]|マナブーストを兼ねる[[防御札]]|
|[[《虹色妖精ポミリン/レイニー・アトラス》]]|[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]を[[サーチ]]できるが、その他の主要カードを持って来れない|
|[[《眼鏡妖精コモリ》]]|安定して[[アンタップイン]]の[[マナブースト]]ができる|
//|[[]]||

**概要 [#eb062174]

現在の「[[召喚]]」のルールを悪用したループ。

まず、抑えておきたいのはこの3つ。
-[[《ゾンビポンの助》]]はコスト0の無色なので、コストを支払わずに召喚できる。
-[[《ゾンビポンの助》]]はカードに能力が書かれていない[[バニラ]]である。[[注釈文]]が書かれてあるが、これは能力ではない。
-[[召喚]]は、バトルゾーンに出せない状態でもクリーチャーを召喚することはでき、この場合「召喚は成立したがバトルゾーンには出ない」という扱いになる。

+最速2ターン目に[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]を展開する。次のターンに[[《アクア・ティーチャー》]]と他2体の1コストクリーチャーを出して、自分のクリーチャーをバトルゾーンに出せない状態にする。
+[[スノーフェアリー]]5枚、[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]、[[《神出鬼没 ピットデル》]]、[[《永遠の少女 ワカメチャ》]]又は[[《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》]]が手札にそろうまで[[《ゾンビポンの助》]]を何度も[[召喚]]し、[[《アクア・ティーチャー》]]の効果でドローし続ける。
--補足:現在のルールでは、バトルゾーンに出せない状態のクリーチャーを召喚することはでき、この場合「召喚は成立したがバトルゾーンには出ない」という扱いになる。
召喚した[[《ゾンビポンの助》]]はバトルゾーンに出せすに手札に戻るが、[[《アクア・ティーチャー》]]の[[召喚した時]]能力はトリガーする。
また、[[《ゾンビポンの助》]]は[[カードに能力が書かれていないクリーチャー>バニラ]]である。[[注釈文]]は能力ではないので注意。
+手札にそろえた[[スノーフェアリー]]5体の[[ディスカード]]を代替コストに、[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]を唱える。これにより相手に強力な[[ロック]]をかける。
+[[《神出鬼没 ピットデル》]]で[[《永遠の少女 ワカメチャ》]]又は[[《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》]]を手札から墓地に捨て、[[墓地]]の[[スノーフェアリー]]ごと山札に戻す。
+2.に戻る。これを相手の山札が切れるまで行う。

[[山札回復]]を担えるカードには[[《永遠の少女 ワカメチャ》]]と[[《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》]]の2種類がある。
前者はループ始動のキーパーツとなり、後者はデッキの防御力を強化できる。環境に合わせて枚数を調整すると良いだろう。

**弱点 [#v93398ba]
普通の回り方の場合、[[《奇天烈 シャッフ》]]が十分間に合ってしまい、そうなるとこのデッキにとっては「詰み」となる。

[[コンボ]]パーツを[[手札]]に抱えることが重要なので、2[[コスト]][[ハンデス]]などを連打するデッキにも弱い。主要パーツのコスト域の関係上、[[《ウォズレックの審問》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]は天敵。

手札が良くないと3ターンキルは難しいため、[[【ドギラゴン閃】]]などの3ターンキルを目指す[[【速攻】]]にも若干弱い。

[[【オカルトアンダケイン】]]などの墓地利用デッキは、[[《暗黒鎧 ザロスト》]]や[[《百万超邪 クロスファイア》]]などマナを必要としないクリーチャーを用いてロックを貫通してくるため天敵である。

**対策 [#r64d00c7]

***各種[[カード指定除去]]カード [#pa32e1f7]
[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]をどかす。

***[[《「敬虔なる警官」》]] [#u4e784bc]
[[《アクア・ティーチャー》]]らの召喚を1ターン止めるロックカード。[[《アクア・ティーチャー》]]を先に出されていても[[バウンス]]できる。

***[[《ブラッディ・クロス》]] [#y3ef7c4e]
1コストで相手の山札を2枚墓地に送れるカード。《エンドレス・フローズン・カーニバル》によるロック成立後の数少ない対抗策。
//山札は《神出鬼没 ピットデル》で捨てた2枚のカードが存在するため《雷雲ドワン》では削りきれない

**環境において [#e4d5b0a6]

2021年3月に[[リモートデュエマカップ]]で優勝を果たし、一気にネット上で周知された。

**余談 [#f962fa67]
-[[《フィーバー・ナッツ》]]の能力を利用し[[《ゾンビポンの助》]]の[[召喚コスト]]を1にすることで、ループを阻止できるという意見もあるがこれは誤り。
「ただし、コストは0以下にならない」という文は、あくまでも実際にコストを軽減した場合のみ効果が適用されるとされている([[ソース>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34240/]])。

-かつてのルールでは、「[[召喚した時]]」というのは、「召喚してバトルゾーンに出した時」と同義であり、バトルゾーンに出せない状態にあるクリーチャーは召喚することもできないため、このデッキは成立しなかった。このデッキの誕生によって、多くのプレイヤーが現在の召喚のルールを改めて見直すいい機会になったと言える。

-ループを止まるために作られたはずの[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]が、まさか逆に[[ループ]]パーツに使われるのは何とも皮肉な話である。

-このデッキは2021年3月に周知されたが、[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]と[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]が登場した2020年7月時点で既に構築が可能だった。


**参考 [#s7420446]
-[[ループ]]
-[[召喚]]