#author("2023-09-28T06:09:10+09:00","","")
#author("2023-12-28T11:26:39+09:00","","")
*カードイラスト [#g51d6855]

カードに描かれたイラスト。

ほぼ全ての[[カード]]には上部から中部にかけて、その[[クリーチャー]]、[[呪文]]、[[クロスギア]]、[[城]]のイラストが大きく描かれている。
ほぼ全ての[[カード]]には上部から中部にかけて、その[[カードタイプ]]のイラストが大きく描かれている。

[[フレーバーテキスト]]と同様にゲームに直接関係するものではないが、完成度の高いものが多く、[[デュエル・マスターズ]]を楽しむ重要要素の一つであることは間違いない。

[[イラスト]]の中にこそあるような情報もあるので、注意深く見ていく何かしらの発見があるかもしれない。
気に入った[[イラストレーター]]ごとにカードを見ていくのも楽しいだろう。

//-当wikiでもイラストに関する記述は少なく、クリーチャー達が登場しているのに気付かれない場合だと''記述まで十数年掛かる''事もある。
//--例としては2020年9月に[[アーク・セラフィム]]達の名前が発表された[[《ダイヤモンド・ソード》]]、2023年3月に[[《スライス・オニオン》]]が発見された[[《剛腕秘宝ズンダバ》]]などがある。

-[[《悪魔神バロム》]]における[[ittoku]]氏、[[NEX]]における[[Toshiaki Takayama]]氏、[[リュウセイ]]における[[NINNIN]]氏、[[カツドン]]における[[TUBAKI HALSAME]]氏など、ある[[イラストレーター]]が同じ系列のカードをいくつか手がけることもある。

-多くは背景まで丁寧に描きこまれているが、[[フォイルカード]]だと加工で背景が潰れて見えにくくなっていることが多い。pixivや自身のサイトにイラストをアップロードしている[[イラストレーター]]もいるので、気になる場合はそちらで確認してみるといいだろう。

-[[DM]]は低年齢・少年層向けのTCGではあるのだが、イラストはどちらかと言えばリアル傾向であり、シリアスチックな趣が強いものが多かった。[[不死鳥編]]で[[ドリームメイト]]や[[グレートメカオー]]が登場して以降、コミカルなものも増えている。ただし他のTCGで顕著な漫画・アニメ調のベタ塗りを使ったイラストは、[[ビートジョッキー]]の[[GRクリーチャー]]以外にはほとんど存在しない。
また、特に[[闇]][[文明]]や[[エイリアン]]などの一部種族を中心に、グロテスクな[[カード]]も依然として多く登場している。

-([[ドラゴン・サーガ]]までの)[[スーパーレア]]、[[ビクトリー]]、[[革命編]]以降の[[ベリーレア]]のイラストは、必ず枠からはみ出している。[[戦国編]]以降はより多くの部分がはみ出るようになり、[[種族]]名の位置がずれているものもよく見られる。[[スーパーレア]]以外では[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]や[[《ストリーミング・シェイパー》]]のような例外も存在する。

-「デュエル・マスターズ 戦国武闘会 −初陣−」の来場特典カードや[[スーパーデッキ・クロス]]シリーズのカードでは、これまでの常識を覆す[[フルフレーム]]アートが登場した。(>[[フルフレームフォイル]])
[[アウトレイジMAX]]など一部の特殊な系列のほか、[[革命編]]以降、スーパーレア以上のカードはすべてフルフレームになっている。

-そのカードの初出の[[エキスパンション]]に描かれていたものとは違い、[[構築済みデッキ]]や[[再録]]系の弾などでは、所々変化のあるイラストになっていることがあり、これを[[アルトアート]]と言う。ただし、構図やデザイン、果ては[[イラストレーター]]まで変化している場合は新規イラストという扱いになる。

-カードの種類ごとに[[カードイラスト]]を統一しておくと手札や構築を相手に特定されることを防ぎやすくなる。
--同一イラストのカードでも個体によって箔押しのズレやプリントの位置の差が存在する。これに関しては「競技イベントルール3.3真正カード」に「他の条件を満たしている限り、印刷ミスのあるカードを使ってもよい」と明示されている。

-[[エピソード1]]以降の[[カード枠(第二世代)]]になってからは再録されたカードのイラストがやや拡大されるようになっている。だが、[[《アクア・ジェスタールーペ》]]のように逆にイラストが縮小され背景がよく見えるようになったものも存在する。

-[[エピソード1]]以降になるとカードイラストの傾向の変化が顕著に表れており、これまでは[[スノーフェアリー]]以外では数が皆無に等しかった人間の少女のようなクリーチャーが色んな種族で登場したり、上述の瞳が描かれた人型クリーチャーもまるで封印を解いたかの如くたくさんの種類が登場した。
--とくに[[エピソード3]]の[[アウトレイジ]]や[[オラクル]]は多くがそのようなイラストとなっており、一目見ただけでは別のTCGのイラストなのではと思ってしまう程にデザインの違いがみられる。

-上述したようにアニメ塗りのカードイラストこそまだまだ少ないものの、少女型クリーチャーを筆頭に高い年齢層を狙ったいわゆる「萌え要素」を含んだイラストは近年になってかなりの数を増やしている。
--初代のエキスパンションである[[DM-01 第1弾>DM-01]]が発売してから15年以上の月日が経過しており、プレイヤーにも成人が増えている事を考えるとこの傾向の変化は必然とも言えるかもしれない。
--初代のエキスパンションである[[DM-01 第1弾>DM-01]]が発売してから20年以上の月日が経過しており、プレイヤーにも成人が増えている事を考えるとこの傾向の変化は必然とも言えるかもしれない。

-人型クリーチャー以外のイラストも全体的にコミカルな趣のイラストが増えており、特に闇文明は初期のようなグロテスクなイラストのカードはほとんど見られなくなっている。(これは当時の中でも特にグロテスクだと言われていた[[パラサイトワーム]]や[[キマイラ]]といったクリーチャーが近年登場していない点も関係している)良くも悪くも当時と比べて軟化傾向にあるようだ。

-ごく一部のカードにはカードイラストが存在しない。それらは以下のように大別される。
--イラストの代わりに実写が掲載されているもの。[[《GRの犬 ワンワンワン》]]など。
--いわゆるプロキシのような見た目で収録されるもの。[[《フェアリー・ライフ》]]([[DMX-22]])と[[《フェアリー・シャワー》]]([[DMEX-08]])など。
--カードイラスト欄が存在せず、全面[[テキスト]]になっているもの。[[《超越男》]]([[DMX-22]])。

-動画共有サイト等においてカード自体をスキャンし、解説に使用するシーンが多々あるが、''[[デュエル・マスターズ]]におけるカードイラストの著作権は[[イラストレーター]]及び小学館等にある''ため、''インターネット上において無断でカード画像(カードイラストに限らず)を利用する行為は著作権侵害(公衆送信権の侵害)に当たる''可能性が高い(デュエル・マスターズDASHTVを初めとした公式番組は当然使用許諾を得ている。もちろん、個人でも許諾を得ているのならば問題はない)。
デュエル動画では守られていないケースが非常に多く、注意が必要である。
//しかしこれがダメと言われるとデュエマ動画を一切作成できなくなる致命的問題が発生してしまう。

-イラストアドという俗語が存在する。イラストと[[アドバンテージ]]の合成語。
主に「~が大きい」「~が高い」「~がある」などの述部と共起し、「個人的にこのカードのイラストは好みである」「多くのプレイヤーから好まれそうなイラストであるように思われる」といった意味で用いられる。
デュエマに限らず他TCGやソーシャルゲームなどの立ち絵などにも用いられる。

-2021年11月の[[デュエチューブ]]の動画では、「通常は能力を決めてからイラストを発注するのだと思いますが」というリスナーの質問に対して[[Deadman]]はそれを肯定していたが「逆にイラストありきで能力を開発したカードはありますか?」という質問には[[イマムー軍曹]]が「[[コロコロ>コロコロコミック]]のプロモカードとか付録カードはキャラありきで、まずイラストみたいな感じの部分も少しある」と答えた。[[参考>https://www.youtube.com/watch?v=YtqHBeG78VA]]

**参考 [#a1e27afa]
-[[用語集]]
-[[フルフレーム]]
-[[イラストレーター]]

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