【ドルゲーザ】
ドローとフィニッシャーを兼ねた《剛撃戦攻ドルゲーザ》をメインとしたデッキ。【シノビドルゲーザ】等へ発展もしている。
シンパシー元となるアースイーターまたはジャイアントを順に展開し、流れるように《剛撃戦攻ドルゲーザ》の召喚を狙う。
剛撃戦攻ドルゲーザ SR 水/自然文明 (8) |
クリーチャー:アースイーター/ジャイアント 9000 |
シンパシー:アースイーターおよびジャイアント(このクリーチャーを召喚する時支払うコストは、バトルゾーンにある自分のアースイーターまたはジャイアント1体につき1少なくなる。ただしコストは2より少なくならない) |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分のアースイーター1体につき1枚、カードを引いてもよい。その後、バトルゾーンにある自分のジャイアント1体につき1枚、カードを引いてもよい。 |
W・ブレイカー |
主要カード
初動候補
ジャイアントの候補
進化ジャイアント
ジャイアント・インセクト
ジャイアント・ドラゴン
ジャイアント・スノーフェアリー
ジャイアント・ハンター
ジャイアントのサポート
アースイーターの候補
超次元関連
GR関連
このデッキの動かし方
2マナブーストの《フェアリー・ライフ》《霞み妖精ジャスミン》等からスタートし、《西南の超人》《華麗の超人》《雲の超人》《スペース・クロウラー》等を出す。
《西南の超人》が次のターンまで生き残れば、シンパシーとコスト軽減で《剛撃戦攻ドルゲーザ》がいきなり出せる。
《華麗の超人》はアタックトリガーで大量にマナブーストできる可能性がある。破壊されるとマナゾーンに行くので無駄になりにくいのも強みである。
《雲の超人》はcipで山札の上3枚を表向きにしてその中のジャイアントをすべてタップインでマナブーストする。デッキ内のジャイアント比率を上げる必要があるが、強力なマナブーストになりうる。
中型のジャイアントとアースイーターが数体並べば、その分《剛撃戦攻ドルゲーザ》のスペックも跳ね上がる。《西南の超人》等のコスト軽減も活用すれば、恐ろしい速度でクリーチャーが展開していく。
DM-36が発売され、超次元呪文が現れるとそれを取り入れたタイプも現れた。
5マナの状態で《超次元フェアリー・ホール》から《巨人の覚醒者セツダン》を呼び出せば次のターンには《剛撃戦攻ドルゲーザ》が呼び出せたり、シンパシー元として優秀な《スペース・クロウラー》が《時空の賢者ランブル》の覚醒条件を満たしてくれるなど、スムーズに新しいギミックを扱うことができた。
また、逆に相手の超次元呪文に対抗するために《封魔ゴーゴンシャック》や《ガイアクラッシュ・クロウラー》を入れたタイプもある。
《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》を取り入れた型もある。《奇兵の超人》で2枚サーチできるので運用しやすい。pigで《剛撃戦攻ドルゲーザ》《剛撃竜騎ヴィレム海舟》《大樹王 ギガンディダノス》が出てくるので、なかなか侮れない強さを持っている。
基本となる動きは水と自然のみで完結している。
したがって、サイドカラーに何を持ってくるかでデッキの動きにバリエーションを付けやすいのが特徴である。さらに、4色以上で構成しても《剛撃戦攻ドルゲーザ》のドロー能力のおかげで安定性を失いにくい。各文明によって備わる利点は以下の通り。
水+自然(基本構成)
序盤からより安定した展開がのぞめる。《奇兵の超人》から《大神秘イダ》や《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》、《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》等強力な進化クリーチャーを展開していく等ビートダウンや進化速攻が可能。
またDM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」以降のジャイアントプッシュによる名称カテゴリのシナジーを最大限に活かし、40枚ジャイアントで構築する場合もこの構成となることが多い。
光
優良なブロッカーや《Dの牢閣 メメント守神宮》、《Dの光陣 ムルムル守神宮》によるビートダウンへの耐性がつき、《光神龍スペル・デル・フィン》、《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》などの相手をロックするカードを投入できる。
闇
除去やハンデスを撃つことができ、それらを《剛撃戦攻ドルゲーザ》で補充することができる。
強力かつ《剛撃戦攻ドルゲーザ》とマッチした《ガンヴィート・ブラスター》や《魔天降臨》を使用できるのも強み。特に《魔天降臨》は決定力の高いフィニッシュ手段である。
【シノビドルゲーザ】,【不死樹ドルゲーザ】も多くはこの色。
火
火力によってビートダウン、特に【速攻】に耐性が付き、《無頼勇騎ウインドアックス》などのブロッカー破壊もふんだんに積めるので突破力も高まる。
《マイキーのペンチ》,《チキチキ・JET・サーキット》,《焼菓子の超人》、《「必然」の頂 リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!」》によってジャイアントをスピードアタッカー化しワンショットも可能。
革命ファイナルでは《激龍剛撃ドン・ドドフェル》、王来篇では《Disノメノン》等有用な火を含む多色ジャイアントが増えたため有力な選択肢に。
《西南の超人》でコスト軽減した《鯛焼の超人》によって2コストで4枚マナをアンタップできるため、《ドルゲーザ》で増やした手札を活用して大量展開させることができる利点もある。
闇+火
《クリムゾン・メガ・ドラグーン》や《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》によって、自然水火構成よりさらに突破力が高まる。それでもシンパシー元は十分に確保しておきたいが。
《剛撃戦攻ドルゲーザ》のシンパシー元になる軽量ブロッカー、《スペース・クロウラー》の能力が強力になるので、4色にもかかわらず安定性は落ちづらい。増えた手札に《一王二命三眼槍》や《百鬼の邪王門》を確保することでシノビとは違った防御手段を持つことも可能。
どの色を入れるかは大体は個人個人の好みの問題であることが多いので、自分に合ったものを入れるといい。
いくらシンパシーでコスト軽減できるとはいえ、中型のものが多いので、マナブーストは必須といえる。
【除去コントロール】のように粘ってから出してもよいが、このデッキは《剛撃戦攻ドルゲーザ》が動き出してから真価を発揮するため、あまりおすすめできない。
ただ、後続のカードを引いてくることができるため、フィニッシャーの候補に挙がることもあるだろう。
このデッキの弱点
メインカードの《剛撃戦攻ドルゲーザ》は8マナと重いことが難点である。
よって、コスト軽減の《西南の超人》や、シンパシー元のジャイアントが次々に除去されてしまうと動きが非常に緩慢になってしまう。また、《ドルゲーザ》を出す前にハンデスされても、動きがそこで止まってしまうので苦しい展開となる。
こちらもハンデスで対抗するなどの対策を講じたいところである。
その他
参考