#author("2021-03-07T16:57:21+09:00","","") *【ドルゲーザ】 [#md80bd68] [[ドロー]]と[[フィニッシャー]]を兼ねた[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]をメインとした[[デッキ]]。現在は[[【シノビドルゲーザ】]]へと発展しているため、ここで記載しているデッキタイプは過去のものである。 [[シンパシー]]元となる[[アースイーター]]または[[ジャイアント]]を順に展開し、流れるように[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]の[[召喚]]を狙う。 |剛撃戦攻ドルゲーザ SR 水/自然文明 (8)| |クリーチャー:アースイーター/ジャイアント 9000| |シンパシー:アースイーターおよびジャイアント(このクリーチャーを召喚する時支払うコストは、バトルゾーンにある自分のアースイーターまたはジャイアント1体につき1少なくなる。ただしコストは2より少なくならない)| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分のアースイーター1体につき1枚、カードを引いてもよい。その後、バトルゾーンにある自分のジャイアント1体につき1枚、カードを引いてもよい。| |W・ブレイカー| **主要カード [#u2af314a] |[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]|主力 殴り手兼[[ドローソース]]| |[[《フェアリー・ライフ》]]|基本[[マナブースト]]| |[[《霞み妖精ジャスミン》]]|~| **ジャイアントの候補 [#ie09a0ca] |[[《西南の超人》]]|[[ジャイアント]]の[[コスト軽減]]・[[セイバー]]| |[[《西南の超人/断断打つべしナウ》]]|~| |[[《華麗の超人》]]|[[アタックトリガー]]で[[ガチンコ・ジャッジ]]。勝った数だけ[[マナブースト]]| |[[《土隠雲の超人》]]|自身を含む[[シノビ]]を[[サーチ]]| |[[《二角の超人》]]|[[cip]]で[[マナブースト]]と[[マナ回収]]| |[[《仁王の超人》]]|[[cip]]で[[マナブースト]]。ドルゲーザを実質除去に| |[[《自撮の超人》]]|水又は自然のクリーチャーに[[ブロッカー]][[付与]]| |[[《格調の超人》]]|[[cip]]で[[ガチンコ・ジャッジ]]。勝てば[[マナ]]送り| |[[《特攻隊長 鬼流院 刃》]]|相手がクリーチャーを出すたびに[[ガチンコ・ジャッジ]]。勝てば9000[[火力]]| |[[《躍喰の超人》]]|[[マナブースト]]ができる[[S・トリガー獣]]| |[[《奇兵の超人》]]|[[cip]]で[[進化]]を2枚[[サーチ]]| |[[《絢爛の超人》]]|[[マナ爆誕]]の[[準バニラ]]。《ダヴィンチ》の[[進化元]]に| |[[《大喰の超人》]]|[[マナ]]の数字を2か3にする| |[[《ベニジシ・スパイダー》]]|相手が3枚[[ドロー]]したら[[リベンジ・チャンス]]で出せる[[ジャイアント・インセクト]]| |[[《剛撃無双カンクロウ》]]|[[リベンジ・チャンス]]持ちの[[Q・ブレイカー]]| |[[《真実の名 ジャイアント・マック》]]|[[cip]]で[[除去]]と[[コスト踏み倒し]]| |[[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]]|[[アンノウン]]を[[マナゾーン]]から[[召喚]]できるようにする| |[[《剛撃竜騎ヴィレム海舟》]]|[[cip]]で[[ジャイアント]]・[[ドラゴン]]・[[サムライ]]を[[サーチ]]| |[[《甲魔戦攻ギリメギス》]]|[[準バニラ]]だが[[コストパフォーマンス]]は良い| |[[《三つ目の超人》]]|自分の他の[[ジャイアント]]を+5000の[[パンプアップ]]と[[追加ブレイク]]| |[[《別格の超人》]]|相手[[クリーチャー]]が場に出るたび[[ガチンコ・ジャッジ]]で[[マナ送り]]、相手が呪文を唱えるたび[[ガチンコ・ジャッジ]]で2枚ドロー| |[[《罠の超人》]]|[[《ナチュラル・トラップ》]]内蔵の[[S・トリガー獣]]| |[[《激龍剛撃ドン・ドドフェル》]]|自分のターン終了時に[[手札]]を全て[[マナゾーン]]に置き3枚[[ドロー]]| |[[《甘味の超人》]]|[[cip]]で[[マナゾーン]]の[[ドリームメイト]]と[[ジャイアント]]を[[アンタップ]]。自分の他のコスト7以上の[[ジャイアント]]を強化| |[[《鯛焼の超人》]]|マナを4枚[[アンタップ]]| |[[《焼菓子の超人》]]|[[ジャイアント]]全員に[[パワーアタッカー]]と[[スピードアタッカー]][[付与]]| |[[《大樹王 ギガンディダノス》]]|[[オールハンデス]]と大規模な[[攻撃制限>攻撃できない]]をかける大型フシギバース| |[[《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》]]|大型[[マッハファイター]]、呪文側は確定[[マナ送り]][[S・トリガー]]| |[[《剛撃古龍テラネスク》]]|トップから3枚を捲り、好きな数の[[クリーチャー]]を手札補充、残りはマナブースト| |[[《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》]]|[[pig]]で[[マナゾーン]]から[[ジャイアント]]を出す| |[[《真実の大神秘 星飯》]]|[[ソウルシフト]]持ちで[[チャンプブロック]]されない| |[[《大神秘イダ》]]|[[マナ進化]]の軽量[[W・ブレイカー]]| |[[《大神秘アスラ》]]|[[cip]]で[[ドロー]]、[[マナブースト]]、[[シールド追加]]| |[[《スナイプ・モスキート》]]|最軽量[[ジャイアント・インセクト]]。攻撃時に[[マナ回収]]| |[[《デスマッチ・ビートル》]]|2コスト13000、[[ガードマン]]かつ踏み倒しメタの[[ジャイアント・インセクト]]| |[[《優雅なアントワネット》]]|[[ジャイアント]]の[[召喚コスト]]を3軽減し、その後自身を[[マナ送り]]| |[[《電脳鎧冑アナリス》]]|[[自壊]]を伴う[[モード]]で[[手札補充]]か[[マナブースト]]を選べる。| |[[《ナチュラ・スコーピオン》]]|相手又は自身のクリーチャーを[[マナ送り]]する[[S・トリガー獣]]| **アースイーターの候補 [#p38e2788] |[[《スペース・クロウラー》]]|[[ドロー]]補助| |[[《メチャ映えクローラー》]]|[[マナ回収]]| |[[《戦攻のイザナイ アカダシ》]]|[[光臨]]で7マナ以下の[[アースイーター]]を[[リクルート]]| |[[《スベンガリィ・クロウラー》]]|相手を[[タップイン]]| |[[《ガイアクラッシュ・クロウラー》]]|互いの[[マナゾーン]]の[[呪文]]の[[アンタップ]]を封じる| |[[《戦攻竜騎ドルボラン》]]|[[cip]]で[[火力]]と[[バウンス]]を放つ大型| |[[《ソエルボ・クロウラー》]]|ドルゲーザと相性が良い| |[[《ハリケーン・クロウラー/ブレイン・チャージャー》]]|ドロー兼ブースト、クリーチャー面でマナ回収。使い回し可能| **超次元関連 [#x911dbe9] |[[《電流戦攻セブ・アルゴル》]]|中型[[サイキック・クリーチャー]]を出せる[[アースイーター]]| |[[《次元院のヤヌス・クロウラー》]]|[[pig]]で4コスト以下の[[サイキック・クリーチャー]]を出す| |[[《超次元フェアリー・ホール》]]|《セツダン》や《カンクロウ》を出す| |[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|《ランブル》などを出す| |[[《巨人の覚醒者セツダン》]]|[[《超次元フェアリー・ホール》]]から出せる[[ジャイアント]]| |[[《時空の喧嘩屋キル》]]|上の[[覚醒]]前。2体ばら撒いて使う| |[[《時空の役者カンクロウ》]]|[[パワー]]7000以上を出すと[[覚醒]]する[[ジャイアント]]| |[[《時空の賢者ランブル》]]|[[《スペース・クロウラー》]]によって[[覚醒]]しやすい| |[[《激沸騰!オンセン・ガロウズ》]]|《ドルゲーザ》等の[[cip]]を2倍| **このデッキの動かし方 [#b1c70764] 2マナ[[ブースト]]の[[《フェアリー・ライフ》]][[《霞み妖精ジャスミン》]]からスタートし、[[《西南の超人》]][[《華麗の超人》]][[《スペース・クロウラー》]]などを出す。 [[《西南の超人》]]が次の[[ターン]]まで生き残れば、[[シンパシー]]と[[コスト軽減]]で[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]がいきなり出せる。 [[《華麗の超人》]]は[[アタックトリガー]]で大量に[[マナブースト]]できる可能性がある。[[破壊]]されると[[マナゾーン]]に行くので無駄になりにくいのも強みである。 中型の[[ジャイアント]]と[[アースイーター]]が数体並べば、その分[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]の[[スペック]]も跳ね上がる。[[《西南の超人》]]の[[コスト軽減]]も活用すれば、恐ろしい速度で[[クリーチャー]]が展開していく。 [[DM-36]]が発売され、[[超次元]][[呪文]]が現れるとそれを取り入れたタイプも現れた。 5[[マナ]]の状態で[[《超次元フェアリー・ホール》]]から[[《巨人の覚醒者セツダン》]]を呼び出せば次の[[ターン]]には[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]が呼び出せたり、[[シンパシー]]元として優秀な[[《スペース・クロウラー》]]が[[《時空の賢者ランブル》]]の[[覚醒]]条件を満たしてくれるなど、スムーズに新しいギミックを扱うことができた。 また、逆に相手の[[超次元]][[呪文]]に対抗するために[[《封魔ゴーゴンシャック》]]や[[《ガイアクラッシュ・クロウラー》]]を入れたタイプもある。 [[《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》]]を取り入れた型もある。[[《奇兵の超人》]]で2枚[[サーチ]]できるので運用しやすい。[[pig]]で[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]][[《剛撃竜騎ヴィレム海舟》]][[《大樹王 ギガンディダノス》]]が出てくるので、なかなか侮れない強さを持っている。 基本となる動きは[[水]]と[[自然]]のみで完結している。 したがって、サイドカラーに何を持ってくるかで[[デッキ]]の動きにバリエーションを付けやすいのが特徴である。さらに、4[[色]]以上で構成しても[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]の[[ドロー]][[能力]]のおかげで安定性を失いにくい。 入れる[[カード]]によって備わる利点は以下の通り。 ***光 [#wcb3d760] 優良な[[ブロッカー]]や[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]による[[ビートダウン]]への耐性がつき、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]などの相手を[[ロック]]する[[カード]]を投入できる。 ***闇 [#xa08b820] [[除去]]や[[ハンデス]]を撃つことができ、それらを[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]で補充することができる。 強力かつ[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]とマッチした[[《ガンヴィート・ブラスター》]]や[[《魔天降臨》]]を使用できるのも強み。特に[[《魔天降臨》]]は決定力の高いフィニッシュ手段である。 [[【シノビドルゲーザ】]],[[【不死樹ドルゲーザ】]]も多くはこの[[色]]。 ***火 [#d07eda3c] [[火力]]によって[[ビートダウン]]、特に[[【速攻】]]に耐性が付き、[[《無頼勇騎ウインドアックス》]]などの[[ブロッカー破壊]]もふんだんに積めるので突破力も高まる。 [[《マイキーのペンチ》]],[[《チキチキ・JET・サーキット》]],[[《焼菓子の超人》]]によって[[ジャイアント]]を[[スピードアタッカー]]化しワンショットも可能。 [[革命ファイナル]]では[[《激龍剛撃ドン・ドドフェル》]]等有用な[[火]]/[[自然]]の多色ジャイアントが増えたため有力な選択肢に。 [[《西南の超人》]]で[[コスト軽減]]した[[《鯛焼の超人》]]によって2コストで4枚マナを[[アンタップ]]できるため、《ドルゲーザ》で増やした手札を活用して大量展開させることができる利点もある。 ***闇+火 [#c70f14aa] [[《クリムゾン・メガ・ドラグーン》]]や[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]によって、[[自然水火>青赤緑]]構成よりさらに突破力が高まる。それでも[[シンパシー]]元は十分に確保しておきたいが。 [[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]の[[シンパシー]]元になる軽量[[ブロッカー]]、[[《スペース・クロウラー》]]の[[能力]]が強力になるので、4[[色]]にも関わらず安定性は落ちづらい。 ***水+自然(基本構成) [#s6d958cb] 他[[文明]]の強力な[[カード]]をいれることは出来ないが、序盤からより安定した展開がのぞめる。[[《奇兵の超人》]]から[[《大神秘イダ》]]や[[《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》]]等強力な[[進化クリーチャー]]へつないでいくのが基本となり、総じて[[ビートダウン]]や[[進化]][[速攻]]に特化した型になる。 どの[[色]]を入れるかは大体は個人個人の好みの問題であることが多いので、自分に合ったものを入れるといい。 いくら[[シンパシー]]で[[コスト軽減]]できるとはいえ、中型のものが多いので、[[マナブースト]]は必須といえる。 [[【除去コントロール】]]のように粘ってから出してもよいが、この[[デッキ]]は[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]が動き出してから真価を発揮するため、あまりおすすめできない。 ただ、後続の[[カード]]を引いてくることができるため、[[フィニッシャー]]の候補に挙がることもあるだろう。 **このデッキの弱点 [#wd5ceeab] メインカードの[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]は8マナと[[重い]]ことが難点である。 よって、[[コスト軽減]]の[[《西南の超人》]]や、[[シンパシー]]元の[[ジャイアント]]が次々に[[除去]]されてしまうと動きが非常に緩慢になってしまう。また、《ドルゲーザ》を出す前に[[ハンデス]]されても、動きがそこで止まってしまうので苦しい展開となる。 こちらも[[ハンデス]]で対抗するなどの対策を講じたいところである。 **その他 [#g1996fda] -[[戦国編環境]]では一時[[メタゲーム]]に組み込むものの、[[バトルゾーン]]の[[ジャイアント]]に依存するゆえの不安定さ、[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]自体の重さから、それ以降は目立った活躍から遠ざかっている。もっとも中堅デッキとしてはまだまだ有力なので、組み意義は未だにあると言える。 -[[《西南の超人》]]がいる状態ならば、[[《絢爛の超人》]]を2マナで[[マナ爆誕]]で[[召喚]]し、そこから2マナで[[《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》]]、または1マナで[[《真実の大神秘 星飯》]]に[[進化]]させるというプレイが可能。 -[[《大宇宙シンラ》]]や[[《大神秘ハンニャ》]]を楽に採用できるため、[[【クリーチャーコントロール】]]に対してはある程度強め。ただし、自分も損害を受けるため、やや本末転倒の感がある。 -亜種として、[[シノビ]]を加えて練り上げられた[[【シノビドルゲーザ】]]、[[ランデス]][[デッキ]]にドルゲーザを組み入れた[[【ランデスドルゲーザ】]]がある。 -「ドルゲーザには[[《西南の超人》]]が[[必須カード]]だ」という固定概念が数多く見受けられる。ただし、必ずしも[[《西南の超人》]]を採用する必要はなく、最終的に[[デッキ]]から抜ける場合もある。 -[[《魂の呼び声》]]と[[《西南の超人》]]を合わせれば、3→4→5の流れできれいに[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]を呼び出せる。&br;3[[ターン]]目:呼び声を唱える(西南、ドルゲーザ、ジャイアント1体の順番)&br;4ターン目:西南を召喚&br;5ターン目:5マナになったドルゲーザを召喚、3ドロー&br;[[《フェアリー・ライフ》]]に速さでは劣るものの、[[ハンデス]]に引っかからないという大きな利点を持つ。 -[[《戦攻のイザナイ アカダシ》]]などを使って[[アースイーター]]軸で組むことも一応できるが、[[ジャイアント]]の[[シナジー]]が優秀すぎるために、[[ジャイアント]]軸で組まれることが圧倒的に多い。 -[[種族カテゴリ]]の裁定により、[[ジャイアント・インセクト]]も[[ジャイアント]]に含まれるようになり、[[デッキビルディング]]の可能性が広がった。 **参考 [#a02524ac] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/種族デッキ]] -[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]] -[[【シノビドルゲーザ】]] -[[【ランデスドルゲーザ】]] -[[【不死樹ドルゲーザ】]] -[[ジャイアント]] -[[アースイーター]]